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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

Twitterトレンドに入ったサービスはなぜ数年でなくなくのか?

世の中で話題とされるサービスって何が思いつきますかね?

すぐ思いつくのだとInstagramとかYouTubeとかLINEとか普段から利用するSNS系な気がしています。

反対になくなったサービスって思い出せますか?

 

「そりゃ、なくなるくらいのマイナーなサービスなんて覚えているわけないだろ!」

 

と言われそうですが、以外と名前を出すと知っているものがなくなった、もしくは厳しくなっていることも多いと思います。

 

VALU2020年3月にサービス終了
企業の上場のように個人を上場させるサービス

 

polca:2020年10月にサービス終了
少額のクラウドファンディングサービス

 

nommoc:現在サービス休止中

無料タクシーサービス

 

他にもTwitterの次に来ると言われたマストドンを今でも行っている人は少ないと思いますし、一時期話題になったバーチャルYouTuberのキズナアイの会社はかなり状況が難しいようです。

 

特にこういうサービスや会社を批判したいわけではなく、何を言いたいかというと話題になったサービスでも継続することは難しく、会社でも急成長している場合は、落ちるときも早いです。

 

急成長が続かない理由は大きく2つあると思っています。

①実力が追いつかなかった

急に知名度が上がると自分たちの実力がないのに仕事や講演依頼が殺到して、忙しくしているけれど、実力がないのでその分お客様の期待に応えられずに続けるのが難しくなったパターンです。

 

芸人で例えると、「一発屋」と言われる人の多くはリズムネタなどで、テレビに引っ張りだこになりますが、トークがあまり上手くなく1年で飽きられて無名になってしまうなどです。

 

ただ、その中でも着実に力をつける人は一発屋から形を変えて生き残っています。

②話題にしてくれたのはファンではなかった

会社やサービスの場合は、これが原因なんではないかと思っています。

 

例えば、無料でタクシーに乗れるサービスとかレシートを撮影して送ると◯◯円もらえるサービスってTwitterなどでもものすごく話題になっていましたが、今でも利用しているとか覚えている人ってあまりいないのではないでしょうか。

 

これは、明らかにお得だからよってきたけれども、お得感がなくなったら他に移ってしまう=ファンではない人たちです。

 

鳥貴族やいきなりステーキが、値段を少し上げただけで客数が減るのも美味しいから行っているファンよりも安いから行くという人が多かったためだと思います。

ちなみに私は鳥貴族が好きなので、値段が上がっても全然行きます!

 

反対に着実に残っているサービスは、一気に話題になるわけではなく、少しずつ成果が積み重なっているものが本当に強いです。

 

InstagramやTwitterのサービスそのものが、トレンドで1位になるなんてことはないですし、LINEとかYahoo!とかが話題になるのは、会社としての買収ニュースくらいです。

 

と考えると、今の会社や仕事が話題になっているわけでなくても全く焦る必要はないということです。楽天も突然今の規模になったわけではなく、最初は社員6人で13店舗でスタートしています。

 

飛び道具に頼らずに、毎年・毎月・毎日の成長を継続することでファンが付き、着実に成長することができると信じています。