
今やインターネット検索は、多くの人々の生活に欠かせない情報収集の手段となりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインで情報を集める流れはさらに加速し、それに伴い「リスティング広告」の利用について企業様からのお問い合わせが増えています。
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そこで今回は「リスティング広告ってどんなものだろう」「メリット・デメリットは?」「いくら位かかるんだろう」とお悩みの方に向けて、最初に知っておきたいことについてご紹介します。
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目次
リスティング広告とは「キーワード連動型広告」とも呼ばれ、WEBページ上の検索結果画面でリスト表示されている広告のこと。
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例として、Googleで「新潟 ホテル」と検索をすると下記のような画面が表示されます。一度は目にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
このように、検索したワードと関連のある広告が表示されていますね。これが「リスティング広告」です。「新潟 ホテル」と検索したユーザーは、新潟のホテルに関する情報を得るために検索した可能性が高く、そうしたニーズに合わせて効果的に広告を表示することができるのがリスティング広告の利点です。
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その点から訴求効果の高い広告として、インターネット広告の中でも一番利用されている手法です。
弊社はリスティング広告の運用代行を行っておりますが、最近地方でもそのニーズが増えてきています。その理由はなぜでしょうか。
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■リアルな接触機会の減少
新型コロナウイルス感染拡大により、どの業界も対面でのイベントの開催が困難となり、直接お客様に商品やサービスをPRする機会が減ってしまいました。そこで、WEBから集客や売り上げアップを図りたいとリスティング広告の需要が高まっています。
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■地域問わずにPRすることが可能
BtoB、BtoC問わず、今や全国どこにでも商品・サービスを提供できる会社が増えていますよね。リスティング広告は地域を選択して広告を配信することが可能なので、届けたい地域に対してPRすることができます。新聞広告やテレビCMで全国規模のプロモーションを行うとすると莫大な広告費がかかりますが、リスティング広告は低予算から始めることができるのも利点です。
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■若年層へのアプローチ
これまで新聞の折り込みチラシでPRを行っていたという企業様も、購読者層の高齢化に伴い、若年層へのアプローチに苦戦していました。その点、インターネットは多くの若年層が情報収集のツールとして活用しているため、効果的にPRすることができます。
それでは、リスティング広告のメリットとはなんでしょうか。ここでチェックしていきましょう。
リスティング広告は掲載のみでは広告費が発生しなく、ユーザーが広告をクリックした場合のみ金額を支払うことになります。キーワードにもよりますが、クリック単価は100〜200円が相場なので、新聞やテレビ、雑誌などへの出稿と比べると低予算から始めることができます。
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これまで使っていた広告予算を少しずつリスティング広告に回してみようと始められるお客様もいます。
県や市単位で地域を指定したり、年齢や男女など自社の商品のお客様層に向けて広告を配信でき、その上で検索キーワードに対して広告が表示されるため、ニーズが明確なユーザーにリーチする可能性が高く、費用対効果が高いのがリスティング広告のメリットです。
リスティング広告に限らず、インターネット広告全体に言えることですが、広告の表示回数やクリック数などが全て数字として現れるため、広告を出して終わりではなく実際に効果があったのかの検証と改善を進めることができます。
それでは次に、リスティング広告のデメリットも確認していきましょう。
リスティング広告はニーズが明確なユーザーにリーチできるというメリットをお伝えしましたが、裏を返すとキーワードを検索したユーザーにのみ表示されるため、それ以外への認知拡大は難しいです。
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テレビCMであれば、視聴している人全てにPRすることができますが、リスティング広告はそのキーワードにたどり着いたユーザーの元のみに表示されます。
キーワードの選定や予算の設定など事前に知識が必要となるため、一から始めるとなると勉強をしなければなりません。また、毎月の運用管理に使う時間も発生するため、専門知識がある人がいない場合は少々手間がかかる広告といえます。
リスティング広告の掲載は、キーワードに対してオークションで決まるため競合の多いキーワードは1クリックの単価も上がる傾向にあります。
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ただ、単純に多くのお金を払えば必ず掲載されるものではなく、機械による自動判定でキーワードに対してより相応しい広告かなどを見られて掲載されます。
リスティング広告は、ユーザーのクリック数に応じた金額を支払うため、月1万円から試すことも月100万円をかけることもできます。キーワードの検索数の大小や、配信地域の広さなどで予算規模は変わってきます。弊社で運用する際には、二つのパターンで予算を決めていきます。
一つ目は、希望のキーワードにかかる費用をシミュレーションし、予算を算出していく方法です。例えば、Google広告の場合、上記の画面のように「キーワードプランナー」を使って「新潟 ホテル」というキーワードで予測値を表示していきます。いくつかシミュレーションし、大体の費用が予測きたところで予算を設定していきます。
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二つ目のパターンは、商品の売り上げに対して広告費をいくらかけられるかというところから予算決めを行っていく方法です。
例えば、10万円の商品が一つ売れるのに3万円まで広告費を出すことができるという場合、その金額を目標に広告設定をすることで、費用対効果と見比べながら進めていくことができます。
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いずれにしても費用対効果が合うかしっかりと事前に確認してもらい、スタートしていきます。
リスティング広告は運用管理や知識が必要となるため、運用代行会社が存在します。運用手数料は相場が20%。
10万円の広告費で運用代行を利用する場合は合計12万円となるので、代行会社を利用する際には手数料も含めた金額を想定する必要があります。
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また、運用代行会社を利用すると出稿後の分析を行い、より良い広告効果を生むよう最適化を図ってくれるというメリットがあります。弊社では月に一度レポートを提出し、クリック率などを検証しながら効果を最大化するご提案をしています。
いかがでしたでしょうか。リスティング広告はユーザーのニーズに合わせて効率よくPRができるという反面、広告に合ったキーワードや出稿時の費用感を理解していないとお金ばかりかかり、あまり効果が出なかったということにもなりかねません。
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弊社ではリスティング広告の運用代行を行っており、配信設定から配信後のレポート、改善策のご提案までをサポートさせていただきます。
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【運用手数料】広告費の20%
【初期費用(アカウント制作/広告文制作/キーワード選定)】30,000円
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予算感がわからないという方にも、まずはご要望に合わせたシミュレーションを行っております。
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予算内で効果を最大化すべく運用を行っておりますので、お気軽にご相談ください。