お問い合わせ

「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」に出展しました!【中越防災安全推進機構】

2023年11月、中越防災安全推進機構様よりご依頼いただき、防災意識向上を目的としたVRゲームを制作。防災をテーマとしたイベントへのブース出展を行い、VRゲームを通して子供たちに楽しい体験を提供しました。

リプロネクストとしては、初となるVRゲームの制作。
はたして子供たちに楽しんでもらえたのでしょうか…当日の様子を含め、どんなVRゲームに仕上がったのか?ご紹介します!

「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」について

今回リプロネクストがVRゲームを制作し、ブース出展したイベントは、「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」。

新潟県は度重なる災害経験により、多数のノウハウや知見をもつ地域。
これらを新たなビジネス創出や防災関連産業の集積に向けて活用すべく、産学官連携のもと、さまざまな防災産業クラスター形成事業を実施しています。

今回リプロネクストが出展した「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」もその一環として開催されたイベント。主に小学生以上の子供とその保護者を対象とした、“遊んで学べる!レスキュー体験型イベント”です。

イベント概要

日時:令和5年11月11日(土)~12日(日)10時~16時(両日)
会場:長岡市営スキー場、東山ファミリーランド(長岡市栖吉町3300番地)
入場料:無料
内容:防災レスキューマスターを目指すスタンプラリーやトイドローン等の体験、レスキューデイズ特別見学ツアーを楽しむことができるイベントです。
URL:https://sotoasobi-sotogohan.jp/rescuedays

「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」出展の目的

「防災」と聞くと、いざという時に必要という意識はあっても、「楽しい」というイメージを持つ方は少ないのでなないでしょうか。
それよりも、「つまらない」とか、「怖い」と言ったイメージを抱く方が多いと思います。
また、防災グッズの存在は知っていても、使い方が分からなかったり、防災に対してどこか他人事で、自分ごととして捉えない方が多いという課題がありました。

これらの課題を解決することを目的に、防災に興味関心を持ってもらい、防災グッズの知識を持ち帰り、防災を自分ごととして捉えてもらうことを目指したVRコンテンツを制作しました!

完成したVRゲームがこちら!

純粋に楽しい!面白い!
リプロネクストが目指したのはそんなVRゲームです。
まずはVRゲームをプレイすることで楽しい体験をしてもらう。楽しい体験を通して、防災に興味を持ってもらうことを重視。今回は「学んでためになる」という知識系の要素は、あえて副次的なものとして制作しました。

 

タイトルは「防災ヒーロー 洪水オバケをたおせ!!〜遊んで学べる防災アクションVR〜」。体験者がゲームの中で洪水オバケをやっつけることで、レスキューヒーローになれるというストーリー型アクションゲームです。操作は簡単でありながらも、ストーリーを持たせることでより楽しく遊べるよう工夫しました。

 

ゲームの始まりは、自宅のシーンから。

自宅で過ごしていると、テレビから洪水オバケが出現したとのニュース映像が流れます。

自宅の洪水対策を取った上で、洪水オバケを倒しに向かうと…

今にも洪水を起こしてやろうと、橋の上で牙をむく洪水オバケの姿が!

洪水オバケの弱点は、防災アイテム。飛んでくる様々なアイテムの中から防災アイテムを見つけて、洪水オバケに投げつけます。1分間という制限時間内にいくつ防災アイテムを見つけて投げることが出来るのか…

飛んでくるアイテムの中からしっかり防災グッズを見極め、洪水オバケに投げなくてはいけません。

しっかり防災グッズを見分けて、一定数のアイテムを投げつけることで見事!ゲームクリアです!

「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」レポート

イベント会場は、東山ファミリーランド!長岡市が運営するスキー場です。ウィンターシーズンの営業が始まる前のタイミングで開催されました。

広々とした会場には各ブースが立ち並び、それぞれ防災にちなんだコンテンツなどを提供していました。

リプロネクストのブースの様子はこちら!

子どもたちの目をひくポップな看板!看板のデザインと、告知文を見て興味を持ってくれた方が、続々とブースに集まってきました。順番に専用ゴーグルを着けてVRゲームを体験してもらいます!

VRは初めてという方がほとんどでしたが、慣れないゴーグルに少し戸惑いながらも、すぐに操作に慣れていただき、ゲームを楽しんでもらうことが出来ました。

今回の目的はまず「楽しい体験をしてもらうこと」でしたが、これは無事クリアできたようです!

さらに、今回のVRゲームの体験を通して、防災グッズの知識を持ち帰ってもらうべく、こんなチラシを用意。

チラシには、ゲームの中に出てきた防災グッズと、その説明。加えて、防災グッズについて家族で考えてもらうための質問を記載しています。

家に帰ってからゲームに出てきたアイテムを振り返り、家族で話し合いながら、防災グッズの知識を身につけてもらいたい…そんな思いから作成・配布を行いました。

VRゲームのこだわりポイント

・幅広い年齢の子どもが楽しめるよう、見ているだけでも楽しめるゲームに。
シンプルな操作ながら、「レスキューヒーローになる」というストーリーを持たせることで、楽しい体験を提供。
・「つまらない」「怖い」といった防災に対するネガティブなイメージを払拭するよう、デザインはポップに。
・防災グッズの知識を1つでも知って帰ってもらい、防災を自分ごととして捉えてもらうことを目指し、家に帰った後でも学べるチラシを配布。

体験者からのコメント

VRゲームを楽しんでくれた子どもたちからは、「ゲームを通して防災に必要なものが分かりました。すごく楽しかったしためになりました。」

「たのしかった。はじめてのVRでした!」との感想が寄せられました。

ボードにシールを貼ってもらう投票形式でのアンケートでは、「すっごく楽しかった!」に投票する子が多数!

中には枠をはみ出した位置にシールを貼ることで、楽しかった思いの強さを伝えてくれる子もいて、製作者冥利につきる結果となりました。

 

イベントの様子はこちらの動画でも紹介されていますので、あわせてご覧ください!

株式会社パルコミュニケーションズ様の取材動画です。

まとめ:「みんなのレスキューデイズ防災エクスぺ」を振り返って

今回はリプロネクスト初となるVRゲーム企画・制作の取り組みでした。
防災に対するネガティブなイメージを払拭することを一番の目的としつつも、楽しい体験を通して防災の知識を持ち帰ってもらいたい。そんな思いを形にすることが出来たのではないでしょうか。

VRゲームは、その目新しさと操作のしやすさから、体験してみたいと思ってもらいやすいコンテンツです。エンタメ性の高さはもちろん、課題の解決や、学びを得ることにも繋がるVRゲーム。

もし、この事例が気になった方は、お気軽にリプロネクストまでお問合せください。

Lipronext編集部
Lipronext編集部
編集部
リプロネクストのサービスに関連するお役立ち情報などを日々配信中。