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グローバルに訴求するバーチャルツアー。キャンパスでの“対面感”をサイト上で再現【グロービス経営大学院様インタビュー】

グローバルに訴求するバーチャルツアー。キャンパスでの“対面感”をサイト上で再現【グロービス経営大学院様インタビュー】

日本最大(※)のビジネススクール「グロービス経営大学院」。

(※)文部科学省「専門職大学院一覧入学定員」(令和3年5月)調べより

同校には「日本語MBAプログラム」「英語MBAプログラム」があり、この度「英語MBAプログラム」のプロモーションコンテンツとして、ホームページに掲載するバーチャルキャンパスツアーを制作しました。

今回のバーチャルキャンパスツアーの最大の特徴は“喋るガイド(案内人)”が登場すること。なぜこのような表現を取り入れたのか、そしてバーチャルツアー導入の経緯や制作過程、今後の活用についてグロービス経営大学院 小日山様にお話を伺いました。

バーチャルキャンパスツアーについて

グロービス経営大学院 バーチャルキャンパスツアー

外国人留学生を含む多くの方に向けた「英語MBAプログラム」のプロモーション向けに、英語表記でキャンパス内を紹介しているバーチャルキャンパスツアー。
ビルキャンパスの1階、3階、4階、7階の各所を360°見学でき、説明文や動画・写真と合わせて、現地を巡っているようにキャンパスの雰囲気に触れられます。

■グロービス経営大学院 バーチャルキャンパスツアーページはこちら

■リプロネクスト 事例紹介ページはこちら

ホームページリニューアルを機に、国内外にキャンパスの雰囲気を届けたい

―今回、弊社の問い合わせフォームよりご連絡をいただきましたが、バーチャルキャンパスツアーのご相談の背景から伺わせてください。

まず、「英語MBAプログラム」のホームページのリニューアルの計画がきっかけです。
UIをイチから考えて掲載するコンテンツを検討していく中で、海外の大学院のサイトも参考にしていたんです。そこでバーチャルキャンパスツアーを目にし、こうした先進的なアイデアでグローバルに広報していきたいと思いました。

海外からの留学検討者はもちろん、キャンパスのある東京以外にお住まいの入学検討者にもキャンパスビジットに近い感覚を届けたいという想いが強かったです。あとは、競合との差別化を図る点でも期待できるコンテンツだと感じましたね。

―海外の方も想定ユーザーだからこそ、海外のサイトもリサーチするというのは勉強になります!弊社にバーチャルツアーをご依頼いただくに至るまではどんなプロセスがありましたか?

「英語MBAプログラム」はもちろん、「日本語MBAプログラム」でもバーチャルツアーの導入はこれまでなかったので、内部での制作も含めて導入方法を検討しました。
調べていく中で、質の良いものを作るには専用機材が必要であることや、何度も作るコンテンツではない点を考慮し、制作会社に依頼することに。依頼先の候補を2~3社まで絞り、最終的にリプロネクストに決めました。

決め手になったのは、圧倒的なレスポンスの速さ。藤田さんからすぐに連絡をいただき、リプロネクストのコンテンツが他社と比較する際の基準になったのは大きかったと思います。また、教育系の事例があると安心だと思っていたので、大学・専門学校の制作実績があるのも心強かったですね。

―バーチャルキャンパスツアーを作っていく上で、特に重視したいポイントなどはありましたか?

キャンパスビジットの感覚が味わえるコンテンツにしたいという想いがありました。臨場感を届けたいと相談したところ、バーチャルツアーの中に”喋るガイド”を出演させる提案をいただいたんです。

バーチャルツアーの冒頭に出てくる弊社のギャビーは、実際に入学検討者の応対をするスタッフです。こうしたところからオンラインでも無機質ではない、インタラクティブな雰囲気が伝わると思います。

あとは、ユーザーが迷わぬようにわかりやすいものにしたいとお伝えしました。まだ馴染みがあるコンテンツではないので、アクセスしたらどこを見れば良いかわかる状態にしたいと思いましたね。

日本のスクールの中で、新規性のあるコンテンツに

―オンラインでの打ち合わせを経て撮影が行われましたが、制作プロセスで印象的なことはありましたか?

