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インターネット広告のレポートを公開【運用メリットやポイントを伝授】

インターネット広告のレポートを公開【運用メリットやポイントを伝授】

インターネット広告はここ最近誰もが目にしたことのある広告ではありますが、どのように運用されているかご存知でしょうか?

 

弊社ではインターネット広告の運用代行を承っております。

この記事では導入のメリットや見るべきポイントなどをお伝えしていきます。

 

  • インターネット広告を頼みたいけど、本当にサポートしてもらえるのか不安
  • 少しでも運用メリットやレポート内容を理解し、安心して頼める状態にしたい

 

…といった、導入を検討しているけどよくわからないという担当者様に少しでも理解を深めていただけたら幸いです。

 

 

インターネット広告とは

インターネット広告 イメージ

PCやスマートフォン・タブレット等に表示されるインターネット上での広告です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンを活用したリスティング広告や、YouTubeなどの動画サイトに表示される画像広告・動画広告などがあります。

 

また、Twitter・Facebook・InstagramなどのSNS上で表示される広告も含まれます。

インターネット広告を運用するメリット

国民の多くがスマートフォンを持ったことによってインターネット広告の市場が急速に拡大していったといえます。また、「若者のテレビ・車・新聞離れ」によって逆にテレビCM、ラジオCM、折り込みチラシでの広告市場は縮小してきているのが現状です。

 

企業が少額から広告を出したいとなったときにまず試したいのが「インターネット広告」の手法です。ここからはメリットを見ていきましょう。

1.多くの人にリーチできる

たとえば自社でネット販売している商品を「より多くの人に知ってもらいたい」とします。

 

インターネット広告を掲載することにより全国の人の目に止まれば「こんなお店知らなかった」という人にリーチすることができます。つまり、一見客に来てもらえる可能性が高いのです。

2.ターゲティングができる

とはいえ、国内全員に向けて発信したいものではなく、特定の地域や年齢層に向けたい広告の場合ももちろんあります。

 

たとえば「女性専用のフィットネスクラブへの集客」が目的であれば、「30~50代」「女性」「店舗所在地の半径○○km以内」とターゲット絞り込むことで余計な費用をかけずに配信することができます。

 

さらに、BtoB企業が「問い合わせ件数を増やしたい」といった目標があれば、配信対象のデバイスをPCの割合を増やす、時間帯を平日の日中にする、などの対策を立てることができます。広告配信においてターゲティングは重要です。

3.配信後に分析・改善ができる

これまでのテレビCMや折り込みチラシではどれだけの人が見たか、その広告に対し反応したかどうかを測ることは困難でした。

 

インターネット広告なら「何人が広告を見て、サイトへ移動したか」といった数値がわかるので、広告による集客効果を可視化することができます。

 

設定した広告文章に対して、反応が多い・少ないなどを分析し改善を図っていけるのです。

インターネット広告のレポートを公開

先にお伝えした広告の表示回数やクリック回数、かかった費用などはアカウントから確認することができます。

 

インターネット広告は「クリックによる課金制」となっており、また動画広告においては再生回数や再生秒数、1000回表示で料金が発生する…などの料金体系となっているため、広告1回の掲載において料金がはっきりと決まっておりません

 

そこで広告の配信を分析するには、結果を一覧表にしておくとわかりやすくなります。

 

弊社ではクライアント様へ1ヶ月ごとのレポートをお渡ししており「今月○万円の予算に対して、どれくらいの表示・クリックがあったか」などをまとめています。

 

リプロネクストが実際に提出しているフォーマットに近いもので、架空の広告レポートを作成してみました。

こちらは全体の配信結果です。

レポート全体

ここからはそれぞれの数値を見ていきましょう。

1.表示回数(インプレッション数)

広告が何回表示されたかの数値です。

その広告に興味のない方だとしても、表示されれば回数に含まれます。

2.クリック数・クリック率

その広告文に対しクリックした回数、動画であれば視聴回数です。このクリック数に費用が関わってきます。なるべく競合性の少ないワードを選び、質のよい広告を配信することができれば、費用を抑えることも可能です。

 

また、表示回数に対してどれだけのクリックがあったかを表す「クリック率」が低い場合は、キーワードや広告文を見直した方が良いとされています。

3.コンバージョン(成果)

その表示された広告から自社のウェブサイトに移動してきた顧客が、実際にアクションを起こした数値です。このコンバージョンは計測することができます。

 

「Webサイトでの商品の購入件数」「問い合わせの電話件数」「Webサイトの問い合わせへの入力件数」など、目的によって設定できます。ただしこのコンバージョン計測は広告サイトの設定と自社ウェブサイト、双方の設定が必要となります。

4.ご利用金額

検索広告はクリック数、動画であれば視聴回数に対し実際にかかった費用です。

 

合わせて見ておきたいのは「平均クリック単価」です。これは費用対効果を決定する重要な指標で、平均クリック単価が低いほど広告効果が高いということになります。

 

また、配信するインターネット広告の総額についてはあらかじめ予算の上限を設定しておくことができるので、様子を見ながら増減していくことがおすすめです。

広告レポートで見るべきポイント

ここからは広告レポートでの見るべきポイントをお伝えしていきます。

 

先ほど同様、弊社の検索広告(リスティング広告)レポートを例に見ていきましょう。

1.地域別

レポート地域別

配信地域をターゲティングした場合や全国に向けて配信した場合でも、この「地域別」では都道府県単位や市町村単位での数値を確認することができます。この結果よって配信地域をさらに絞り込みするなどの対策を考えることができます。

2.キーワード別

レポートキーワード別

設定したキーワードに対してどれだけ検索されたか、クリックされたかを確認することができます。

このキーワードは設定したワードの他にGoogleなどの検索サイトが自動でおすすめキーワードを作成してくれますので、新たに追加したりや不要なキーワードの削除で質の良い広告効果を目指すことができます。

3.広告文別

レポート広告文別 検索後の広告文においての表示回数やクリック数を確認することができます。

広告文はいくつか設定することができるので、クリック率の低い文章を見直し改善を検討することができます。

 

上記のレポートを見ると、Bの広告が最も広告効果が出ていることが分かります。

まとめ

今回は検索広告を中心にお伝えしましたが、そのほか動画広告やSNS広告もおすすめです。

お見せしたレポートの通り、多額な広告費をかけなくても成果は出せるのです。

 

「費用さえかければ広告を出せる!」といった考え方より、「費用をおさえながら”賢く”、”効率よく”、”効果的に”広告表示する」を実現できるのがインターネット広告です。

 

集客に悩んでいる店舗・企業様がいらっしゃいましたらぜひご検討ください。

 

佐久間
佐久間
バックオフィス【総務、経理】
2019年入社。銀行員時代の経験を生かし、資料作成や経理事務・金融・行政手続き、広告運用のサポートまで幅広く業務を担当。