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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

組織崩壊はパターン化されている

採用活動を進めている中で、組織について考えることが増えています。人が3人集まると社会になると言いますが、人それぞれ価値観も違うし生きてる背景も違うので同じ言葉を発しても伝わり方が意図しない結果になったりします。

僕は過去に組織崩壊を何度か経験しています。

 

高校時代のサッカー部で部長をやっていた時、大学時代のラクロス部で2年間部長をなった時、そして起業してからも。何度も失敗をしています。

組織は感情が絡んでくるので、作り上げるのに時間もかかるし成功パターンもそれぞれかなと思います。

 

ただ、失敗パターンは自分で経験した、もしくは他人を見てきた中で何個かあるのでメモとして共有しておきます。

組織を良くするのは一人じゃできないけど、崩壊するのは一人でできる。

組織はつくるのは大変で、一人でやる気出しても上手くいかないけど、たった一人の行動ですぐに崩壊します。

 

例えば、陰口を言い続けていたり会社の方針に対して面倒だからと批判をするなどです。
これは、相手に対して疑心暗鬼になっていくので気持ちの面も不安になっていき、本音で過ごすのが難しくなります。

ちなみに陰口はだいたい相手に届くので、本人としても絶対に言わない方が良いのは間違いないけど、つい言ってしまうのを見ると人間って弱い生き物だなと思います。

 

どうせ漏れるなら褒めた方が得なのにね。

敵対マネジメントは誰でも手を伸ばしてしまう組織崩壊のパターン

陰口と似ていることですが、敵対マネジメントも組織を崩壊させる簡単な方法です。

 

敵対マネジメントとは、リーダーやマネージャーが「社長がわかってないよな」「上の人から言われたからやってよ」などと部下に言うことです。
これは、マネジメントをする上では自分は嫌われないのと合わせて、部下からすると「あの人は自分のことをわかってくれえている」と一見団結力のあるチームに見える場合があるので厄介。

 

こういうチームは成果につながらないので、結果としてチーム全体のためにならずにさらに陰口を言っていく…という悪循環になります。

何を言うかじゃなく誰が言うかを人は重視する

人は何を言うかよりも誰が言うかを重視する場合が多いです。例えば、医者が言うと体に良さそうとか学歴のある人が話すと何となく正しく感じるとかです。

 

これは会社で言うと、いつも気づかいをしてくれている人が「手伝って」というのとあまり話したことがない人が「手伝って」というのでは相手の受け取り方が変わります。なので、会社内で協力してもらおうと思ったら挨拶や約束を守るとか当たり前のことを当たり前にやっている人に信頼が集まります。

 

 

一方で、注意した方が良いのは正しいことを言えば人が動くと思っている場合です。
こういう人は評論家タイプと呼んでいるんですが、普段はやることやらないで「会社はこうあるべきだ」みたいなことを言って、それ通りに動かないと「会社はわかっていない」「あの人は動かない」とか、自分が正しいと思っている本当は組織にとってものすごくマイナス的なことってよくあります。

 

人は何を言うかではなく誰が言うか。まずは自分の意見が通るような振る舞い・実績を出しているかを見つめなおした方が良いですね。

 

まとめ

僕が過去に経験したことをまとめてみましたが、謙虚になる。完璧な人はいない。自分がされて嫌なことはしない。自分がされて嬉しいことを相手にもする。これを続けるだけでほとんどの人間関係の問題はなくなるんじゃないかと思います。

 

 

リプロネクストは良い人が多いので、全員のエネルギーを1つの方向に向けて発揮できるよう今後も組織づくりは大切にしていきます。