CEO Blog
ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
是非、ご覧いただいてTwitterもチェックいただけると嬉しいです。
新潟にUターンをして4年半が経過しました。(Uターンと同時に創業したので会社の年数をほぼ同じ)
実際に新潟にUターンをしてみて戻ってくる前とのギャップやメリットについてふと考えてみたので書いていこうと思います。
最初からマイナスの話になってしまいますが、正直新潟に来る前のイメージは「保守的」ということが浮かびました。新潟に限らず地方で共通することかもしれませんが、その中でも特に新潟は地元の人が「新潟は保守的だよ」という人が多いと思いました。
家族/友人/仕事で知り合った人などに聞いてみると半数以上の人は「起業したいなら東京の方が良いよ。新潟では厳しいよ」と言っていましたね。
実際に新潟に来ての印象は後ほど書きますが、今はだいぶ「新潟=保守的」という人も減っているのではないかと思います。(むしろ「新潟いいよね!」という人が多い印象)
これは当たり前ですが、新潟は農家や製造業が多いです。
ただ、実際に新潟に住んでみると「思ったより多い」と思いました。
車で少し行けば見慣れた田園風景があって、取引先の製造業が「○○の分野でシェアNo.1」という会社が何社もあります。
おそらくまだまだ知らない会社があるので、掘り下げていくとおもしろそうです。
最後は新潟関係ない部分もありますが「起業してやっていけるのか?」という気持ちがありました。
ただでさえ、起業した会社の90%以上が10年以内になくなるというデータを聞いていた上で、さらに周りから「新潟で起業は難しいよ・・・」と言われていたので、自分の中では何とかなると思いながらも不安は大きかったです。
Uターン前は、東京>新潟というイメージが強かったですが、新潟だからこそのメリットを感じる部分が増えればチャンスの大きい街だとも思います。
ここからは、新潟で起業して5年目を迎える立場としての新潟で起業するメリットについて紹介していきます。Uターン前とのギャップと思ってもらっても良いかもしれません。
元々、新潟-東京の新幹線はよく利用していましたが、北海道/大阪/愛知/福岡/沖縄にも飛行機1本で行けることは知りませんでした。
これだけの利便性があることが、リプロネクストの売上比率が新潟県外が半分以上という部分を支えてくれています。
普段、制作するオフィスは新潟の施設で行って、打ち合わせや撮影などは全国で行うという生活はストレスなく自由に行動が可能です。
最近はキャンプブームで世界的なブランドのスノーピークが新潟にありますし、それだけでなく新潟は近所に大きな公園があったり少し移動するだけで海が見えたりします。(新潟オフィスから徒歩15分で海)
これは文字にすると自然が多い程度のことですが、僕としては非常に大きな変化でした。
一見、仕事を頑張るなら東京というイメージがありますが、実際には仕事を本気で頑張りたいなら新潟という選択肢はありだと思います。
東京に住んでいた時には仕事以外の満員電車や休日に外出するのも人が多いなどストレスを感じることがありましたが、新潟にいると仕事する→自然で癒される距離感がかなり近いので良いリフレッシュができてまた良い状態で仕事ができます。
新潟に住んでいる人だと感じるかもしれませんが、新潟は起業ムードが少しずつ出てきています。リプロネクストも選出されたJ-Startup Niigataは、J-Startupの初めての単県での実施になります。
新潟県としても起業支援をしているのと周りでも起業家が増えてきている印象があるので、起業の同期も見つかるかもしれません。
僕の場合もUターン時に参加した新潟起業チャレンジというビジネスプランコンテストに参加した起業家とは今でも定期的に飲み会などでお互いの進捗や悩みの共有などを行っています。
新潟で起業する前と後について話しましたが、ここから自分の課題だと思っているのは、新潟でも良いではなく新潟だから良いという強みをどんどん出していかないといけないなと感じています。
もし、新潟で起業することに迷っている方がいたら参考になれば嬉しいです。