近年、デジタルコンテンツの発達によりマーケティング活動もよりデジタル化が進んでいます。企業独自でサイトを運営したり、SNSを活用したりしている企業も多いのではないでしょうか。そんな中、動画コンテンツを活用した「動画マーケティング」に注目が集まっています。
今回は、動画マーケティングの活用目的別に注目事例を紹介していきます。
動画マーケティングを始めたい方、強化したい企業の広報担当者様は、ぜひこの記事を読んで参考にしていただけたら幸いです。
目次
動画マーケティングは多くの企業で取り入れられていますが、活用する目的はどのようなものがあるでしょうか。
動画マーケティングを活用する目的は3つ挙げられます。ここではそれぞれ3つの目的と共に、注目事例をご紹介します。
まず、目的の一つ目は「業界・会社のイメージ向上」です。
「会社の名前は知っているけど、どういう会社かわからない」「この業界について詳しく知りたい」と思っている方へ向けて、効果的に発信することができます。業界や会社の認知度が高まることも期待できるので、イメージが難しい業界は周囲に認識を進めることが可能になります。
こちらはお坊さん好きの方へ向けた「お坊さんプロモーションビデオ」です。
なんと、出演者の方々は全員お寺のお坊さんなんです。こちらの動画の一番の魅力は、お坊さんの魅力を現代風にまとめたところだと思います。現代風な音楽と映像がカッコよく、今までのお坊さんとは違うイメージの動画になっており、視聴者にかっこいい印象を与えるものになっていますね。
化粧品を製造する「ミックコスモ」は、会社紹介動画として化粧品制作の過程を動画でまとめています。なかなか見ることができない化粧品の製造から出荷までを見ることができるので、普段から使用しているお客様は安心感を得ることができます。また、新規ユーザーの方は化粧品のイメージがしやすくなるので、興味を持つきっかけにつながります。
二つ目の目的は「商品やサービスのイメージ向上」です。
商品を購入するとき、どんな商品なのかイメージできると利用者の購入意欲が促進されます。
文章では伝えることが難しいものでも、動画では商品のイメージや雰囲気を伝えることができるので効果的です。
こちらは、大手ゲーム会社任天堂が開発・発売を行っているゲーム「どうぶつの森」の紹介ムービーです。ゲームの舞台である無人島の様子と、キャラクターが島に上陸する場面をまとめた動画になっています。
30秒という短い動画には、ワクワクする映像と簡潔にまとめたナレーションが綺麗にまとめられ、ゲームの魅力が詰まった動画になっていますね。高品質な映像によって期待感が高まり、実際に遊んでみたくなります。
こちらのマルコメ株式会社のプロモーション動画は、マルコメの商品をアニメーションで紹介しています。アニメーションで制作することで宣伝っぽさが少なくなり、効果的に商品のPRができていますね。ストーリーは家族の絆を描いた「あたたかさ」が感じられるものになっており、商品のお味噌汁の「あたたかさ」とマッチした内容になっています。
最後の目的は「商品やサービスの魅力の発信」です。
商品やサービスを利用した感想や、使用方法などのシーンを動画内に入れることで視聴者の理解が深まり、商品の魅力を的確に伝えることができます。さらに、リアルな体験が伝わるので「使ってみたい」「欲しい」という気持ちを促進することが可能になります。
Webサービスを展開している「株式会社クラッソーネ」。こちらの動画は弊社リプロネクストが制作を担当させていただきました。お客様の声をまとめた動画になっているので、サービスに対するリアルな声が反映されています。
動画からはサービスを利用した感想だけでなく、担当スタッフの対応の様子といった利用者ならではの意見も含まれており、サービスの魅力を伝えることに成功しています。
こちらはパナソニックが開発した「パナソニックヘッドホン」のプロモーション動画です。
45秒の短い動画で商品の魅力をシンプルに伝えています。内容はヘッドホンをつけて音楽を口ずさんでいる様子が映っており、商品の性能や機能が簡潔に表現されています。動画は音楽と映像メインでまとめ、文字を少なく表示しているので、視聴者は抵抗なく見ることができます。
動画マーケティングは、会社はもちろん、商品やサービスの魅力を発信するのに適したマーケティング方法です。今回紹介した事例を参考に目的に合わせた動画を作り、動画マーケティングを始めてみてはいかがでしょうか。
弊社では動画制作も行っていますので、気になることなどありましたら、こちらからご相談ください。
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