
こんにちは!リプロネクストメディア担当河合です!!!
リプロネクストでは、新型コロナウイルスによってキャンセルや中止を余儀なくされた、新潟の魅力的な場・人に注目し、今だからこそ、それらのリアルな魅力を発信していこう!という取り組みを行っています。その一環として、今回はりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館にお邪魔し、インタビューを行ってきました。
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※他にもたくさんの記事があるのでぜひご覧ください!
それでは、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館で働く榎本さんへのインタビュー、ぜひ楽しみながらご覧ください!
…と、先走ってしまいましたが。(うっかり)
インタビューの様子をお伝えする前に、まずは「りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館」と今回取材を受けていただいた「榎本広樹さん」について簡単にご紹介します!
出典:りゅーとぴあHP
多くの出会いの場から感動が生まれる。
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館は、1998年、文化と建築と環境の調和をはかり、音楽・舞台芸術の中心・発信地となるべく誕生。市民公募により、新潟の代名詞「柳都」と「ユートピア(理想郷)」を結びつけた「りゅーとぴあ」と名付けられました。
りゅーとぴあには、コンサートホール、劇場、能楽堂の3つの本格的な専門ホールやスタジオ、ギャラリーなどの施設、そして空中庭園や屋上庭園などの憩いの空間も。
それぞれの人々が思い思いに芸術に親しみ、自然な交わりが起きるような場です。
■りゅーとぴあHP 「りゅーとぴあとは」
コンサートホール裏での一枚
りゅーとぴあで働いている榎本広樹さん。音楽企画課の一員として、りゅーとぴあが主催するコンサートの企画・運営などを行っています。
榎本さんの写真を抱えています笑
ちなみに、こちらが取材の窓口をしていただいた広報の富永さん。(後ほど登場するかも!?)
それでは、3部作中の1作目…。
りゅーとぴあのおせっかいな、榎本さん。【-居酒屋えのもと- おしゃべり記録 vol.1】
(タイトルの所以は後ほど明らかになるのでお楽しみに!)
いよいよ開演です!!
かわい
えのもと
かわい
えのもと
えのもと
かわい
えのもと
かわい
えのもと
「与える-与えられる」の一方的な関係ではなくて、お客さまと出演者が「一緒にこの時間をつくる」「共有する」という感じ。それを見たときに、スタッフも大きな喜びに浸るんです。
かわい
そういった部分、なにか最近で印象に残っているようなエピソードがあれば教えてくれませんか?
えのもと
かわい
えのもと
例年は4月にスプリングコンサートに出演し、7月に定期演奏会に出演して卒団していくんです。
だから、高3にとって7月の定期演奏会というのは本当に一番大きくて大切なもの。
えのもと
こちらで中止の判断をしたので、どうしても彼らに直接会って話をしたいと思い、5月中旬に高3に集まってもらって、想いを伝えたんです。
もう、彼らは号泣していました。箱ティッシュを抱えて…。
事務局としては、どうにもならないけれど、彼らを泣かせたことで俺は天国に行けないと思いましたよ。
かわい
えのもと
本当に、本当に、嬉しかったな。
かわい
えのもと
私も、彼らに聴いたんです。
そしたら、「本当は定期演奏会に向けて、先輩から受け取ったものを次の代にいっぱい伝えていくはずだった。だから練習を通して、少しでも伝えられたら…」って。
これって、本当にすごいことで、みんな何も言わずともジュニア合唱団での活動の中で「自分たちはいま、下の世代のために何をしたらいいのか」ということを常に考えるようになっているということだと思うんです。そういう考えを抱かせる合唱団の場というのは本当に貴重なものです。
だから、そんな彼らを少しでも支えることができるこの仕事・この人生は、幸せだなって感じるんです。
いま隕石が落ちてきて死んでもなんの文句もないほどに。
えのもと
▲ 新潟市ジュニア合唱団OGOBによる『トゥモロー』(新型コロナウイルスの影響で活動ができない現役団員のためにOGOBが動画の贈り物をしたそうです。素敵な歌声!!!)
かわい
えのもと
むしろ、私より彼らの方ができるな笑
かわい
えのもと
あ、もう一つ話してもいい?笑
かわい
えのもと
そんな、彼女につられて、そのあとみんなが自分を表現していくんですよね。「自分をもっと表現していいんだ」って、知らずのうちにみんなが勇気をもらっていたかもしれないし、「負けられない!」という強い気持ちがさらに湧き上がってきたのかもしれません。
かわい
えのもと
そうなんです。だから、私は必ずオーディションを見に行くんですよ。
小学校2年生で入った子がどんどん大きくなって、高校生になって、卒団して大学・社会人になって…成長した姿をたくさん見させてもらいました。
小学校の先生は小学校の間の6年間、中学校の先生は3年間だけれど、私達はここで、小学校から高校生までの成長を見れます。
本当に、この仕事は幸せな仕事だなあと感じますね。
だからどんなに苦労をしても、その苦労は全部忘れられますね。素晴らしい瞬間に立ち会った時、よし、頑張ろうって思えるんです。
かわい
とみなが
(富永さん、ついに登場!)
かわい
えのもと
もちろん、りゅーとぴあに入る前までは1年手帳を使っていたのですが、りゅーとぴあではコンサートを本番の2年前から企画します。だから先の予定まで分かるように5年手帳を使っているんです。
かわい
えのもと
もっと言うと、「音楽家が目指す人生・ライフスタイル」と、「新潟市民の方々の音楽体験」を、どううまくタイミングを計ってよきものにしていくか。それが、コンサートをつくる上で大事なんだと思っています。
えのもと
まあ、つまり、フォアグラ料理の専門店にするのではなくて、いろいろなおいしさの料理を取り揃えていきたいっていう感じですかね笑
出典:hotel-story.ne.jp
ということで、第1部はこの辺りで閉幕です。
いかがでしたか?
今回は榎本さんのお仕事に触れました。まだまだ”おせっかい”な部分は見えていないかもしれませんが、第2部・第3部で見えてくると思います!
第2部は、榎本さんのこれまでの歩みに迫っていきます!こちらもまた、小説になりそうなくらいドラマチックな物語が待っていますよ~。
第2部もお楽しみに!!
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