組織運営において重要であり、多くの企業がコストや労力をかけ注力している採用活動。
担当者の方はいかに効果的な採用活動を行えるか、頭を悩ませているのではないでしょうか。
そんな採用活動にオススメのツールが採用動画です。
今回は採用動画に期待できる効果やポイント、採用向けインタビュー動画を実際に導入したお客様の声をご紹介していきます。
目次
まずは、採用動画を活用することで期待できる3つの効果をご紹介します。
会社説明を行う際に文章やスライドで説明する企業が多いですが、求職者からすると文章を読み取り、情報を噛み砕くまで時間がかかってしまうこともしばしば。
また断片的な情報だけが記憶に残り、時間が経つと印象として残りづらいということも。
しかし、動画であれば短時間で多くの情報を届けられるため、求職者へストレートに伝えることができます。
採用動画は使用用途が幅広く、他のサイトへのリンク掲載や埋め込み、SNSでの拡散が可能なため、たくさんの接点を持ちやすいことが特徴。
そのため潜在層に企業を知ってもらうきっかけにもなり、幅広い層の求職者へアピールがしやすくなります。就活前の学生にも認知してもらえる可能性も高まります。
求職者は企業を選ぶ際に業務内容や給与などよりも、社内の雰囲気や社員の人柄を重視する傾向があります。(参照:就活の企業選び 何を重視しますか?)
しかし企業の抽象的な部分というのは、文面や口頭では伝わりづらいものです。
採用動画であれば、言葉では表現し難い情緒的な部分を伝えることができるので、ミスマッチの減少に繋がります。
ここからは、実際に採用動画を制作したお客様の声・事例もご紹介します。
今回ご紹介するのは、弊社(リプロネクスト)が制作のお手伝いをさせていただいたL&Bヨシダ税理士法人様。
L&Bヨシダ税理士法人 新潟オフィス代表である吉田様(以下、吉田さん)から伺った、採用動画導入のきっかけや採用動画の活用方法をお伝えします。
まずは制作した採用動画をご覧ください。
従来の税理士法人に対するイメージとは一線を画す、L&Bヨシダ税理士法人様の「スタイリッシュさ」を表現することにこだわって制作しました。詳細は下記の制作実績をご覧ください。
▶︎制作実績:L&Bヨシダ税理士法人 新潟オフィス様【採用向け動画制作】
創業から50年、顧問先数850件という豊富なノウハウと経験をもとに、コミュニケーション満足度で日本一の会計事務所を目指しています。
所在地 | 〒950-0941 新潟県新潟市中央区女池4丁目18-18 マクスウェル女池2F |
社員数 | 49名(2021年11月19日時点) |
ホームページ | https://www.niigatazeirisi.jp/ |
SNS | 新潟オフィス代表 吉田様のTwitter
L&BコンサルティンググループTwitter |
もとより法人の規模を大きくしたいと考えていた吉田さんは、毎年新卒採用を行なってきていました。
しかし就活生に企業の説明をするときに物足りなさを感じており、採用動画制作を検討していたそうです。しかし動画制作にハードルを感じていたため、なかなか踏み切れずにいたそう。
そんな時に弊社(リプロネクスト)の代表である藤田から動画制作について話を聞いた際に、「やってみるか」という気持ちで採用動画導入に至ったそうです。
採用動画は、合同企業説明会のときに一番活用しているとのこと。
まず採用動画を見てもらい、学生にプレゼンを行うという形をとっていたそうです。
採用動画の後にプレゼンをするということで、動画の長さは4分ほどでちょうどよかったと話していました。
続いて、採用動画導入後にどのような効果を実感したのか、代表の吉田さんに伺いました。
「社風を伝える」ということを大事にしていた吉田さんはスライドで説明をしていたのですが、文字や言葉だけでは伝わりきっていないと感じていたそうです。
しかし採用動画を見せることで、社内の雰囲気や社員の姿がありありと伝わったとのこと。
求職者が企業の雰囲気にフィットするかどうかが大切な要素だからこそ、動画で組織の雰囲気や空気感が伝わることが重要。雰囲気や空気感が伝わるのは、動画ならではの強みですね。
採用動画を導入する前に比べて、導入後の方が学生からの反響が大きいと感じたそうです。
「学生たちが前のめりになってくれるほどで、感動した」と話していました。
合同企業説明会に出展する他の企業はあまり動画を使っておらず、あったとしても事業の紹介をするくらいで、L&Bヨシダ税理士法人様のように「人」にフォーカスした動画は見当たらなかったとのこと。
