CEO Blog
本日は、1名新しい仲間が増えました。
ママさんで短時間の勤務ですが、その分時間に対するコスト意識があると思っていて、これからリプロネクストの事業が加速するのが楽しみです。
さて、新潟でベンチャー経営をして約3年で感じるのは、新潟の人は稼ごうとしない人が多いという印象があります。
野菜や米は美味しいものでも周りにあげますし、サービスをつくるにも相場よりも安く設定する傾向が強い気がします。(ちなみに、私も相場とか気にしてしまう時はありますが…)
野菜や米をあげるのは、短期で見ると「もらって嬉しい」「喜んでくれて嬉しい」と悪い話ではないように見えますが、皆さんはどう感じるでしょうか。
私としては、長期的に見ると出来る限り経済で回していくことが、新潟にも日本にも必要だと感じます。
「今まで無料であげていたのにお金なんてもらえないよ」
と思うかもしれませんが、稼ぐための方法はいくつかあるはずです。
例えば、SNSをやっていれば、無料であげた分、写真やコメントを拡散してもらえれば広告になり売残りが減るかもしれません。
安く仕入れたい飲食店であれば、売残りでも多少の対価はもらえると思います。
また、よくある方法は果物をジャムにするなど、加工して長期保存ができる方法で売ることもできます。
なんか稼ごうとして自己中心的な感じがするかもしれません。
私も起業した当初はそう思っていました。
自分の手を動かすだけであれば、原価なんてかからないので「サービスしておきます」と言っていい顔していました。その代わり、リプロネクストを設立して最初の9ヶ月間は、ホテルで平日夜は宴会、休日は結婚式のアルバイトをしていました。
誰かが我慢すると長期で続けることはできません。そして、続けられないと顧客のためにもならないです。
反対にしっかりと対価を得て、成果を出すことができれば顧客もさらに成長してさらに大きな仕事依頼が来るという好循環になっていきます。
そして、結果的に地域経済が潤うことで投資ができ、そこに暮らす人たちも喜びます。
顧客、社員、地域のためにも稼ぐこと、お金を払ってでも喜ばれるサービスをつくること、小さな積み重ねが地方には必要だと思います。
リプロネクストもサービスを改善して地域経済に貢献できる会社を目指していきます。