
新型コロナウイルスの拡大から人と会うことが減り、「オンライン○○」という言葉をよく耳にするようになりました。
今回は、そのオンライン○○についてどんな種類があるのか解説していきたいと思います。
来店型ビジネスからオンラインでの収益に変えていこうと思う方や、オンラインで何か新しい事業や取り組みを始めたいという方の参考になれば嬉しいです。
オンラインとオフラインは対義語で使われることがありますが、この違いを最初に紹介したいと思います。
インターネットに接続されていない状態のことを指します。SNSやゲームなど、オンライン上で出会った人々が、実際に会って交流を深めることを“オフ会”と言うこともありますね。オフラインのオフは電源がオフ、つまり対面での交流やインターネットに接続せずに行う動作のことを言います。
オフラインに対し、インターネットに接続されて利用できる状態のことを指します。なので「オンライン○○」はインターネット上で行うこと全般と言えます。パソコンやスマートフォンなど端末を利用して接続中の状態がオンラインです。
ここから「オンライン○○」について紹介していきたいと思います。
最初に紹介するのがオンライン会議です。多くの会社でこれまで対面で行っていた打ち合わせをzoomなどのサービスを使って、オンライン上で行う流れになってきています。
慣れるまでは、多少面倒な部分があるかもしれませんが、オンライン会議は資料の共有もできますし、何より移動による時間とお金のコストを削減することができます。場合によっては、オンラインの方が移動を考えずにできるから仕事のスピードが上がる場合もあると思います。
オンライン会議にはzoom以外にも様々なものが登場しており、以前「Whereby」というツールも紹介しています。合わせてぜひ読んでみてください。
→Wherebyの使い方を徹底解説!【テレビ会議ツール、次に来るものはこれ】
人が集まることが難しくなり、企業と学生が集まる「就職説明会」の開催も延期や中止になっています。そこで、オンラインで会社の説明会を開催したり、面接もオンラインで済ませる流れが主流になりつつあります。
学生からすると、遠方の企業の選考を受ける時にも時間とお金をかけなくて良いので、就職活動が進めやすくなるメリットもあります。
BtoB向けの展示会などイベントが開催できない分、企業PRのためにオンラインセミナーを開催する企業が増えてきました。Webでセミナーをやることから「ウェビナー」と言われることも多いです。
企業との接点が減っている分、オンラインセミナーの活用はBtoB企業だと積極的に活用するのがおすすめです。
学校が休校になってしまい勉強が進まないため、オンライン授業を導入する学校も増えてきています。オンライン授業が当たり前になると教え方がうまい先生の授業を全国どこでも受けることができるため、生徒にとっては魅力的なツールになります。
一方で、自宅で授業を受けるのは孤独感もあるので、心のケアが難しいという課題もあります。
2020年4月10日に厚生労働省が、初診患者へのオンライン診療を一部条件のもと解禁しました。これにより、自宅にいながら体調を診てもらうことができるため、不用意に病院に行って感染リスクが出てしまうなどの心配も軽減されます。
居酒屋で飲む機会が減ったけれども人と話したいということから、最近ではオンライン飲み会が流行ってきました。
オンラインで話しながら自分の好きなお酒や食事をすることができますし、途中で抜けることも可能なので、とにかく気軽に楽しむことができるのが特徴です。
オンライン飲み会なら遠方の人とも気軽に約束ができますし、子供を寝かしてから遅れて参加…など、普段は飲み会に参加できない人たちも参加できるのが魅力です。
実際にオンライン飲み会を開催した感想はコチラ
これまで紹介したものは、今までリアルで行ってきたものをパソコンやスマートフォンを介して行うものでしたが、オンラインサロンは少しイメージと違うかもしれません。
オンラインサロンは、インターネット上で展開されるクローズドなコミュニティで、特定の個人・法人を中心に学べたり楽しめたりすることが特徴です。
実際の活動内容は、個別のオンラインサロンによって全く異なり、メルマガとしての機能や特定のスキルを学び合ったり、時にはイベントを一緒に企画するなど会員同士の交流ができる場合もあります。
「会社以外で学びたい」「交流したい」という方にはとてもおすすめです。
オンライン○○について7つ事例を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
言葉のイメージを考えると「ITっぽい」とか「難しそう」と思う方もいるかもしれませんが、最近では手軽に活用できるサービスも増えているので、一度触ってみてはいかがでしょうか。
もしかすると、これまで考えていなかったようなビジネスに発展する可能性もあると思います。
リプロネクストでは「オンライン料理教室」のサポートもさせていただきました。