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製造業には人とITの調和が必要。強みの掛け算で更なる挑戦へ【難波製作所様 バーチャルインタビュー】

製造業には人とITの調和が必要。強みの掛け算で更なる挑戦へ【難波製作所様 バーチャルインタビュー】

日本海側有数の工業都市である新潟県長岡市。
 
同市にある精密板金・溶接組立メーカー「難波製作所」は、人の手でしか生み出せない匠の技術と最新鋭の設備を掛け合わせ、お客様のニーズに柔軟に対応しながらサービスを展開しています。
 
そんな難波製作所様では、昨年より商談、採用、さらに研修のシーンでVRを活用いただき、現在も私たちと一緒に新たなVR活用に向けて取り組みを始めています。
 
そこで今回は、代表取締役の難波 博繁(なんば  ひろしげ)さんに製造業の課題とVR活用の背景や、効果や反響、さらに今後の展望までを伺いました。

 

ご自身について「他の人と同じことはやりたくない性格です(笑)」と話す難波さんとは、なんと今回の取材の一部をメタバース空間で実施!
新たな可能性に目を向け続ける同社の姿勢とともに、この新スタイルの取材風景もぜひご堪能ください。
 
 

株式会社 難波製作所について

1978年設立。精密板金加工・溶接組立を得意とし、鉄道車両・半導体製造装置・工作機械の金属部品製造を中心にお客様の要望に合わせた提案を行なっている。多品種少量・量産までフレキシブルに対応。
 
住所:新潟県長岡市福道町字前田804番地
TEL:0258-27-5161
ホームページ: https://nanbafactory.jp/

初の試み! メタバース空間でアバター取材

難波さんより「せっかくなら、バーチャル空間で取材しましょう!」とご提案をいただき、初のメタバース空間でのアバター取材を実施しました!

 

偶然にも最近、メタバースのプラットフォームのひとつである「VRChat」に触れていたたかはし。
 
その際はワケもわからぬまま、英語圏の方々とプチ交流をして満足をしていたのですが「きっとこれなら使える!」と思い「VRChat」でそれぞれのアバターを作成し、いざバーチャル取材へ…!

▶︎▶︎関連記事:Meta Quest 2でVRChatに参加してみた!参加方法&楽しみ方

アバター紹介

株式会社難波製作所 代表・難波博繁さん

株式会社 難波製作所
代表取締役 難波 博繁(なんば  ひろしげ)さん

たかはし

幼少期の難波さんの写真をベースに作成したアバター。難波製作所のユニフォームをイメージした服を着用しています!

 
広報たかはし アバター
株式会社リプロネクスト
広報担当 高橋沙弥(たかはし さや)

たかはし

実物よりも相当ギャルに仕上がりました(笑)タートルネックラバーなので、服はこれで決まりです!

 

いざ…! メタバース取材へ!

メタバース取材の様子

VRChatのルームに入ってみると、そこにはアバターの難波さんが…。 そしてピース!
アバターは本人の動きと連動して、ポーズや口の動きまで再現しているんですよ。
難波さんアバター ピース

たかはし

無事、合流することができましたね!まずはぜひ握手からさせていただければと思います!

アバター 握手

難波さん

ウイルス禍で握手をする機会がめったにないですが、アバターだとできますね!面白い!

たかはし

ソーシャルディスタンスの必要がありませんね!それではこのまま、取材をさせていただければと思います!最後には、一緒に記念写真を撮りましょうね!

 
ここからは本題の取材へと入っていきます!

可能性を感じていたVR。コロナ禍で「今だ」と思った

たかはし

弊社にて工場見学バーチャルツアーの制作を担当させていただいたところから、その後も技術継承のVRコンテンツなど、様々なシーンでVRの活用についてご相談いただいていますが、元々VRについてどのようにお考えだったのでしょうか?

難波さん

VRやARの名前を知ったのはゲーム業界の動きからだったのですが、技術として興味深いと思い、情報を集めていたんです。そんな折に、弊社のホームページのリニューアルを進める中で、ふとVRを使った表現ができたらいいのでは、と思いまして。昔から人と同じことはしたくない・目立ちたがり屋なので、周りがやってないことをしたいなと思ったんです(笑)
そこでホームページを担当してもらってる企業の方に「VRを作ってるところ、知ってますか?」と聞いたらリプロネクストさんを紹介いただいたんですよ。

たかはし

ご縁をいただき、嬉しい限りです!ということは、難波さん自身「いつかVRをビジネスで使えるのでは」という思いがあったんですね。

難波さん

そうですね。新型コロナウイルスの影響で、対面型の商談も難しくなり、新規の営業には新しい提案が必要だと感じていました。弊社は大きい工場ではないのですが、最新鋭の設備が整っている点が強みです。それまではお越しいただいた際に案内できていたんですが、オンラインだとうまくいかない。そこで、オンラインでも雰囲気や設備を伝えられるのは、VRがふさわしいと思ったんです。

バーチャルツアーで3社受注。「見せる」ことが安心と信頼に

導入いただいたバーチャルツアーは、主にオンライン商談の際にご活用いただいています。
このコンテンツでは工場内を360度見ることができ、機械の動きなどは動画で公開をしています。

難波製作所様 バーチャルツアーイメージ

▶︎制作実績:株式会社 難波製作所様【バーチャル工場見学ツアー】

たかはし

バーチャルツアーは、お客様からはどのような反響がありましたか?

