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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

経営者がドライに見えるのは積み重ねがあるから

こんにちは、リプロネクストの藤田 献児です。

 

起業してから7年が過ぎて自分のメンタルの変化について考えると「なるほど、経営者ってこういう風に変化していくのか」と自分自身が実験台?のように色々と思うことがあります。

 

例えば、社会人経験の少ない10代20代が起業して最初は「みんなの会社にしよう」と思います。僕もそうでした。

 

この「みんなの会社にしよう」というのは、今でもメンバーがそれぞれ自分たちの会社に誇りを持つことは目指していきたいと思いますが、今回の起業したてのパターンは「みんなの会社なんだからみんなで責任感持ってやろう」と思ってしまうことです。

 

 

いや、それができたらベストではあるけど、現実はそんなことなくて本当の意味での責任は社長しかとれないです。会社のために借金はするけど、個人保証つくのは社長。何かトラブルがあった時に名前が出るのは社長。

 

「こんなに大変な状況なんだから、この気持ちを理解して!」というのは嫌というほどわかりますが、それでもこの感覚は自分も体験してみて間違っているなと思います。

 

起業した時には「これから何ができるか楽しみ」とワクワクした気持ちから、いつの間にか「行動しないと終わる」という危機感になり、その状態に慣れてからがスタートでした。

 

言い換えると周りに過度な期待をしてはいけないということなのかもしれません。
いくら自分が常に仕事のことを考えていても、急ぎでもないのに休みの日に連絡がきたら相手は嫌だし、飲み会の後に熱くなってチャットで説教するとかもう良い未来なんてないです。

 

 

 

とは言え、僕もメンバー個人のことは好きですし期待もしますが、何か課題・問題にぶつかった時に頭の中で「慌てても良いことないから、どうしようかな?」と解決策だけにしか意識がいかないので、周りからみたら何も慌てていない=ドライ?と見えているのかもしれません。

 

もう日々、色々なことがあるのでいちいちあたふたしている余裕がなく、どう解決するか?にしか頭がいきません。

 

個人の感想としては、目の前のことよりも本質を考えようと思考が変化して良い経験を積ませてもらっているなと思いますし、ここからリプロネクストが10年・15年と過ぎる中でどんな心境の変化があるのか今から楽しみです。

 

 

 

最後に言いますが、素の自分は子供よりも子供っぽく遊べて高校からメンタルに変化していないと思っているので、あくまで仕事でそう見えているだけと伝えておきます!