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中学生向けメタバース講演会を行いました【新潟市立小新中学校】

中学生向けメタバース講演会を行いました【新潟市立小新中学校】

こんにちは!リプロネクスト広報のたかはしです。

2022年12月14日(水)、新潟市立小新中学校の3年生向けに弊社CEOの藤田がメタバース講演会を行いました。これまで高校生向けにVRに関する授業を実施したことがありましたが、メタバースの講演&100名規模は初めて。

生徒の皆さんはメタバースを体験した後に、グループワーク「メタバースを防災・福祉にどう活かせるか」に取り組み、様々なアイデアが出てきました。

今日はそんな当日の様子とともに、小新中学校の教育活動をご紹介します。


小新中学校の取り組み

小新中学校のスローガンは「新しい時代を考える 小新中」。総合的な学習の時間では、防災・福祉を学習の核とし、ロボットやAIなどのテクノロジーの活用法や、次世代の働き方について積極的にインプット・アウトプットを行なっています。


3年生は最新テクノロジーについて体験を通じて知識を広げ、学びの集大成として「未来防災小説」を制作します。こうした「自分の考えを自分の言葉で表現する」授業から、生徒一人ひとりの未来につながる資質・能力の向上を目指しています。

この取り組みが評価され、2022年度の「特色ある教育実践」(日本教育公務員弘済会新潟支部、新潟日報社主催)の論文で小新中学校は最優秀賞に選出されました。


今回は最新テクノロジーの中で「メタバース」がキーワードに登り、弊社にお声がけいただき、このような機会をいただきました。

メタバース講演会レポート

それでは、当日の様子をご紹介します!

メタバースの本題に入る前に、リプロネクストの事業と起業について生徒の皆さんにお話をしました。

藤田からは「社長と聞くと、もしかしたら特別な印象を持つ人がいるかもしれない。けれど自分は、親が経営者でもなく、ごく普通の家庭で育った。やりたいと思って社長になったので、みんなも”やりたい”と思うことがあれば、何でもできる。」という未来へのメッセージがありました。

メタバース講演会 レポート1

iPadでメタバースを体験

その後、メタバースの基本的な仕組みや役割をお伝えし、実際にメタバースに触れてもらうことに。リプロネクストの新潟オフィスに入ってもらいました!

リプロネクスト メタバースオフィス

▶︎▶︎リプロネクストのメタバースオフィスはこちら

生徒の皆さんは学習用iPadを持っていて、少人数チームになって入ってもらいます。

簡単な説明だけで皆さんすぐにメタバースを使いこなし、チャット機能やリアクションでコミュニケーションを取っていました。さすがデジタルネイティブ…!飲み込みの速さに驚きました。

メタバースの活用についてグループワーク

メタバースのメリットや機能を知ってもらったところで、実際に「メタバースを防災・福祉にどう活かせるか」のグループワークへ。10分の間には様々なアイデアが…!

  • 防災シミュレーションをメタバース空間で実施すれば、安全なまま危険箇所を学べる
  • 避難訓練をメタバース空間で実施する
  • 老人ホームの内見にメタバースを使えば、遠方でも負担なく見学できる
  • メタバースを使って旅ができれば、足腰が弱い人も旅行気分が味わえる
  • オンラインレクリエーションをメタバースで

など、メタバースの特徴を踏まえた素晴らしいアイデアで、防災・福祉という視点で、今すぐに役立つ活用法ばかりです。

最後はメタバースや会社経営について、生徒の皆さんから質問をいただきました!

「実際、メタバースはビジネスでどのように活用されている?」「藤田さんにとって、メタバースとは?」と、様々な切り口の質問があって私も学びになりました。

講演会冒頭の話に戻りますが、藤田が今回の講演を通じて皆さんに伝えたかったのは「皆さんの未来には、沢山のチャンスがある」ということ。将来何がやりたいかはまだ決まっていなくていいのです。

今、興味のあることに真っ直ぐに進んでいってほしいという想いを込めて、講演会は終了しました。

皆さん、本当にありがとうございました!

小新中学校の生徒の皆さんからの感想(抜粋)

・メタバースは色んな活用方法があると知りました。今後さらに発展し、第二の世界が作れるようになったら楽しそうだなと思いました!

・メタバースを使うことで、不可能だったことが可能になるということがわかって、今後活用していったら良いことがたくさんあるなと感じました!


・メタバースについてゲーム以外でも様々な使い方があることをあることを知りました。

将来気軽に行きたい場所に行けたり、人と会えると知ってすごいワクワクしました。早く色々なところで活用されてほしいなと思いました。とても楽しかったです。

起業は大変そうというイメージがあったけど、やりたいことをやるという挑戦しがいのあることだと考えを変えられて良かったです。

中学3年生97名に聞いた!メタバースに関する意識調査

今回の講演後に、生徒の皆さんに対してメタバースに関するアンケートに回答いただきました!最後まで読んでいただいた皆様に、結果をシェアいたします。

調査サマリー

  • これまでメタバースを体験したことがある人は約7割
  • 「はい」と答えたうちの全員が、ゲームで体験したことがある
  • ビジネスでのメタバース活用を知っていたのは約3割
  • 将来の仕事でメタバースを活用したいと答えたのは約7割
メタバース講演会 調査レポート1
メタバース講演会 調査レポート2
メタバース講演会 調査レポート4
メタバース講演会 調査レポート5

まとめ

今回初めて小新中学校にお邪魔しましたが、保科校長をはじめ、先生方の教育×テクノロジーへの積極的な取り組みにとても感動しました!

中学3年生が社会人となる2030年には、第6世代移動通信システム「6G」が普及し、メタバースは現実にかなり近い3次元立体映像となり、現実世界と仮想世界が一体化するようなレベルにまで高精細になると言われています。

現代の私たちがSNSを楽しむ感覚で、人々が現実世界とメタバースを当たり前に行き来し、生産活動の一つの拠点となりうることも予測されています。

そんな未来へ向かう生徒の皆さんに、今回の講演を通して仕事の面白さやメタバースの可能性を感じてもらえたら嬉しいです!

そして私たちも今回のご縁を通じ、教育の現場における課題解決や学習意欲の向上にも、メタバースは役立つと感じました。ぜひまた一緒に取り組みができたら嬉しいです。


小新中学校の先生、生徒の皆さん本当にありがとうございました!

たかはし
たかはし
広報・メディア
2020年4月入社。大学卒業後にUターンし、地方誌編集、企業広報を経て現在に至る。人の心を動かし、寄り添える広報を目指し奮闘中。お酒と新潟と音楽が好き。