
日本の文化といえば、「アニメ」ですよね。海外でも「クール・ジャパン」と高い評価を受けています。
いま、そんなアニメの楽しみ方が様々な進化を遂げているんです!その一つがMMD VRです。今回はMMD VRがどういったものなのか、そしてどんな機能があるのかということをご紹介したいと思います。
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『MikuMikuDance』(みくみくだんす)は、「樋口M」こと樋口優氏が個人で開発し、自身のウェブサイト「VPVP(Vocaloid Promotion Video Project)exit」で無償公開しているフリーの3DCGムービー製作ツールです。
YouTubeにもMMDで制作された動画が多数投稿されており、大変盛り上がっているんです。その魅力は何と言っても、アニメキャラクターが動き、踊っている姿をすぐ近くで見ることができるということ。アニメキャラクターが目の前で自分だけのためにライブをしてくれているような気分を味わうことができるんです。
MMD(=『MocuMocuDance』)とは、Oculus RiftまたはHTC Vive (Steam VR)を用いて「MikuMikuDance(3DCG製作ソフト)」のモデルデータやモーションデータファイルを再生表示して観賞するアプリケーションです。これを使用することで、3DCGムービーをより楽しむことができるんです。「MikuMikuDance」の本格VR視聴用サービスと考えるとイメージしやすいかもしれません。
①キャラクターに触れられる
出展:Vrai
LeapMotionを使用することによって、自分の手の動きを画面上に表示しキャラクターを触ることが可能。髪や服を触ると、本当に触っているかのように自然に揺らめくんです。これは本当に自分がアニメの世界にいるんだと勘違いしてしまうほどリアルで、面白い機能だと思います。
②キャラクターの視点になれる。キャラクターの手を動かせる
出展:Vrai
さらには、自分の①にキャラクターをロードすることで、そのキャラクターの視点を体感することもできるんです。なので、アニメの世界の街並みをそのキャラクターの視点に立って歩き回ることや、さらにLeapMotionを使用することでそのキャラクターの手を自分の手かのように動かすこもなんかも可能。
キャラクターの世界にいるだけではなく、そのキャラクターになり切ることもできてしまうんですね。
③好きな大きさ、好きなポーズをとらせられる
また、ボーンを回転操作し自由にポーズをとらせることも可能。サイズも変えられるので、ペットのように小さくしたり、見上げるほど大きくすることも。
人それぞれ、そのキャラクターを躍らせてみたり、ディスプレイしてみたりと様々な楽しみ方ができそうです。
MocuMocuDanceのソフトが無くてもMMDで製作された動画を手軽にYouTubeで見ることができます。最後に、手軽に視聴できるMMD動画を少しだけご紹介します。
いかがだったでしょうか。アニメの世界に入り、キャラクターに触り、さらにキャラクターの目線でその世界を歩くことができるなんて、アニメ好きからしたらたまらないですよね。