この度リプロネクストでは、国立印刷局様のオンライン工場見学コンテンツを制作させていただきました。
新型コロナウイルス感染症の流行前までは現地での工場見学を行っていましたが、現在は開催を自粛中。そこで、オンライン上で安全に展示室・工場内の雰囲気を楽しんでいただけるようにと、今回「オンライン工場見学」という形でコンテンツを制作しました。
この記事では、オンライン工場見学を実際に体験していきたいと思います!なかなか見ることのできない工場内もオンラインなら体験できるということで、期待が高まります…!
それではご覧ください〜!
オンライン工場見学とは、現地での体験とは異なり、オンライン上で体験できる工場見学のことです。人が密集することなくどこからでも安全に見学ができるので、コロナ禍の今、注目が集まっています。
今回の「国立印刷局オンライン工場見学」は、「VR展示室」と「VR工場見学」をオンラインで体験できるというもの。現在ホームページでコンテンツが公開されているので、ぜひ訪れてみてくださいね!
■国立印刷局オンライン工場見学ページはこちら
普段使っているけど、お札のことを知る機会はなかなかないから新鮮…。
まずは、お札の歴史や製造工程が学べる「VR展示室」に行ってみたいと思います!
VR展示室にやってきました!
オンライン上なので、サイトにアクセスするだけですぐに到着!
こちらのオンライン展示室は、空間をそのままに再現するため3Dスキャナーで撮影しています。
実際の展示室に足を踏み入れたような感覚で見て回ることができるんです。
まず入ると、展示室の中心で存在感を放つ一万円札に目が引かれます…!
普段あまり考えるタイミングはありませんが、お札に描かれている模様やデザインの意味について、気になりませんか?
一万円札のパネル下には、模様の意味や印刷技術などが紹介されているので、目の前のお札と見比べながら学ぶことができます。
私も、初めて気づいたことがたくさんありました…!拡大してみると「こんな模様があったんだ!」と、新しい発見ができてとても楽しかったです。オンライン上なので周囲を気にせずじっくりとチェックできるのも嬉しいです!
展示室を回っていると「お札に紫外線を当てると模様の一部が発光する」との説明を発見。
「実際に模様が浮かび上がるところ見たい!」と思ったところ、埋め込んである動画で見ることができました!
さらに展示室を進むと、「お札の豆知識」について学べるコーナーもあります。
このコーナーではクイズに答えながら、お札の知識を深めていくことができるんです!
これならお子様も楽しく学ぶことができそうですね。Q&Aの表示も、質問と答えが分かれているので、オンラインでも問題なくクイズが楽しめました!
お札の歴史を知っていくと、今度はどうやって作られるのかも気になってくる…!
VR展示室を体験してお札の知識が深まったところで、お次はVR工場見学に行ってみましょう〜!
こちらのVR工場見学は、普段の見学ツアーでは見ることができない製造現場に入り込むことができます。通常は入ることのできない場所も体験できるなんて楽しみです!
入ると何やら巨大な機械が…。ここでお札が製造されていると思うとなんだか緊張します…!
ゆっくりと機械を眺めながら矢印の方向へ進んでいきます。
上へ上がると目の前に大きな機械が!中にはたくさんのお札があることもわかりますね!
こんな間近で見ることはないので迫力がすごい…!
ここはお札の表面を印刷する機械に、裏面が印刷済みの紙を送り込んでいるところだそう。表面と裏面は別々の機械で印刷されているんですね〜!埋め込まれている動画からは、印刷工程をより詳しく知ることができます。
「お札ってこういう風に作られているんだな…」と、興味津々で見入ってしまいました…。
こちらのVR工場見学は、VRゴーグルを活用することでよりリアルな体験ができるんです!
VRゴーグルを通して見ると、また臨場感が変わってくるのでぜひ試してみてくださいね!
普段お札をじっくり見る機会はありませんでしたが、オンライン工場見学は自分のペースで楽しむことができました!
VRを活用したオンラインコンテンツは少しずつ認知されてきましたが、まだ新鮮に思う方も多いコンテンツです。今回制作させていただいたオンライン工場見学のように、VRを使ったコンテンツはリアルの代わりではなく、リアルでは見せられない部分も表現することができます!
リプロネクストでは、オンライン工場見学を含め様々なVRコンテンツの制作を行っています。VRに関する疑問やご相談などありましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
それでは、今日のブログはこの辺で!