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リプロネクスト2022総まとめ【CEOの振り返りと来年の抱負も】

リプロネクスト2022総まとめ【CEOの振り返りと来年の抱負も】

皆さん、こんにちは!リプロネクスト広報の高橋です。
(この”入り”から始まるブログが非常に久しぶりです…!)

早いもので、2022年も残すところあと3日。今年もリプロネクストに関わってくださった皆様には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!

リプロネクストは2月が期首なので、もう間もなく7期目を迎えようとしています。
2022年を振り返ってみると、今年も事業・組織の両面で様々な変化があった年でした。


今回は、一年の振り返りをここに記します。記事後半ではCEO藤田へインタビューも行っているので、ぜひ私たちの2022年の”リアル”を覗いてみてください。


メタバース事業への参入

今年、最も大きな出来事だったのがメタバース事業への参入です。

本格的に動き出したのは7月頃からで、同時に取締役CTO(最高技術責任者:Chief Technical Officer)として二宮が就任しました!

▶︎▶︎関連記事:取締役CTOに二宮 匠 就任のお知らせ

私たちは「リアルを届けるWebマーケティング企業」として、お客様や地域の「Webを活用して、リアルな魅力を届けたい!」というニーズに応えるべく、これまで実写VRコンテンツ制作を主軸に、動画・映像制作やWebマーケティング支援を行ってきました。

そんな中で新たにメタバースに注目したのには理由があります。その最大の理由は、3DCGの仮想空間の中で“アバターを介してコミュニケーションが取れる”ということ。

誰がどこにいても、メタバース空間に入れば対面感を持ってコミュニケーションが取れるので、

・企業の採用活動
・リモートワーク下のコミュニケーションの活性化
・バーチャルショップの展開
・観光プロモーション


など、私たちのお客様の課題解決に向けた幅広いニーズに役立てると考えました。

世間的にはまだゲームのイメージが色濃いですが、今年からメタバースのビジネス利用は伸び始めています。来年には私たちも様々な事例をご紹介できると思うので、ぜひご注目ください…!


▶︎▶︎リプロネクストのメタバースサービス紹介ページはこちら

VR制作からXR制作へ

よく「リプロネクストはVRの会社だよね」と言っていただくことがあるのですが、今年はVRにとどまらずARやメタバースなどのご相談もいただき、お客様へのご提案の幅が広がった一年でもありました。

XRとは、私たちのいる現実世界と、デジタルを駆使した表現手法を融合させて新たなコンテンツを作り出す技術のことです。

私たちが直面している少子高齢化、労働人口の減少といった社会課題は深刻ですが、そんな中で明るい未来を目指していくにはデジタルの力が欠かせません。

  • 技術を後世に伝えていきたいけど、担い手がいない。教育者も不足している(製造業)
  • 今までやってきたプロモーションでは人が集まらない。誰に魅力を伝えたら良いのか(観光業)
  • 潜在顧客と接点を持ちたいが、人材が不足している。どうしたら効率的にアピールできるか(住宅業)

上記のご相談は一例ですが、こうした課題やお悩みを解決に導くのがデジタルの力。私たちは一層サポートできるように、サービスの質と幅をアップデートしていきます!

2つのオウンドメディアを新規開設

自社のオウンドメディアとして7月にビジネス向けメタバースメディア「メタバースtips」、8月にビジネス向けVRメディア「VRtips」をリリースしました!

メディア開設の背景には、情報発信をすることでビジネスシーンで役立つVRとメタバースの価値を知ってもらいたいという想いがあります。

「メタバースに関心はあるけど、自社でどのように活かせるんだろう?」
「VRのビジネス事例を色々みたいけど、プライベートサービスと混在しててよくわからない」

こうした方々にとって使いやすく、わかりやすいメディアに育てていく所存です!
まだみたことのない方は、ぜひご覧ください!


▶︎▶︎ビジネス向けメタバースメディア「メタバースtips」はこちら
▶︎▶︎ビジネス向けVRメディア「VRtips」はこちら

メンバー数が、ついに二桁に

これまで紹介してきた新たな取り組みができたのも、メンバーが増えたことが大きな理由です!
2022年は中途採用で4名のメンバーが新たに加わりました。この写真は、歓迎会のBBQとピザパーティーの様子!

私が入社した2020年4月時点では、メンバーはCEOの藤田を含めて6名でした。(なので、倍近くになっている…!)
うち3名はデザイナーやエンジニアなどクリエイター。これにより制作チームが誕生し、スピード感&安定感が生まれたと感じています!

そしてセールス・ディレクターにも心強いメンバーが加入。畑違いの業界とはいえ、前職の知識を活かしてアクティブに動き、お客様との接点をどんどん作り上げています!

改めて思うのが、リプロネクストはいい人が多い…! いい人の定義は人それぞれかと思いますが、私が感じるリプロネクストの人の魅力は、

  • 人間味があって、あたたかい
  • 仕事での丁寧な対応と、それ以外でのヌケ感が絶妙
  • 自分の軸があり、それぞれの世界観を持ってる
  • 人のことを思いやれる
  • やさしい。やさしい。やさしい
  • 自力でなんとかする力を持っている

まだまだあるんですが、これが結構共通しているポイントな気がします。

こんな人たちと働いてみたいという方は、ぜひこちらの採用サイトをご覧ください。
来年もガシガシ採用強化するので、どんな出会いがあるのか今から楽しみでなりません…!

CEO藤田へインタビュー

それでは最後に、CEO藤田からのメッセージをお伝えします。今年の振り返りと来年に向けてインタビューをしました。

リプロネクストCEO 藤田

2022年の振り返り

なぜ、メタバース事業を始めることに決めたのでしょうか?

