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商品プロモーションの効果的な方法とは?動画活用メリットや導入事例5選

商品プロモーションの効果的な方法とは?動画活用メリットや導入事例5選

【最終更新日:2022年5月19日】

SNSやYouTubeが全世代へと浸透している今の時代において、動画での商品プロモーションは企業活動に欠かせないものとなっています。

 

そこで今回は、商品プロモーションに動画を活用するメリットとデメリット、実際の事例をご紹介します。
効果的に商品プロモーションを行いたいと考えている方はぜひ、参考にしてください。

 

 

1.商品プロモーションとは?

まず、プロモーションの重要性について改めて理解を深めておきましょう。

 

プロモーションとは、商品やサービスを販売するために広報・宣伝活動を行うこと。ターゲットとなるユーザーに商品やサービスへの興味・関心を持ってもらい、購買意欲を高める効果があります。

商品プロモーションを行う目的は、主に下記の3つ。

  • 商品やサービスに興味・関心を持ってもらう
  • 購買意欲を高める
  • 顧客の獲得

いい商品を作ったとしても、知ってもらわなければお客様にその価値を提供することができません。

プロモーションは、商品やサービスの認知や企業のファン獲得に繋がる重要な活動なのです。

2.商品プロモーションを行うメリット

では、商品プロモーションを行うメリットを2つ見ていきましょう。

  • 認知拡大に繋がる
  • 新規顧客を獲得できる

2-1.認知拡大に繋がる

商品の購入やサービスを導入してもらうには、まず知ってもらうことが大切。商品を認知してもらわないことには、購入には繋がりません。

 

そんなとき、商品プロモーションは認知拡大に最適。メディアやオンラインツールを幅広く活用すれば、大勢の人に存在を知ってもらえるでしょう。

 

そのためには、人の目に留まる場所でのPRが必要です。ホームページやSNS、イベントなど、ターゲットが集まるツールや場所に合わせたPRを行いましょう。

2-2.新規顧客を獲得できる

新規顧客獲得にもプロモーションは重要です。アプローチ方法も幅広く、主に下記のような方法があります。

  • テレビCMや広告
  • 企業のホームページ
  • Web媒体
  • SNS
  • 雑誌やチラシなどの紙媒体

WebやSNSを活用すると、細かいターゲティングが可能になります。

ターゲットに合わせたアプローチを行い、新規ユーザー獲得に繋げましょう。

3.商品プロモーションを行うデメリット

商品プロモーションを行ううえでの課題も存在します。ここでは3つの課題を見ていきましょう。

  • 効果測定が難しい
  • ターゲットに合わせたPRが必要
  • コストがかかる

3-1.効果測定が難しい

商品のプロモーションをしていく中で「このプロモーションは正しいのか?」というような、プロモーションの成功と失敗がわからないことがあります。

 

商品プロモーションは、商品の売り上げやコンバージョンの特定が難しいというデメリットがあるのです。

試行錯誤を繰り返しながら続けることもできますが、効果測定にはKPIを設定するのがおすすめ。KPIを設定すれば目標に対しての進歩具合を測れるので、現在のプロモーションが適切かどうかがわかります。

3-2.ターゲットに合わせたPRが必要

PR方法はターゲットによって異なります。

 

ターゲットを明確にしない段階でプロモーションを行っても、商品の魅力を届けることはできません。ターゲットの年齢や性別、興味関心を明確にした上でプロモーションを行いましょう。

 

商品プロモーションの目的は、「商品やサービスに関心を持ってもらい、購買意欲を高めること」。

そのためには、目的やターゲットを意識したPRが必要です。

3-3.コストがかかる

プロモーション活動にはもちろんコストがかかります。マスメディアへの広告出稿の場合、撮影や編集にも多大な時間と費用がかかることも。

費用対効果を考えながら、どのプロモーション手法を使っていくのか戦略を立てることをオススメします。

4.商品プロモーションに動画が効果的な理由

商品プロモーションのメリット・デメリットをご紹介してきましたが、
商品プロモーションを行うなら動画でのPRが効果的です。ここでは、動画が効果的な理由を3つご紹介します。

  • 視覚的にPRできる
  • 短時間で魅力を届けられる
  • 活用方法が幅広い

4-1.視覚的にPRできる

テレビCMや動画広告で印象に残っているものはありませんか?

