2020年よりビジネスのオンライン化が急速に進み、非対面のプロモーションツールとして動画の需要が伸びています。中でも採用や商談用に会社紹介動画の制作を検討する企業が増えています。
しかし、企業やお店によっては撮影する素材がない場合や、撮影できない場所が多いと動画制作を諦めてしまっているところも少なくありません。「素材がないと動画は作れないのでは?」と思う方も多いと思いますが、実は少し工夫をするだけで素材は十分用意できるんです!
今回の記事では「会社紹介動画を作りたいけど素材がない!」と悩んでいる方に向けて、制作の際のテクニックをご紹介します。
会社紹介動画を作る際によく耳にするのが「動画を作りたいけど、紹介するような場所がない」「何を紹介したらいいかわからない」という声。
会社紹介動画を導入する目的は「会社の思いや雰囲気を知ってもらうこと」が大きいですが、企業の魅力を的確に伝えるための素材や方法がわからない方が多いようです。しかし、目的やコンセプトを明確にした上で動画の構成を考えると、制作に有効な素材は見えてきます。
次の項目では、そんな悩みを解決する撮影テクニックをご紹介します。
それでは、素材が見つからない場合の撮影テクニックを見ていきましょう。
ここでは3つのテクニックをご紹介します。参考動画は全て弊社の制作事例ですが、これから紹介するテクニックが組み込まれているので、実際に視聴しながら参考にしていただければと思います。少しの工夫でできるものばかりなので、ポイントを意識しながら読んでみてくださいね。
動画は「視覚」に対して直接的に情報を届けるので、従業員が働いている様子や、空間の一部を切り取った映像を入れることで雰囲気のある映像に仕上がります。
取り入れる表情としては、社員同士が笑顔で話し合っている様子や、企画を進めている時の表情を入れることで会社の日常が伝わりやすくなります。
サービスの魅力を伝える場合も、実際にお客様への対応をしている様子や、様々な角度から撮影した商品を入れることで会社の事業内容が印象的に伝わるでしょう。
■参考事例:L&Bヨシダ税理士法人 新潟オフィス様【採用向け動画制作】
社員や経営者のインタビューを入れるのも有効です。
こちらは、採用時の会社紹介動画で特に有効なテクニック。社員の仕事に対する思いや、働く際に意識していることなどをインタビュー形式でまとめることで、入社希望者は企業の雰囲気を掴みやすくなります。
実際に働く人の声はなかなか知る機会がないので、リアルな声を取り入れることで視聴者には会社への親近感も湧くでしょう。また、企業の商品やサービスを利用した方のインタビューも企業イメージが深まり、安心感も高まります。
企業の歴史・沿革を、写真を用いて紹介することも有効な方法です。
取り入れるときは、写真をスライドショーで流すと歴史の移り変わりがわかりやすいのでおすすめ。また、写真とともに音楽や効果音を入れるのも効果的です。
映像と音楽の組み合わせは動画ならではのメリット。静止画とは異なり、視覚と聴覚に情報をダイレクトに届けることができるので、インパクトを残すことができます。
また、取り入れる写真にも工夫が必要です。企業のサービスや雰囲気がわかる写真を入れることで、メッセージ性の高い動画になるでしょう。
■参考事例:新潟三越様【閉店セレモニーに代わる店内放映用の特別動画制作】
今回は、会社紹介動画を撮影する際のテクニックを3つご紹介しました。
素材に不安がある場合でも、商品の角度を変えて撮影したり、インタビューを取り入れたり、写真で紹介するなど、様々な工夫をすることで動画の制作は可能です。
撮影前の事前準備は必要になりますが、丁寧に素材を集めることで魅力的な会社紹介動画に仕上がるでしょう。撮影素材を工夫し、企業の魅力を効果的にPRしていきたいですね。
今回紹介させていただいた事例は、全てリプロネクストで制作したものです。弊社ではお客様の要望に合わせて企画から撮影まで提案させていただきます。動画制作や撮影に関する疑問点などありましたら、こちらからお気軽にご相談ください。