全体を通して、スピード感のある柔軟な対応をいただいたのが印象的でした。ホームページリニューアルとの同時進行だったため、臨機応変に足並みを揃えてもらって。「こんな雰囲気で」といった私たちの抽象的な要望を具体的な方法に落とし込んでいただき、議論を重ねてより良いものになっていく感覚がありましたね。

撮影当日は、360°カメラの機材・撮影方法に新鮮さを感じました。また、撮影の合間には藤田さんの創業時の話や、ディレクターの加藤さんがビジネススクールに通っていた際のエピソードを聞き、リプロネクストさんの想いや姿勢にも触れられました。

最終的にプロダクトは大事ですが、対面することでベースの想いも感じられたのは嬉しかったです。一方通行に依頼をするのではなく、双方向のコミュニケーションでいいものを作っていただき感謝しています。

―できあがったバーチャルツアーを見ての、率直な感想も伺いたいです!

形になったものを初めて見た時は感動しました!海外をベンチマークにしていたので、日本のスクールの中では新規性のあるコンテンツだな、と。その後は説明文のバランス、スマホで見た際のUIの調整などをフィードバックし、バーチャルキャンパスツアーが完成しました。

2023年4月のホームページリニューアルのタイミングに合わせて、キャンパス環境を紹介するページ(Campus Environment)に掲載しています。このバーチャルツアーは、ホームページの注目コンテンツの一つとして掲載を続けていきます。

グロービス経営大学院 キャンパスツアー掲載ページ

▶︎▶︎グロービス経営大学院 バーチャルキャンパスツアーページはこちら

“持ち運べるキャンパス”として、多方面で活用ができたら

―バーチャルキャンパスツアーは今後どのように活用をしていく予定ですか?

まだ公開から日は浅いですが、反響も含めて「日本語MBAプログラム」チームと共有し、広報活動に役立てていきたいです。また、セールスチームの学校紹介や、海外への学生募集時にも“持ち運べるキャンパス”として活用してもらいたいと思っています。

キャンパスは学生にとって人生の新たな挑戦の場なので、オープンに伝えて検討材料にしてもらえたら嬉しいですね。

―最後に、グロービス経営大学院様の今後のマーケティングの取り組みについて展望をお聞かせください!

私たちは国内でこそ多くの方に知っていただいていますが、グローバルで見るとまだ認知度が低いのが課題です。グローバルでの存在感を示していく上で、物理的に現地に来れない方にも訴求できるコンテンツとして、バーチャルキャンパスツアーにも可能性を感じています。

グロービスのグループ全体としては、オンライン動画サービス「グロービス学び放題」、オンライン講座「ナノ単科」など、ニーズに合わせた様々な学習環境を提供しています。現状はそれぞれが点で完結している部分があるので、横串に刺しながら国内外に「グロービスブランド」を浸透させていきたいです。

「英語MBAプログラム」のチームから色々と新しい施策を試し、グループ全体に還元していけるように今後も積極的に様々なアプローチを仕掛けていきたいですね!

取材を終えて

小日山様は「『英語MBAプログラム』は小さいチームだからこそ、スピード感を持ってスモールスタートを始めやすい。だからこそ、成功事例を作っていきグループ全体に波及させたい」とおっしゃっていました。これは、私たちリプロネクストにも通じる部分だと、改めて気づかせていただきました!

グロービス経営大学院様 インタビュー風景

小日山様、この度はインタビューにお答えいただき、ありがとございました!

たかはし
たかはし
広報・メディア
2020年4月入社。大学卒業後にUターンし、地方誌編集、企業広報を経て現在に至る。人の心を動かし、寄り添える広報を目指し奮闘中。お酒と新潟と音楽が好き。