説明にもメリハリが生まれ、学生を飽きさせずに合同企業説明会を行うことできたようです。
今の学生にとってはYouTubeなど、動画が身近な存在になってきています。そんな学生たちのコミュニケーションや情報収集の在り方に合わせていくことも重要。
「音」や「映像」でアプローチすることで、学生が自ら興味を持ってブースに来てくれることが増えたという吉田さん。
無理にブースに引き込むよりも、「何かやっている」「面白そう」感じながら来てくれる方が学生の聞く姿勢も変わってくるそうです。
吉田さんは東京の合同企業説明会にも参加しているのですが、遠方に社員を連れていく際の金銭的コストや時間的コストはどうしてもかかってしまいます。
しかし社員を知ってもらいたいという想いもあるため、コストとの兼ね合いが難しかったそうです。
そういった際に活用できるのが採用動画。動画を流せば、社員の雰囲気も伝わるため、吉田さん一人が会場に行けば十分とのこと。
コストを削減しつつ、社員を知ってもらえるというのは吉田さんにとって大きなメリットだったそうです。
企業の雰囲気を伝えるには、オフィスに来てもらうのが一番ですが、遠隔地の学生には難しいことです。
しかし遠隔地の学生に雰囲気を伝える手段としても活用できるのが採用動画。
吉田さんが東京での合同企業説明会の後に、学生と個別の面談を行った際も動画を見せたそう。
なかなかオフィスに来てもらうことができない学生にも企業や社員の雰囲気が伝わるのは動画ならではのメリットですね。
近年、採用活動の形が変わりつつあり、学生に知ってもらう機会をいかに増やすかということが重要になってきています。
YouTubeやSNSに採用動画をアップし、拡散するなど、誰でも、どこからでも知ってもらえるような活用の仕方を考えていく必要があります。
今回、お話を聞いた吉田さんは今回制作した採用動画を活用して、オンライン会社説明会をアップすることも考えているそうです。
今回L&Bヨシダ税理士法人様の採用動画は社員インタビュー動画でしたが、他の事例も知りたいという方は下記の記事も是非、ご覧ください。
▶︎関連記事:社員インタビュー動画7選【会社の人と雰囲気が伝わる】
▶︎関連記事:企業がインタビュー動画を活用するメリットは?【制作事例も紹介】
採用動画はただ制作すれば良いというわけではありません。制作する際に気をつけるべきことがあります。
採用動画を制作する際のポイントがこちら。
採用動画を何のために制作し、誰に見てもらいたいのかを明確にする必要があります。
企業理念や目標、想いを伝えるのなら経営者インタビュー動画、企業や社員の雰囲気を知ってもらいたいなら社員インタビュー、企業理念や事業内容を伝えたいのなら企業説明動画といったように目的・ターゲットによって最適な採用動画は変わります。
効果的な採用活動を行うためにも、採用動画を制作する際は目的・ターゲットを明確にし、動画制作の担当者にも共有しましょう。
採用動画は視聴する求職者へ、自社の魅力を届けることがポイント。
そのためにも自社の強み・魅力を把握し、求職者に強み・魅力を最大限伝えることが効果的な採用活動につながります。
働く人が魅力なのか、設備が魅力なのか、企業によって異なってくる部分なので、求職者が求めていることと照らし合わせながら把握しましょう。
動画というのは、活用する場所によって適切な動画の長さ・内容が変わってきます。
そのため採用動画を制作する際には、どんなシーンで採用動画を使うのか想定することが重要です。
例えば企業説明会で活用するにしても、どのタイミングで、どんな目的で動画を活用するのかを明確にすることが大切です。またオンライン上で発信する場合、YouTube上で発信する場合は10分程度、SNSで発信する場合は2〜3分程度の長さが適切です。
この記事では、採用動画に期待できる効果やポイント、採用向けインタビュー動画を導入したお客様のなどをご紹介してきました。
採用動画はポイントを押さえながら制作し、上手に活用することができれば、効果的な採用活動につながります。
しかし動画制作となるとハードルを感じる方や自社に適した採用動画が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
弊社(リプロネクスト)では、お客様のご要望に寄り添って、動画制作のサポートをさせていただいております。採用動画の導入を検討している方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。