難波さん

興味深く見ていただいていますよ。弊社の設備を包み隠さずお見せしているので、「これなら希望の商品が作ってもらえる」と具体的なイメージをしてもらいやすく、3社から新規受注をいただきました。

自社パンフレットにも設備は紹介していますが、文字情報だけではイメージしにくいんですよね。バーチャルツアーでは埋め込んだ動画で機械の動きも見てもらえるので、お客様にお伝えしやすくなりました。

たかはし

「ありのままを伝える」ことがお客様への安心感に繋がったんですね。
とはいえ、工場を360度公開するという点に抵抗はなかったのでしょうか?勝手なイメージですが、企業秘密とか色々あるのかな、と。

難波さん

それで言うと、競合の企業には弊社の強みを丸裸にされたくはなかったので(笑)このバーチャルツアーは限定公開にしました。お客様との商談や、採用活動で会社の雰囲気を伝える部分で重宝しています。

長年の課題は「技術継承」。VRが光を差す存在に

バーチャルツアー導入後、「技術継承」の課題についてもVRで解決の糸口が見つかればとご相談をいただき、研修・教育向けVR動画を制作いたしました。

技術継承VRコンテンツ イメージ

▶︎制作実績:株式会社 難波製作所様【技術継承・研修用VRコンテンツ】

難波さん

製造業の長年の課題といえば「技術継承」。マニュアルを見れば覚えられるというようなものではなく、職人の感覚や経験で語られる部分が多いので、世代間のバトンが上手く渡せていないんです。そこで疑似体験ができるVRならば、属人的な部分をカバーできるんじゃないかと。

たかはし

まさに私たちもVRで解決できたらと可能性を感じていた課題だったので、一緒に取り組みをさせていただき本当にありがたく思います。

難波さん

今回制作していただいた技術は、お客様より長期でご契約いただいている商品ですが、作業できるスタッフが限られていて。体制としてリスクがあったので、技術の伝承、保存という目的で依頼をしました。

たかはし

実際に現場の方からはどんなフィードバックがありましたか?

難波さん

現場では、VRゴーグルで技術を学んだら、すぐに手を動かしたいという話が出ました。付け外しをしながら作業をするのは困難な部分があるので、スマートグラスのような形でできたらと意見がありましたね。
ここはまた、リプロネクストさんと相談をしながら次回に活かしたい部分です!

人の技術とITの力。強みを掛け合わせた組織作りを

たかはし

最後になりますが、「難波製作所」として目指す未来の姿を教えていただけますか?

難波さん

難波製作所において、一番の財産はやはり人間の技であり、最も価値のあるところです。
だからこそ、VRなどのIT技術を上手く活用して、それぞれの強みを掛け合わせた組織づくりを行なっていきたいと考えています。

難波さん

そして、新たに取り組み始めていることもあって。同じ市内にある大学の学生さんとタッグを組んで、BtoCの商材も扱ってみたいと考えているんです。

こうした新たな可能性にエネルギーを使うためにも、効率的に進められる部分はITを上手く使っていける組織にしたいですね。

難波さん

行き着く先は、全国・海外から「新潟に、難波あり」と言われる企業を目指していきます!

たかはし

「新潟に、難波あり」カッコ良すぎます…! これからも一緒に、そんな未来を作っていきましょう!

まとめ

取材前、難波製作所様を担当しているセールス・ディレクターの河合さんから「難波さんにはお会いするたびに斬新なアイデアをもらい、挑戦の機会をいただいている。」と話を聞いていたのですが、言葉の通り、常に新しいことに目を向けられている姿勢が印象的でした。
 
今回、アバターで取材をする機会をいただけたのは難波さんのお陰です。
そして最後には、「リプロネクストとは一緒に色んな挑戦をし、実績を作っていきながら、新潟を代表する企業を目指してほしい」と背中も押していただきました。

 

製造業が盛んな新潟。誇るべき技術、守るべき技術を届けられる仕組みづくりに向けて、私たちも全力で課題に向き合っていきます。

 

難波さん、今回は取材にご協力いただき、ありがとうございました!

アバター 記念写真

最後は、アバターで記念写真

たかはし
たかはし
広報・メディア
2020年4月入社。大学卒業後にUターンし、地方誌編集、企業広報を経て現在に至る。人の心を動かし、寄り添える広報を目指し奮闘中。お酒と新潟と音楽が好き。