 

「最後まで見るつもりはなくても、つい見てしまった」というような動画もあるのではないでしょうか。

 

それらは視覚的に印象に残るように制作された動画がほとんど。目に留まり、つい最後まで見てしまうのです。

情報伝達力の高い動画だからこそ、文字や画像のみでは伝わらない部分をより直感的に届けられるのです。

4-2.短時間で魅力を届けられる

画像や文章で商品の魅力を伝えた場合、ユーザーは最後まで読まなくてはなりません。文章が長いと途中で離脱してしまったり、商品の魅力が伝わらないことも。

 

プロモーション動画は商品の情報を短時間にまとめて、届けられます。ユーザーはスキマ時間を活用して気軽に動画を視聴できるでしょう。

4-3.活用方法が幅広い

制作した動画は何度でも使用可能なのも魅力。一度制作すれば様々なシーンで活用することができます。

プロモーション動画の活用方法は幅広く、主な方法は下記の3つ。

  • 企業の公式ホームページ
  • SNS
  • パンフレットやチラシ

コーポレートサイトに動画を埋め込めば、アクセスしたユーザーに動画を見てもらうことに繋がります。動画はトップ画面などの目立つ位置に埋め込むと効果的です。

 

さらに、TwitterやInstagramなどのSNSへの投稿も可能。ターゲットと各SNSの特性を照らし合わせて、効果的にプロモーションしましょう。

また、パンフレットやチラシなどの紙媒体は動画とは無関係にも見えますが、QRコードを貼れば見てもらえるので、インターネット上で情報収集をしない層にもPRできます。

 

このように、動画プロモーションは多くの活用方法があるのです。

5.商品プロモーション動画を活用する場面

ここでは、商品プロモーション動画の活用シーンを下記の3つに分類してご紹介します。

  • 企業公式メディア(ホームページ・SNS)
  • オフィスや店頭のデジタルサイネージ
  • 各種イベント

5-1.企業公式メディア(ホームページ・SNS)

ネット社会の現代、ホームページや各種SNSから情報を得る人が多く見られます。今は多くの人がSNSを利用している時代。SNSでのプロモーションは重要といえるでしょう。

 

特に、若年層の利用が多いTwitterは「いいね」「リツイート」で拡散される可能性があります。視聴者のシェアによって、多くの人への認知に繫がる可能性も。

SNSでの動画プロモーションについてはこちらの記事「SNS別動画プロモーション事例8選【YouTube, Twitter, Instagram, Facebook】」で詳しく紹介しているのでご覧ください。

5-2.オフィスや店頭のデジタルサイネージ

デジタルサイネージは、店舗に足を運んだ方へアピールする方法です。店頭にて動画プロモーションを行うことで、店内を歩くお客様の関心を引くきっかけにもなります。

 

商品を購入しようとしているユーザーだけでなく、潜在顧客にも効果的。SNSと同時に発信することで、イメージの定着などブランディングにも繋がるでしょう。

5-3.各種イベント

多くの人が集まるイベントや催事でプロモーション動画を活用することも可能です。

動画を流すタイミングは、イベントのオープニングなどの人目を引くタイミングがベスト。印象を残すと同時に、情報を素早く届けられます。

6.商品プロモーション動画を作る前に考えておくこと

商品プロモーション動画を制作するにあたり、事前に考えておくべきことがあります。

  • ターゲット
  • 目的
  • 商品のアピールポイント
  • 動画の構成
  • 動画の発信方法

6-1.ターゲット

まず、商品をPRしたいターゲットを明確にする必要があります。

 

ターゲットの年齢や性別など「誰に届けるのか」を明確に、細かいターゲティングを行います。なぜかというと、ターゲットによって動画でのアプローチ方法が異なるからです。

 

年齢や性別だけでなく、どのようなことに興味・関心があるかも分析することで、届けたいお客様の心を掴むコンテンツとなるでしょう。

6-2.目的

次にプロモーション動画を作る目的を明確にします。認知拡大のためなのか、リピート獲得のためなのか…。

目的を明確にすれば、次に決める「商品のアピールポイント」や「動画の構成」もスムーズに進められます。

6-3.商品のアピールポイント

目的が決まったら、商品のアピールポイントやテーマを確定します。

 

