こんにちは!広報のたかはしです。
今年3月にセールス・ディレクターの河合さんに第一子となる女の子が誕生!
実は代表・藤田さんにも2月に第二子(女の子)が生まれ、リプロネクストにはおめでたいニュースが続きました!
そして、河合さんはリプロネクスト初の男性育休を取得。弊社は平均年齢29歳の若手が多い会社なので、在籍してからベイビー誕生というライフイベントを迎える社員が初めてでした!
そんな河合さんに育休を取得する際に感じたことや取得中の様子、そして今後の仕事や子育てについてお話を聞きました。
目次
最近「男性育休」という言葉を耳にする機会が増えたなと、なんとなく感じている方も多いのではないでしょうか?それは、少子高齢化・労働人口の減少といった現代社会の課題を解決へと導くため、働き続ける女性を増やすと同時に、男性の育児参加が必要だと考えられているから。
2021年6月には男性育休の取得率向上を目的とした「育児・介護休業法」の改正が行われ、男性育休を含む育児休業制度の企業側から従業員への通知・取得促進の義務化が加わったことも、私たちが耳にする機会が増えた一因と言えるでしょう。
そしてこうした動きに伴い、国や地方自治体からは男性育休取得を奨励する様々なサポートが出ています!今回弊社でも「出生時両立支援コース(子育てパパ支援助成金)第一種」「男性の育児休業取得奨励金」の2種類を申請予定です。
このような様々な施策が男性育休の取得を後押ししていることもあり、令和3年度雇用均等基本調査(厚生労働省)によると、男性の育児休業の取得率は13.97%。国際的に見るとまだまだ低い水準ですが、令和元年の7.48%と比較すると大きく上昇するという結果が出ており、国全体での更なる取得率向上が目指されています。
それでは早速、河合さんの育休エピソードをご覧ください!
―育休取得を考えたきっかけを教えてください。
妻の妊娠がわかった時は本当に嬉しくて、毎日YouTubeで赤ちゃんの動画を見ていたんです。
そこで、生まれたての赤ちゃんの表情やしぐさが日々変わる様子を見て、妻と一緒に毎日の成長を見たいなと思い、育休を取得したいという思いが生まれました。
また、里帰り出産を考えていなかったので、初の出産を迎える妻に身体的・精神的な負担が偏ってしまわないよう、できる限りのことをしたいという思いもありましたね。
―その想いは、いつ頃どのように会社へ伝えましたか?
安定期に入った頃、総務の方から個別に育休についてのお話がありました。会社から聞いてもらえたので「育休を取得したい」という旨を伝えやすかったなと思います。
代表の藤田さんには一番に伝えていたんですが、一緒に喜んでくれて、こちらの意思を尊重してくれました。今回の育休に限らずですが、仕事はもちろんプライベートのことも“思ったことを伝えやすい”というのはリプロネクストの大きな魅力だと思います。
それ以降、藤田さんとの移動中の会話で「子育てで大切にしている3つのこと」など先輩パパとしての助言ももらえて嬉しかったです!子どもが生まれるまでの期間、男性はじわじわと実感が湧くものだと思うのですが、藤田さんから具体的なエピソードを聞いていたらイメージが湧いてきて、精神的な後押しにもなりましたね。
―先輩パパとしての藤田さんの言葉、とても気になります(笑)!ちなみに河合さんは今回約1ヶ月半の育休でしたが期間はどのように決めたのですか?
赤ちゃんの新生児期が約一ヶ月。最初の検診前のこの期間はあまり外出ができないので、「一ヶ月は取得したい」と思いました。
また、新潟市の男性育休のサポート制度の受給資格が取得日数一ヶ月以上のものだったので、せっかくお休みをいただけるのであれば、対象になることができたらと思っていました。
―河合さんはリプロネクストの男性育休第一号。前例がない部分でどんな気持ちでしたか?
仕事を一ヶ月半休むというのは人生初のことなので、不安がないといえば嘘になりますが、これも挑戦だという気持ちでした。失敗もあるだろうけど、それを経てより良いものに変えていきたい、と。
また、自分が取得することで今後「育休を取りたい」という方が取りやすくなったり、迷った時に相談に乗ることができたり、何か力になれることがあるかなと思ったので、積極的に第一号になろう!という気持ちでした。
―いざ育休を取得するという時期を迎え、業務で意識したことはなんですか?
まず結果として、自分自身が課題を感じた部分が多かったです。ちょうど育休に入る時期が年度末で納品が集中するタイミングだったので、なるべく自分で終わらせようと進めていました。「納品間近で離脱の方が迷惑がかかる。ちょっと負荷がかかっても、終わらよう」と思ってしまって。
担当プロジェクトの進捗状況やタスクを書き出し、お客様には後任を伝えていたんですが、もう少し早くから後任のディレクターと動くべきだったと反省しています。
途中で離脱するのは責任としてどうなのかと思っていましたが、そうではなく、手放しきれないことの方が多くの方に迷惑をかけてしまうんだなと実感しました。
―進めてみてわかる課題も沢山あったのですね。今、もし育休前に戻れるなら「こうしよう!」と思うことはありますか?
