CEO Blog
新潟工科大学1~2年生の成績優秀者の約70名に対して講演を行ってきました。
会社の紹介と『やりたいことを実現する方法』というタイトルでお話をしましたので、今回は簡単に共有をしようと思います。
▼新潟工科大学さんと少しだけ紹介▼
新潟県柏崎市にある工学を学べる大学です。
理事長・学長や生徒の話を聞いていくと真面目な学生が多くて先生の面倒見も良くもっと知ってほしい!と本当に思える大学です。
リプロネクストで「メタバースオープンキャンパス」をつくらせていただいています。
講演は夢・やりたいことを実現するには、どういうことが必要か?ということについてお話をさせていただきました。
大前提として僕はまだ成功していないけど、中学生から「何となく将来は会社をやろう」と思っていたのですが、実際に株式会社リプロネクストを設立したのは、27歳なので10年以上やりたいと思っていたけど実現できていませんでした。その経験から僕が学生時代に知っておきたかった内容を伝えました。
ちなみに中学生の時に将来会社をやりたいと思った理由はうろ覚えですが、自分の名前について考えた時に献児という字が珍しくて「自分は社会に貢”献”する人になるんだな」と思っていました。
そして、「社会に貢献するには、より多くの人に良い影響を与えられる経営者になるべきだ」と考えていました。
『やりたいことを実現する方法』について話した結論を言うと『行動にしか価値がない』という内容です。
僕は社会人になってから毎年新年になると「今年は会社やるぞー!」と毎年思っていました。おそらく皆さんも新年になると、「今年はダイエットするぞー」「仕事で成果だすぞー」「資格とるぞー」と決意したことあると思います。
でも、実際には1ヶ月もすると行動していないことに気付き、夏になるとそもそも決意したことすら忘れている。僕は完全にそうでした。
では、なんで決意したのに行動しないのか?と考えてみたら、今日やらなきゃいけない理由ってないんだなと思ったんです。
辛いことがあっても、何もしていない後ろめたさがあっても、夜スマホを開いたらちょっとの幸せを得ることができます。ユーチューバーを見ればクスッと笑えるし、スマホゲームをしている時は今の悩みを忘れられます。
嫌なことがあった日の夜はこんな感じでした
1日単位ではごまかすことができても、頭の中には「いつか社会に貢献できる会社をつくりたい」という想いがあって、モヤモヤする。そんな生活をしていました。
何年か同じ経験をしてやりたいことを実現するにはどうしたら良いのか?と真剣に考えてみたんです。
すると、成果を出すことってシンプルだと知りました。
成果=質の高い行動×行動量
テストで良い結果を出そうと思った時にどこが問題として出題されるか知ってたら、勉強時間が短くても成果が出ますし、反対に1日10時間以上勉強したけどテストとは関係ない勉強をしていたら成果は出ません。
そして「社会に貢献できる会社を創ろう」と計画を立てていた時にふと思ったんです。
「質の高い行動って、経験しないとわかんなくね?」
PDCAサイクルって社会人になると学ぶと思います。
僕も成果を出すにはPDCAサイクルが大切だと学んでいたので、起業しようと思った時にも「まずはPLANを立てて…」とやっていたんですが、いつまで経ってもDoに踏み込めなかったんです。
理由は、最初にプランを立てても「これで本当に上手くいくのか?」「創業して10年で9割が潰れると言われているんだからもっとビジネスプランをブラッシュアップしないと!」とか考えていました。
だけど「質の高い行動って、経験しないとわかんなくね?」と思ってから、とにかく行動しよう!と思って会社をつくる決意をしました。
「先に会社創ろう」と思った結果、どうなったかと言うと全然ダメでした。
仕事もお金も経験もなかった(あるのは空想のビジネスモデル)ので、生きていくためにアルバイトを週5日やることになりました。昼間は仕事して17~22時にホテルの宴会場に行く生活。
バイト生活がメインだと周りの人から軽い感じで「起業家じゃなくてフリーターじゃん!笑」みたいなことを言われて心が折れそうで、起業して2年間の写真がこの1枚しかないです。
仕事がないと自分の存在価値もない感じがして、自分が写っている写真が撮れなったです。
あれから7年して今は、一緒に仕事をしたいと言ってくれる人が周りに増えて本当に嬉しいですが、あの時に行動していなかったらこの経験も得られなかったと思うと、フリーター生活もやって良かったですね!
話しを戻すと経験がない&予測もできないことに対して計画なんて作れないので、成果を出すには行動しかないと思っています。
しかも今はインターネットやAIがあるので、それっぴ計画なんて誰にでもできるので価値がなくて、人が出せる価値は、行動とコミュニケーションしかない気がしてます。
「行動と言ってもどうしたら良いんだろう…」と思う人は、行動する理由をつくるのがおすすめです!
ダイエットをしようと思った週間に「まずは週1回走って…」とかじゃなく、すぐにジムの契約をする。学生で「社会人になったら仕事で活躍したい」と思ったらすぐにベンチャーにインターンを申し込む。スキルアップしたいと思ったらネットで検索するんじゃなくて、すぐに講座に申し込む。
僕の場合は、やりたいと思ったら何かに申し込むので、イベント当日になると「行きたくねぇぇぇ!なんで申し込んじゃったんだ」と思うこともあります。とういか7割くらいそうです。
でも、行ってみるとおもしろいし新しい人に出会うと「がんばる理由」ができるので、次の行動が前より楽になります。
どんなに素晴らしい考えを持っていても行動しなければ成果は出ません。
反対に、どんな理由でも行動した人は成果がでます。
モテたいという理由だけで起業してうまくいっている人もたまにいますが、行動量は半端ないです。
論理では行動が必要だとわかった僕ですが、それでも「失敗したらどうしよう?」とモジモジしていましたが、26歳の時にある人から「人生は30,000日」と聞いたんです。生まれた日から数えていくと30,000日は81歳にあたるので平均寿命とおおよそ合っています。
そして、「自分って生まれてから何日経っているんだ?」と思ったらあと1年もしないウチに10,000日が終わることに気が付いたんです。
過去を振り返ると家族や先生に迷惑をかけて勉強はしないし、警察のお世話になったことがあってシンプルに「このまま人生終わったら後悔するな」と思いました。
「次の1万日は社会に貢献できる人になろう」と思って、会社の設立日を自分が生まれて10,001日目の2017年2月13日にしました。
当たり前だけど、人生は有限で日々死に向かっています。
この終わることに比べれば、人生の失敗は大したことないな。と思えます。
過去の話をしましたが、今も価値があるのは行動だけという考え方は意識しています。
今年も「会社を将来こうしたい」と思って知識がないので、行動してみたら何となく行けそうな気がしてきて、今はそこに向かって日々行動してます!
久しぶりの長文のブログになりましたが、誰かの気付きや勇気になったら嬉しいです。
行動あるのみ!