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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

現在の事業内容を選んだ理由について

リプロネクストは実写VRコンテンツや動画の制作、インターネット広告を取り扱うなど、事業内容が幅広くてBtoBビジネスでもあるので「何をやっている会社?」と聞かれることがありますが、一言で言うと「リアルを届けるWebマーケティング会社」と言っています。

 

インターネット上で地域・企業の魅力をリアルに伝えていくことで、「一度使ってくれたらわかるのに」「こだわりを知ってほしい」という本当に良いものを作っている人たちのサポートをができると考えています。

 

そのため、実写VRコンテンツや動画の制作でコンテンツを制作して、せっかく制作したものを知ってほしい人に届けるためにインターネット広告も取り扱っています。

 

今後もインターネット上で地域・企業の魅力をリアルに届けていくことを強みとして大切にしながらサービスの改善と新たな事業にも取り組んでいきます。

この事業内容を選んだ理由

「過去にVRの制作に関わったことがあるんですか?」と良く聞かれますが、正直言うとないです。正確には少し触れたことはありましたが、しっかりと事業として行っていたわけではないので、「こういうことができそうだよね」というものばぼんやりとあって、調べたり人に聞いたりしながら勉強をして徐々に進めていきました。

 

その上で「リアルを届けるWebマーケティング会社」として動いていこうと思ったのは、地域のためになる会社を目指すと起業時に思ったて新潟にUターンをしてきて、人口減少や後継者不足という課題を目にしたことがきっかけでした。

 

東京にいた時には、ニュースで人口減少とか聞いても東京は毎年人口が増えていて若い人も多いので、自分毎のような感じがしていませんでしたが、新潟にきて人口減少の数字を具体的に聞いたり後継者不足で会社がなくなっていくことを目にすると「ここは解決していきたい」と思いました。

 

人口減少が続いて何も対策しないと地域の経済は縮小します。

 

経済の縮小を解決する方法を考えると、県外・海外にモノを売るか/県外・海外から人に来てもらうか/県内経済の動くスピードを上げる必要があると思っています。

 

ただ、自分が旅行に行く時に何もなく知らない場所に行くよりは、既に知っている沖縄や北海道に旅行に行きます。それは、スマートフォンやSNSが普及したことで、モノや時間を使う前にどこの観光地がおもしろくて、どのお店のご飯が美味しくて、どの宿が好みかをとにかく調べて、実際に行くときには確認作業に近いカタチで体験をしていきます。

 

そう考えると、地域の経済の縮小を止めさらに成長を目指すには、インターネット上でリアルな魅力を届けていくのは、インフラとして必要だと思っています。

新潟県内と全国の売上をつくろうと思った理由

リプロネクストは新潟発のベンチャー企業ですが、新潟県内と東京を中心とした全国の売上が半々です。

IT企業で考えると本社を東京におく会社が多い中で、新潟本社でありながら国・上場企業・地方の観光地の仕事をしていることは珍しいと思いますし、やっていておもしろいです。

 

 

この新潟以外の売上が半分あるのはたまたまではなく、創業3年目あたりから戦略的に行っており、そのきっかけは「地域に貢献するためには、収入は別で持っておく必要がある」と考えたためです。

 

元々は「新潟で創業するなら新潟のために仕事をする」と考えて、地元企業に営業活動に行っていて、集客やPRに困っているお客様にインターネット広告などを提案すると「そんなことより紙のチラシを今より安くできるなら仕事出すけど」と言われる機会が多かったです。

 

心の中では「これまでと同じ方法だと集客はできない」と思いながらも、全く仕事なく食べていくためには「やらせていただきます」と伝えていました。

最初は、「関係ができたら新しい提案も受け入れてもらえるはず」と思っていたのですが、頼まれるのは毎回昔から変わらないチラシや他にもイベントで配布するホッカイロにチラシを入れる作業を担当していました。周りからは「起業してすごいね」と言われても実際には安いから仕事を頼まれているだけで、さらに仕事も少なく朝起きてオフィスに行っても仕事がない。

 

自分の無力さや存在価値について考えることが多かったです。

 

そして、何より恐かったのが何回か仕事が続いた時に「今よりももっと売れるチラシはなんだろう?」と考えている自分がいたことです。チラシでは効果を出すのが難しいとわかっているにも関わらず、生きていくために自分を正当化して相手のためにもならないものを積極的に提案する自分がいました。

 

そういった自分がいたことに気がついて、なんのために会社をやっているのか?と考えて、本当に地域のためになるには相手に本当に良いものが提案できる体質の会社にしよう。と思って全国からの仕事を受けることに決めたんです。

 

地域活性化や地域貢献というキーワードを自分もよく使っていましたが、現実は甘くないと思い知らされる勉強になりました。

 

今では”地元のため”という気持ちに合わせて視野が少し広がり、全国のお客様のために新しいことにもどんどん挑戦していこうと思っています。

全国から仕事をもらっている方法

新潟県内と全国からの仕事が半々だと言うと、「どう集客しているのか?」と聞かれるので紹介します。

 

まず、県内に関しては代理店様からの依頼かもしくは取引先や銀行からご紹介いただける機会が多いです。そして全国からの問い合わせについては、ほぼWebサイトからのお問い合わせです。

 

Webサイトからの問い合わせは年間200件以上いただいているので、営業日でならすとほぼ毎日来ているような状況です。基本的な流れとしては、自分たちができること/お客様の声などを記事として紹介して、Googleなどで検索している人の目に触れて問い合わせをいただき、そこから打ち合わせを重ねて仕事として決まります。

 

単発で見るとフロービジネスになりますが、Webマーケティングを活用することで仕事を行えば行うほど問い合わせが増えるため、フローストックモデルと言っています。

 

 

お客様に対してWebマーケティングを提案する際には、リプロネクストで行ったトライ&エラーを元に行うようにしていますので、まずは試してよりよい提案ができるよう今後も率先して挑戦していきます。