Googleストリートビュー(インドアビュー)は、業界問わず店舗・施設といった“空間”を持つ多くの方々にご活用いただいています。今回は新潟県新潟市にある「にいがた乳腺クリニック」様のGoogleインドアビューの制作をさせていただきました。
この記事ではGoogleインドアビューの導入理由や、当日の撮影の様子、そしてでき上がったインドアビューも紹介します。
「360度で空間を見せるってどんな感じだろう」と実際のイメージが湧かない方はこの記事でインドアビューの理解を深めていただきたいです。
目次
Googleの公式サービス「Googleストリートビュー」の屋内撮影版をGoogleインドアビューと呼びます。
店舗・施設の様子を360度パノラマで紹介することができ、アクセスした人はスマートフォン・パソコン上で自由に歩き回ったり、見渡しているかのようにその場の雰囲気を感じることができます。
webでの情報収集が主流となった現代、飲食店や美容室、旅館、クリニックなど幅広い業種の方々がインドアビューを導入し、空間の”リアル”な雰囲気を届けています。
また、Googleインドアビューを導入するとGoogleマップに公開されるだけでなく、ホームページに埋め込むことも可能で、様々な入り口のユーザーに見てもらうことができるのもポイントです。
「にいがた乳腺クリニック」は、医師・スタッフ全員女性で女性の乳がん検診・乳腺診察を専門に行っているクリニック。新潟県内では初めての乳腺領域超音波専門医による診察を受けることができます。
院内は、患者様がリラックスできるようにとの思いが込められた、清潔感と温かみのある空間が特徴です。
■にいがた乳腺クリニック様ホームページはこちら
今回Googleインドアビューを導入いただいた理由は大きく二つあったのでご紹介します。
一つ目の理由としては、通院されている患者様が来院の際に院内で迷うことのないようにするためです。待合室→パウダールーム→更衣室の導線や、院内にはいくつかの診察室があるため、web上で公開しておくことで事前に把握してもらうことができます。
二つ目は、初めて来院される方にも安心感を持ってほしいという思いがあります。クリニックに限らず、初めて訪問するサロンや飲食店は写真だけでは中の様子が分からず、行ってみるまでは不安に思う方も少なくありません。
特に医療行為を受けるクリニックや病院はどんな雰囲気なのか知っておきたい方が多いはず。そこで、少しでも安心材料になればと360度で空間を公開することにしました。
それでは、ここからは「にいがた乳腺クリニック」のGoogleインドアビューの撮影裏を少しだけ紹介します。撮影当日は快晴! 自然光を美しく取り込んでいるクリニックだったので、晴れの日の撮影でよかったです。
到着後はまず、撮影スポットの確認をします。今回の撮影箇所は合計28ポイント。外観から順に360度撮影専用のカメラで撮影を進めます。
撮影時は、映り込むものや自然光の入り方に注意をしながら進めます。360度全て映ってしまうので、通常の撮影よりも映り込みには注意!
28ポイントを約1時間半で撮影終了です。
通常のカメラと異なり、360度撮影ではシャッターを押す→6つのレンズで撮った写真を一枚のデータに繋げて読み込むという工程があるので、一般の撮影より時間がかかります。
撮影が終わると、社内でデザイナーが画像を編集(色味補正・三脚消しなど)、そして28のポイントをマップ上で繋げていく作業を行い、公開となります!
それでは、公開されたGoogleインドアビューを紹介していきます! クリニックに足を運んだ気分を味わってみてください。まずは外観から。表示される矢印「∧」マークで中に進んでいくことができます。
待合室は明るく、白を基調とした優しく清潔感のある印象です。
パウダールームや更衣室の先に進むと、マンモグラフィ検査室などの各診察室の内部にも入ることができます。
今回紹介したのはクリニックのGoogleインドアビュー導入事例でした。体のケアを行うクリニックだからこそ、患者様への安心づくりというのは心の負担を軽くする上でとても大切になってきます。
Googleインドアビューで院内の様子を公開することが、来院をする患者様の”安心づくり”に少しでも繋がることを願っています。
弊社では、Googleストリートビュー(インドアビュー)の制作をお手伝いさせていただいております。撮影・制作は全国どこでも対応しておりますので、お気軽にこちらからお問い合わせください!
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