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リプロネクストの社長ブログ

経営者視点を持てについてベンチャーの経営者として考えてみた


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SNS上で「社長から経営者視点を持てと言われたけど、そんなの傲慢でしょ」みたいな内容をたまに目にするので、それについてベンチャーの社長という視点から書いていこうと思います。

 

 

ちなみに僕も新卒のWeb系の広告代理店で上司から「経営者視点を持て」と何度も言われたことがありますが、その時には「経営者視点ってなんかカッコ良い!」という印象程度で、会社についての考え方を教わるのがワクワクしていたので、全く「経営者視点を持て」という言葉にマイナスの感情を抱いたことはありませんでした。

 

 

経営者視点を持て」がマイナスの印象がある理由
この言葉にはマイナスの印象があるのはおそらくこの2つが理由なんじゃないかと思っています。

 

1.損した気持ちになる
これは最近の社会全体の傾向にある感じがしますが、会社員として頑張るって何となく損していて、起業とかフリーランスの人の方がすごいみたいなイメージがあるんじゃないかと感じています。

 

という目線で考えると「経営者でもないのに経営者視点を持てってそれ自分の仕事じゃなくない?」と思うのも理解はできます。

 

 

2.何を考えたら良いのかわからない
そもそも「経営者視点ってなに?」ということだと思いますが、これも正しいと思います。

まず何からやれば良いのか?売上?マネジメント?コスト管理?などよくわからないけど、言われている感じが非常に難しいですよね。

 

個人的には「経営者視点を持て」を別の言葉で表すと会社全体のことについて責任感を持てということだと認識していました。

 

 

例えば、会社にゴミが落ちている時に「自分は捨ててない」というのも正しいですが、責任感があれば「すぐ捨てないと」という思考になります。

 

仕事でも会社全体の売上が上がっていないことに対して「今年ボーナス減るのかな?」と考える人が多いと思いますが「会社大丈夫かな?」「どうやったら売上あげられるかな?」と自分だけではなく周りの人を助けたり会社全体を助けようとする意識が、「経営者視点を持て」の言葉の中に含まれているのかなと。

 

 

結論:経営者視点は持った方が良いのか?
何となく損した気持ちとか曖昧な指示というのは正しいですが、自分の考えとしては「経営者視点を持て」というよりは「経営者視点を持った方が絶対に良いよ」という考え方です。

 

損していると感じるのは簡単に言うと仕事量が増えて待遇が良くならないということだと思いますが、会社の基本の流れで言うと成果を出す→待遇が良くなるになるので、成果が出せるかわからない新卒社員と過去の実績がある転職社員で会社に入った時点で待遇が違うのはこれが理由です。

 

なので、普段から待遇以上の成果を出している人がいたら会社からすると辞めてほしくないので、待遇の改善をします。もし、改善されないのであればそこで初めて交渉とかできると思います。

 

とはいえ、経営者視点を持てる人(自分の中では会社全体に責任を持てる人)は、少数なのは間違いないので、僕は「経営者視点を持て」とか言うことはないですが、もし、「経営者ってどのように考えるんですか?」とか聞くような人がいたら答えるようにしますし、圧倒的に成果を出している人がいたら1つのチームと予算を任せて経営者視点を持たないといけない状況にすると思います。

 

経営者は人に言われてなるものではないので、経営者視点を持てというのも人に言うのはおかしいような。という「経営者視点を持て」に対する藤田の中での結論でした。