１人で起業して５年、新たに取締役が増えました

先日、お知らせに出したのですが、リプロネクストで２人目の取締役として二宮さんが加わりました。

https://lipronext.com/news/cto-announcement/

二宮さんにはCTOとして、既存のVR・Webマーケティング事業に合わせてメタバース事業を推進していく上で中心となってもらいます。

 

 

このCTOが入ったという文字だけ見ると通常のことのようですが、僕個人としては結構大きな決断だったので、このブログ内で過去を振り返りながら書こうと思います。

 

 

リプロネクストは僕が2017年に創業して今年で6年目の会社です。

 

創業当時は、仕事がゼロで、さらに東京からのUターン直後だったため仕事上での知り合いもゼロ。

むしろ、会社がスタートしてパソコン買ったり交通費や家賃などの維持費で毎月赤字の状態が続き、とにかくお金がないので移動は親が乗らなくなったクーラーが壊れた中古の軽自動車（窓は回転させるやつ）に乗ったり、東京に行く時は深夜バスで移動してました。

 

これは起業家あるあるだと思いますが、起業する前には「将来起業します」と周りに言うと、相手からは「凄いね！」と言われるので気持ち良い状態ですが、いざ起業してみると収入がゼロで仕事もないと毎日孤独の状態が続いてメンタル的におかしくなりそうになります。

それも数ヶ月すると当たり前になって慣れていくんですが。

 

とは言え、所持金がなくなったら終わりなので、新潟にUターンして最初に行ったのはバイト先を探すことでした。

条件は夜や土日に働けて次の日に影響がでないように夜遅くならないことでしたが、当てはまったのが平日はホテルの宴会場、土日は結婚式やアルビレックス新潟の試合会場でのバイトでした。（サッカーは10年やっていて好きなんですが、あまりアルビに行かないのは、当日を思い出す感じがして何となく避けてます。笑）

 

 

収入はバイト代の月７万円という生活を10ヶ月ほど続けて、やっと会社の仕事が月20万円ほど行ったのでバイトを辞めることができました。

 

そこから、オフィスの移転や社員の採用、東京オフィスをつくるなどしましたが、５年間は本当にあっという間でした。

 

 

今の率直な気持ちはリプロネクストをつくって本当に良かったと思っています。

 

応援してくれる人も周りにいてくれて感謝しかないです。

 

改めて５年間やってみてここから先は現状維持にするか？それともより拡大をさせていくか？を考えた時に「やっぱり会社の規模を拡大していきたい」と思ったので、経営陣は自分１人ではなく複数でやった方が良いと判断しました。

もちろん誰でも良いわけではなく二宮さんならと思ったのはもちろんですが。

 

 

会社の拡大と聞くと経営者のエゴではないか？と思う人もいると思いますが、僕は会社の拡大が顧客・社員・地域のためになると本気で思っています。

 

• 会社を拡大することで、お客様に新たなサービスを提供できたりサポート体制を良くすることができます。
• 会社を拡大することで、安定して社員の働く環境も良くすることができるし、新たな仕事を通して成長ができます。
• 会社を拡大することで、地域に雇用が生まれ経済が活性化されていきます。

 

正直、大変な時にもっと楽になりたいなら１人でやった方が良いなぁと考えたこともありました。（個人でやっている人が楽という意味ではないです）

 

 

第１ステージ起業〜５年は終わったので、次の５年は第２ステージとして会社を成長できるよう経営・組織体制も見直して前に進んでいきます。

 

 

今後ともリプロネクストをよろしくお願いいたします。

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