先ほど決めた「ターゲット」や「プロモーションを行う目的」を抑えた上で、アピールポイントを決めましょう。

「商品のどのような部分を一番伝えたいか」を考え、ユーザーのニーズを満たすようなアピールポイントにします。

6-4.動画の構成

続いては、プロモーション動画の構成を考えましょう。動画の構成とは、動画全体の流れやシーンの移り変わりのこと。

 

実写映像やナレーションが入るものは、どのシーンでセリフを入れるかなどもこの段階で決めます。

また、動画に用いるテロップやBGMのトーンなども大切。ターゲットの年齢や性別、ニーズによって動画の構成は異なります。常にターゲットを意識しながら動画を制作しましょう。

6-5.動画の発信方法

プロモーション動画の発信方法も制作前から想定しておきましょう。
若年層向けの動画ならSNSの活用、子供から大人まで広く発信する場合はCMやチラシなど。

 

ターゲットに合わせて発信方法を決めることが大切です。発信する媒体によってコストが変わりますので、事前のコスト面を考えておくと安心です。

7.商品プロモーション動画の活用事例5選

それでは、商品プロモーション動画の活用事例を5つご紹介します。どんな点が訴求ポイントとなるのかを確認しながら見ていきましょう。

  1. ベーコンポテトパイ「変わんないふたり」篇 30秒
  2. 「健やかごま油」新TVCM
  3. ムシューダCMシリーズ
  4. 資生堂
  5. ポカリスエット「ポカリダンス」

7-1.ベーコンポテトパイ「変わんないふたり」篇 30秒

マクドナルドの商品「ベーコンポテトパイ」のプロモーション動画です。

 

ベーコンポテトパイの変わらない美味しさを、女優さんの変わらない魅力と共に表現している点や、「変わらない秘訣は?」の答えに隠された、変わらない美味しさの秘訣など30秒の中に印象的な描写や台詞が登場しています。
 
商品をアピールするのではなく、愛され続ける背景を映像と共に効果的に届け、見る人の共感を誘う作りになっています。

7-2.「健やかごま油」新TVCM

 

セリフはほとんどなく、映像や生活音、BGMでのみまとめられたプロモーション動画です。映像には手書きのコメントが添えられており、温かさを感じます。

 

月曜から日曜日までの「ごま油がある日常」からは、生活の中に溶け込む商品の魅力やアレンジの幅広さが伝わってきますね。

7-3.ムシューダCMシリーズ

化学製品を扱うエステーのプロモーション動画です。エステーは昔から変わらずユニークなテレビCMを発表しています。

 

動画では、虫に対するマイナスイメージを植え付け、購買意欲を高めるという手法ではなく「動画自体を楽しんでもらいたい!」という想いが伝わってきます。

 

テレビCMはシリーズ化しており、様々なバージョンのプロモーション動画があります。シリーズ展開してプロモーションを行うことは、商品のブランディングに効果的でしょう。

7-4.資生堂

化粧品大手の「資生堂」は公式YouTubeチャンネルにて動画コンテンツを数多く配信しています。こちらの動画では「マキアージュ三姉妹」と呼ばれる3名の女性が、実際に新作リップを使いレビュー。
 
使用時のマグカップやマスクへの色移りについてや塗り方のレクチャーなど、購入後のイメージが湧く内容になっています。YouTuberの美容レビューに近く、若年層のユーザーにとって親しみのある構成になっています。

7-5.ポカリスエット「ポカリダンス」

大塚製薬のポカリスエットは、これまで多くの高校生の「青春」をプロモーション動画の中で描いてきました。

 

今回の「ポカリダンス」の動画は、全国の高校生が参加型で行っているものになっています。

 

動画ではよりいきいきとした、リアルな青春の姿が映し出されており、心動かされるプロモーション動画になっています。

8.まとめ

今回は、商品のプロモーションにおすすめな動画のメリットや活用シーン、事例をご紹介しました。

 

商品プロモーション動画は、商品の魅力をユーザーに届けるおすすめの方法です。ユーザーが求めることや目的を明確にして制作することが必要です。見た後に、どんな行動に繋げたいか。そこを意識することで、訴求力の高い動画を作っていくことができます。
 
私たちリプロネクストでは商品プロモーション動画の企画から撮影・編集、また公開後の発信についてもサポートしていますのでお気軽にこちらからご相談ください。

Lipronext編集部
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