これまではプロジェクトの全体を見渡すよりも、タスク単位で管理をしてしまうという自分自身のよくないクセがありました。これがうまく引き継ぎできなかった原因の一つでもあるので、今後は全体のステップを明確にし、誰でも現在地がわかるようにしておくことが大事だと思いました。
先方の状況と社内の状況を踏まえ、頭の中ではスケジュール感を作っていたけど、他の人には伝えられていなかったよな、と。
なので、今後はプロジェクト開始時点で明確なスケジュールを引いて、誰もがわかり、気持ちよく仕事できるように改善していきます。
こうした気づきを得られたこと自体は、とても貴重な機会でした。
―育休期間はどんなふうに過ごしていましたか?
予定日の4日前からリモートワークをさせていただき、自宅で妻の様子を見ながら仕事をしていました。
予定日の1日後に生まれたんですが、妻が病院に着いて送ってくれたラインでの実況に居ても立っても居られず、今までにないほど感情を揺さぶられました。
無事に生まれてきてくれて、5日後に対面。僕の育休期間は妻の回復と、妻と赤ちゃんがゆっくり触れ合える時間を作りたいと思ったので、授乳などの妻にしかできないこと以外は全てやろうという気持ちで家事・育児をしていました。
―育休期間の嬉しかったエピソードを聞かせてほしいです!
毎日変化があって、それを見ていられることが何より嬉しかったです!例えば、生まれたてはあまり目が見えませんが、だんだんと僕のことを目で追うようになったりとか。さらに、見つけると笑うようになったりと、日々の成長が嬉しいですね。
一ヶ月検診の翌日には安産祈願をした神社にお礼参りに行ったんですが、出産までの日々を振り返りつつ、これからの未来に想いを馳せるとてもいい時間になりました。
あ!あと、娘の名前には『桜』という文字が入っているんですが、3人でお花見も行けました。今のスマホのロック画面は娘と桜の写真です。
―河合さんが育休を取得し、奥様の反応はいかがですか?
3人で一ヶ月間ずっと一緒に過ごせるのは、次は定年くらいまでなかなかないと思うからこそ、貴重な時間だと言っていました。
赤ちゃんのいる友人が遊びにきてくれた時も、僕の育休取得の話をすると「なかなかそんな会社ないよ」といい意味で驚かれることが多く、妻も喜んでいます。
―育休が明けてから、どのような生活リズムになりましたか?
朝は妻、夜は早く帰ってできる限りの家事・育児をするように心がけています。目標はお風呂に間に合うように帰ること!なので出社時間を早め、夜はあまり残業をしないようにしています。
夜は21時頃から寝かしつけをして、22時頃から妻とのまったり時間を過ごせています。
―ふたりでバランスよくが理想ですね。育休を経て、何か仕事面への心境の変化があれば教えてください!
これまでは夫婦という感覚だったのが、娘が生まれてから“家族を支える自分”という責任感が生まれました。自分は物心ついた頃から父がいなかったからこそ、娘にはかっこいいお父さんの姿を見せられたらな、と。
これまで以上に色んなことに興味を持って、好奇心旺盛なパパになりたいですね(笑)
―好奇心旺盛なパパ、いいですね!最後になりますが、育休を取得したいけれどハードルを感じている男性もいらっしゃると思います。そんな方に向けて伝えたいことはありますか?
仕事を休むことに関して、不安がついてきてしまうのは避けられないと思います。想いを伝えるまでは反応が不安だと思いますが、上司・会社のメンバー・クライアント様が快く送り出してくれ、伝えてみると案外大丈夫なものなのだなと心が軽くなりました。
これはリプロネクストという環境があってのことかもしれませんが、「育休を取得したい」と思う場合はまず素直にその気持ちを伝えることが大事だと感じています!
育休をとって、家族である妻と赤ちゃんと向き合いきるという期間はこのタイミングくらいしかないと実感しました。今後の子育てについて話す機会にもなって、家族にとって本当にかけがえのない時間でした。
もし二人目を授かれたら、また育休を取得したいですね!そのために仕事もプライベートも全力で楽しんでいきます!
リプロネクストでは、社員の家庭に子どもが生まれた際にお祝いの気持ちを込めて一年間オムツを贈る『ウェルカムベビー制度』があります。この制度ができて第一号でもある河合さんに感想を聞きました!
思ったよりもオムツって使うんだな、と衝撃でした!新生児期は多い時で一日20~30枚使っていて、1パックが一週間もたないんです。そして、買いに行くのも結構大変で。
なので会社からオムツが届くのは、金銭的にも時間的にもとても助かっています。
これは子育てを経験している藤田さんや、一緒に考えてくださっている総務の先輩ママさんだからこそのアイデアだと思います。
そして何より、ライフイベントや節目を一緒に分かち合えるという雰囲気が嬉しいです。リプロネクストらしいカルチャーを感じる温かな制度だと思いました!
▼リプロネクスト代表・藤田さんと河合さんベビーの初対面の様子
河合さんの家族愛をひしひしと感じられる、温かなインタビューでした!
私たちは日々働く中、一人ひとりに人生があり、それぞれが様々なライフイベントを迎えます。
リプロネクストは、メンバー個人は会社に属せずとも自立できる状態に、そして会社側はここにいたいと思える組織づくりを行い、お互いに努力しあって成長に向かうベストな関係を目指しています。
個人の想いをできる限り尊重し、働き続けていけるような環境となるよう、今後も柔軟にサポートしてまいります。
仕事も人生も豊かにしたいという方は、ぜひリプロネクストの採用ページも覗いてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!