CEO Blog
ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
是非、ご覧いただいてTwitterもチェックいただけると嬉しいです。
お盆前後にスケジュールを詰め込み過ぎてアポイントが入っている上に撮影現場の立ち合いなど中々嬉しい悲鳴をあげています。
9月から新しいメンバーも増えるので、楽しみですが色々と準備することがあってだらだらとクラフトビールを飲みながら読書というお盆の夢の過ごし方ができなそうです(笑)
そして、現在3つの新規事業も進めています。
こういう新規事業をやろうと思うとものすごくパワーが入りますが、具体的に言うと赤字を続けられるか?が勝負なところだと感じています。
リプロネクストのようなまだまだ小規模のベンチャーが赤字事業を持っていると周りの方からも1本に絞った方が良いと言われますが、自分の中では関連している事業に進んでいるだけなので全く問題ないと思っています。
むしろ、赤字事業を持っているかとない会社では、赤字事業を持っている会社の方が強くなる可能性があると思っています。
ある広告代理店に打ち合わせに行った際に実際にあった話ですが、会社として既存のサービスが売れなくなってきて上司から「若手で新規事業を持ってこい」と言って若手スタッフがアイデアを出していました。
たまたまその会社との打ち合わせと若手スタッフのアイデアを話すタイミングが同じで「○○をやろうと思います」と言ったらそれを聞いた上司は「でっ、それはいつ儲かるの?」「6ヶ月は続けないといけない!?それまで赤字広げるだけじゃんかよ」と言っていました。
これは実際にあった話で、個人的には上司が「若手、なんかアイデア持ってこい」と上から言っている時点で、新規事業に対して本気でやろうという意気込みがないのでアイデアの良し悪しに関係なく続けていくのは難しいかなと思います。
少し話がそれましたが、赤字事業を持っていることのメリットは、会社が長期で大きな成長をする可能性があります。急成長するサービスは落ちるのも早いです。(clubhouseのような)
それは、会社がユーザーの高まった期待値を越えられずに飽きられてしまうというのと、目立つことによって競合がどんどん溢れてしまうというのがあります。(Twitterのclubhouseのような音声サービスで今度イベントやります)
一方で、赤字事業では競合が手を出してこないので、会社として基礎固めができるのとユーザーの期待にも1つ1つ答えていける可能性があります。そして会社内に自分たちが頑張らないと新規事業ができないという危機感が生まれ、担当者は挑戦することで人が育ちます。
軌道に乗っているサービスは誰が担当してもある程度は結果が出ますが、新規事業は失敗するのが当たり前の中で日々考えて改善をしていくので社員の成長を考えるとこれほどの環境はないと思います。
とはいえ、リプロネクストの新規事業はどれもうまくいくと信じて進めているので、新しく人が増えてどんどんスケールさせていきます。結果出します。