たかはし
たかはし
藤田
藤田

VRは対個人向けかつ端末が普及しているとはいえませんが、メタバースは大勢の人を仮想空間に集めて、コミュニケーションが取れるので「マーケティングに活かしたい」というお客様の課題に広く寄り添えると感じました。特に、潜在ニーズへの訴求という点で効果を発揮します。

藤田
藤田

例えば、観光地、大学・専門学校、小売店、企業様からよくご相談をいただく「まずは興味を持ってほしい」という課題の中で、いきなり「来てください!」とプロモーションするのはハードルが高いですよね。

そこで誰でもアクセスできるメタバースで施設や土地、組織の魅力を体験してもらうことで、Webサイトとは異なる切り口でアピールできます。今やWebサイトは持っていて当たり前の時代になっていますが、ショップや学校などは3D空間で疑似体験してもらう方がイメージを伝えやすく、訴求力があると感じています。

さらに将来的にはメタバース内に観光地や商店街を作り、その中で買い物や交流ができる”新たな市場”も作っていきたいと思っていて、可能性を感じているサービスです!

メタバース以外にもARコンテンツの制作など、新たな展開があった一年でしたね!

たかはし
たかはし
藤田
藤田

そうですね! 今年はスマートグラスを試す機会があったんですが、ARだけでなくVRも体験できるということをそこで初めて知ったんです。その時に「VRやARという括りでサービスを分ける必要があるのかな?」と感じて。
お客様の抱える課題に応じて最適だと思うご提案ができるようになった一年だったと思いますね。「リアルを届けるWebマーケティング企業」という軸は変えず「○○の集客だったらVRにしましょうか」「来場者に対して○○の体験を届けるならARですね」と、今後もどんどんと幅を広げていきたいです。

会社のメンバーが増え、CTOも誕生し、組織としても動きのあった一年だったと感じます。

たかはし
たかはし
藤田
藤田

経営的な視点で言うと、役員が増えたことは大きな変化ですね!色々と悩んだこともありますが会社のミッション・ステートメントで「みんなのためにスケールする」という想いに立ち返ると、CTOの二宮も失敗はあるだろうけれど、早く経験してもらいたいと思いました。
周りの先輩経営者を見ていても5年で方向転換や変化が訪れる会社が多いですが、改めて「10年目に向けてスケールしよう」と覚悟を決めて、前向きになれました!
あとは会社を作ってから変わらないことが一つあって。新しいメンバーの入社が決まった瞬間の喜びは他には変えられません(笑)

2023年に向けて

事業の面で、来年どんなことに挑戦したいと考えていますか?

たかはし
たかはし
藤田
藤田

どちらかというと2022年は準備の時期で、それが芽吹き出すのが2023年だと思っています。なので、全国初の事例をお客様と一緒に作っていきたいですね!

その想いの背景を、もう少し聞きたいです!

たかはし
たかはし
藤田
藤田

僕たちは新潟に拠点を置いていますが「地方だからできない」みたいなムードはなくしていきたいと思っていて。率先してそのムードを壊していきたいので、まずは自社で「全国初」の事例を作っていきます!そして「地方の方がかっこいいよね」と言わせたいですね。

先ほど組織をスケールする話もありましたが、組織面ではどんなビジョンがありますか?

たかはし
たかはし
藤田
藤田

コツコツと積み重ねができる組織にしたいですね。一人だとできないことでも、組織だとできることがあります。目の前でいったら負荷がかかるようなことでも、振り返った時に「ためになったな」と思えるよう、コツコツ経験値を増やして一緒に成果を出していける組織にしていきます。

そして、24卒から新卒採用を始めることになりましたね!

たかはし
たかはし
藤田
藤田

ずっとやりたいとは思ってたのですが、2023年から動き始めることに決めました!メタバースやVRはまだ新しい技術で、経験者採用は難しい面もあります。なので、長期的な目線で会社をスケールしていくためにも新卒採用は今だなと思います。同時に今のメンバーの成長も見込めると感じていますね!

最後に、どんな方々に仲間になってほしいかメッセージをお願いします!

たかはし
たかはし
藤田
藤田

これもずっと変わらないんですが、中途・新卒問わず「仕事を面白がろう」という気持ちのある人と働きたいです!ベンチャーは変化があることが常なので、例えば会社のサービスが変わった時に「昔はこうだったのに」ではなく「面白そうだ」と感じられる方がいいですね。変化を面白がれる。意識的に面白がろうとすることで成果に繋がります!
一緒に新しいアイデアを出しながら、面白い未来を作っていきましょう!

終わりに

気がついたら、なかなかのボリューミーな記事になってしまいました!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

一年の振り返りとCEO藤田へのインタビューを経て、ベンチャーの面白さはやはり”変化”にあるということを再認識しました。
社会の動きに合わせ、むしろそれよりも早く変化していくことで自分たちの存在価値を高めていく…!

最近私自身、変化を楽しめていたのかというと、胸を張って「はい!」と言えないような気がしています。
でも、年末にそのことに気づけてよかった…! 私がリプロネクストに転職する前に求めていたものは、淡々と過ごす日々ではなく、変化の波に乗っていく日々でした。初心に返って変化を楽しみ、そして自分で波を作っていけるように頑張ります!

今年はこの記事で最後です!皆様、良いお年をお迎えください。

たかはし
たかはし
広報・メディア
2020年4月入社。大学卒業後にUターンし、地方誌編集、企業広報を経て現在に至る。人の心を動かし、寄り添える広報を目指し奮闘中。お酒と新潟と音楽が好き。