
みなさんは「リスティング広告」という言葉を聞いたことはありますか?
あまり馴染みのない言葉で、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
リスティング広告は、数あるインターネット広告の中でも比較的簡単に始めやすいもので、取り入れる企業が増えてきています。また、2020年に大流行した新型コロナウイルスの影響も加わり、インターネットの利用時間が増えたことでWeb需要が高まり、リスティング広告への関心が集まっています。
この記事ではリスティング広告とは何か、メリットはどんなものがあるのかについてご紹介します。
リスティング広告とはどんなものなのでしょうか。実は意外と身近にある広告なんです。
Googleなどの検索エンジンで検索した際、検索結果画面に検索したキーワードと関連する広告が表示されることがありますよね。それがリスティング広告です。
「検索連動型広告」とも言われ、情報を求めるユーザーに広告として表示することでピンポイントにアプローチでき、効果的に情報を提示できることから、利用者の多い広告になっています。
リスティング広告は主にページの上部と下部に表示されるので目につきやすいです。
私たちの身近にあるリスティング広告ですが、活用するメリットはどのようなものがあるでしょうか。ここでは5つのメリットについてご紹介します。
ひとつずつ紹介していくので、是非チェックしてみてください。
リスティング広告はページの上位に表示することでユーザーの目に入りやすいので、即効性が高く効率的にユーザーを増やすことができます。
SEOなどは効果が出るまでに時間がかかるため、検索の上位に表示するまでは長い期間が必要になり、さらに上位をキープし続けなければなりませんが、リスティング広告では予算次第で上位に置くことができるので、短期間でユーザーを集めることができます。
WebサイトのURLや詳しい概要など、リスティング広告を出す上での準備が事前にできている場合には、数日で配信可能なため早い効果が期待できます。
ユーザーは欲しい情報について調べるとき、自分の求めている中の一番大きなキーワードを検索時に入力するので、検索時のキーワードにはユーザーのニーズが大きく表れています。
例えば「新潟 観光」と検索したユーザーは、新潟に観光へ行きたい、新潟の観光地を知りたいなど、新潟の観光情報を求めていることがわかります。そうした場合、リスティング広告ではそのニーズに合わせた広告をつけることができます。
検索キーワードに対する的確な広告を表示できるので、広告をつける高いコストパフォーマンスが期待できます。
広告を配信したら、ターゲットとなるユーザーに見てもらいたいですよね。
リスティング広告では配信地域を細かく指定することができるので、届いて欲しいユーザーへ広告を届けることができます。
その際に、キーワードとして設定した言葉を自動で広告文に表示する機能もあるので、ユーザーに効果的に情報を届けることができます。
反対に、地域や言葉を設定し、その地域や言葉が検索された場合は広告を配信しないようにすることもできるので、配信設定を上手く活用することで広告費を抑えることも可能です。
リスティング広告は1クリックごとに料金が発生するシステムで、ユーザーが広告をクリックした時に限り料金が発生します。そのため検索時に広告として表示されても、ユーザーがクリックしない限りは料金は発生しません。
また、1クリックの最低単価は決まっていないため、個人で自由に設定することができます。クリック単価は時期や業界によっても差がありますが、1クリック200円前後が相場となることが多く、低予算なので予算が立てやすくなります。
キーワードの設定次第で単価は1円からでも始めることができるので、他のWeb広告と比べて低予算からスタートすることが可能です。
広告を表示した後は、アクセスはどのくらいあったのかと気になりますよね。リスティング広告では表示回数やクリック回数などのデータを数値化して確認することができます。
数値としてデータを見ることで「今月はクリック率が良いからもっとこうしよう」「クリック数が下がってきたからキーワードを見直そう」など、現在の運用状態だけでなく今後の改善点なども知ることができるので修正がしやすくなります。
こういったデータはいつでも確認できるので、運営の状況と照らし合わせて改善していくのが良いかもしれません。
いかがでしたか。
今回はリスティング広告とそのメリットについてご紹介しました。広告運営も簡単に行えるので、初心者の方でもすぐに効果的な運用ができるようになると思います。
リスティング広告は、利点を適切に活用することで効果的にユーザーを集めることができます。
リスティング広告が気になっている方は、是非気軽に始めてみてください。