高い没入感で、そのコンテンツの世界に入り込むような体験ができるVR。
実は、「VRドラマ」なるものが出てき始めているのをご存知でしょうか?
この記事ではVRドラマについてご紹介。最先端のドラマの世界を垣間見られると思います。ぜひご一読ください。
VRドラマとはVRのまるで映像の中にいるかのような没入感を利用し、より臨場感を味わえるドラマのことを指します。VRの没入感で従来のドラマとは異なり、ドラマのストーリーを視聴するのみならず、ドラマの世界を疑似体験できるようになります。
なかには自分の選択によってVRドラマの今後の展開が変わるようなものもあります。あなたの好きな視点、選択でドラマを楽しめ、新しいドラマのおもしろさに気づくキッカケになるかもしれません。
ここではオススメのVRドラマをつご紹介します。
・VR連続ドラマ『デフォルト』
・VRホラードラマ 怨みの家
・パラレルVRドラマ「ゴースト刑事 日照荘殺人事件」
・京都へタイムスリップ!池田屋事件
・VR Interactive Drama「ハナビ」
・短編ドラマ「VR勇者さくら~禁断のコード~」
それぞれ見ていきましょう。
劇団ロクタクがお送りするVR連続ドラマです。
全部で4話あり、広告代理店の株式会社ロクタクに入社した女性新入社員の目線で職場でのさまざまな日常を楽しめます。VR映像ならではのさまざまな視点でストーリーが展開されます。社員の少し笑える人間性や日常の景色に没入して時間を忘れて楽しめますよ。
1話
2話
3話
4話
株式会社オンサイトが手掛けるVRホラードラマです。
父親に殺された少女の霊が徘徊する空き家を舞台にストーリーが展開されます。VRの臨場感と立体音響により、従来のホラーとは異なる恐怖を感じられます。
日テレLABとRhizomatiks Designが手掛けた刑事ドラマです。
アパート日照荘で起きる殺人事件を、あなたがゴースト刑事として犯人をつけとめます。VR映像の中で登場人物たちが住む4部屋を移動でき、あなたの視点で証拠を掴み事件の真相に近づきましょう。
まさに体験型のドラマで、楽しみながらストーリーを進められます。
幕末の1864年7月8日に実際に起きた池田屋事件を再現した映像を楽しめます。刀を持った剣士たちとのチャンバラを間近で目撃でき、迫力が感じられます。
また映像に入り込んだ自分もチャンバラに参加し、相手と斬り合うシーンもあり、息を飲む間もないほどの臨場感を味わえます。
VISION VR INC.が手掛ける世界初の長編VRドラマです。
VRドラマと言えば短編ものが多く制作されていましたが、通常のドラマと遜色ない長編VRドラマです。ジャンルはラブコメディーです。
ハナビには、元AKB48の永尾まりや、上原一翔、朝比奈彩、松本愛、阿部祐二などの豪華キャストが出演しています。美少女ロボットと元彼女をめぐる恋愛ラブストーリーです。
ドラマの途中では「美少女ロボット」か「元彼女」かを選択するシーンがあり、その選択次第でその後のシチュエーションが異なるという面白い試みをされており、非常に楽しめる作品です。
Cuarteto Imaginarioが手掛けたクエスト系短編ドラマです。
全5話で構成されており、ゲームの世界から現実世界に出てきてしまった魔王を勇者さくらが仲間を連れ封印するストーリーとなっています。
ドラマとゲームを掛け合わせた新感覚のVRドラマになっており、面白いです。
この記事ではVRドラマについてご紹介しました。
ドラマにVR技術を組み合わせることで、臨場感のある映像を視聴できますよ。従来のドラマとは異なる新感覚の体験型ドラマで、従来ドラマとは違った楽しみ方ができます。
VR技術が今後も発展していくことで、より高品質なVRドラマを視聴できるようになるでしょう。今後のVRドラマ技術の発展から目を離せないですね。