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大学×AIで入試広報はどう変わる?受験生の「わからない」を解決するAIサービス「NOIM」

大学×AIで入試広報はどう変わる?受験生の「わからない」を解決するAIサービス「NOIM」

大学入試広報を取り巻く環境は、近年急速に複雑化しています。入試方式の多様化や学科・専攻の細分化が進む中、受験生や保護者が「自分に関係のある情報」にたどり着く前に離脱するケースが増えており、特に進学を検討する段階では、個別の疑問を電話や窓口で相談することへの心理的ハードルが高く、問い合わせに至らないまま検討が停滞しやすい傾向があります。

本記事では、大学の入試広報・進学相談の現場が直面している課題を整理したうえで、対話型AIコンシェルジュ「NOIM(ノイム)」が受験生の疑問にどのように応え、進学検討を前進させるかについて、実際の導入事例を交えながら解説します。大学の広報・入試担当者や、進学相談の効率化を検討している方を主な対象としています。

大学・専門学校のAI相談窓口において、相談が特定部署・担当者に集中し、開室時間の制約や初歩的質問と個別対応の混在によって対応負荷が高まりやすいことが課題です。AIを活用することで、継続的かつ公平な相談機会を提供する体制を設計できます。

1. 大学の入試広報が抱える課題

1-1. 入試情報の複雑化と情報過多

現在の大学入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜などの制度が並存し、さらに学科・専攻・コースごとに募集要項が細分化されています。文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況」によると、令和7年度の大学入学者に占める総合型選抜の割合は19.5%、学校推薦型選抜は34.1%に達しており、両者を合わせると全入学者の53.6%(両選抜の合計)が一般選抜以外の方式で進学先を決定しています。私立大学に限れば、総合型選抜22.8%・学校推薦型選抜38.8%の合計61.6%に上ります。

総合型・推薦型選抜は、試験の得点ではなく志望理由の明確さや面接での表現力、課外活動の実績といった要素を評価する選抜方式です。「点数が低くても合格できる抜け道」ではなく、異なる能力や適性を持つ人に別のルートが用意されている設計であり、受験生には「自分の強みはこの学科に合っているか」「志望理由はどう整理すればよいか」といった個別性の高い疑問が生まれやすくなっています。こうした疑問は学科紹介やパンフレットといった画一的な情報発信では解消しにくく、一人ひとりの状況に応じた対話でなければ前に進みにくい性質を持っています。

・出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況」

1-2. 問い合わせ前に離脱する受験生

ウェブサイトや資料を通じてある程度の情報を得た受験生でも、「電話で聞くほど具体的な質問ではない」「担当者を煩わせたくない」という心理から問い合わせに至らないケースが多く見られます。この層は大学側からは把握されず、進学意向があっても接点が生まれないまま他大学への流入につながる可能性があります。

1-3. 担当部署への対応集中と負荷の偏り

入試・進学相談の問い合わせは特定の担当部署・担当者に集中しやすく、開室時間外や繁忙期には対応の空白が生じます。初歩的な質問から個別事情への対応まで、質・量ともに異なる問い合わせが混在することで、担当者の対応負荷が高まりやすい構造になっています。

2. なぜ今、大学の進学相談にAIが求められるのか

2-1. 対話を通じた理解への転換

受験生が必要としているのは、情報の「量」ではなく、「自分の疑問に応答してくれる対話」です。一方的な情報発信から、受験生個人の疑問を起点に対話形式で整理・提示するモデルへの転換が、進学相談の現場で求められています。AIはこの役割を担える手段の一つとして、大学・専門学校を中心に活用が広がっています。

2-2. 対話型AIコンシェルジュの有効性と限界

エンドユーザーが行動に移る前の悩みや迷いを対話を通じて言語化し、次のアクションへの後押しを設計したい場合、対話型AIコンシェルジュは時間や担当者に依存せず継続的な接点を持てる手段として有効です。また、会話ログを通じてどの場面で迷いが生じているかが可視化されるため、サービスやUI・UXの改善にも活用できます。ただし、専門的判断や個別配慮が必要な領域では、人による対応との併用が前提となります。

3. NOIM(ノイム)とは

3-1. NOIMの概要

「NOIM(ノイム)」は、ユーザーの疑問や不安を対話形式で整理し、断片化された情報を理解可能な形に構造化することで、検討を前に進める対話体験を提供する対話型AIコンシェルジュです。大学・専門学校の進学相談の領域では、受験生や保護者が抱える個別の疑問に24時間365日対応し、担当者の不在や時間外に生じる情報空白を補います。

3-2. NOIMの主な特徴

NOIMは各大学・専門学校の公式資料に基づいて回答を生成するため、独自に情報を補完・拡張せず、正確性を担保した対話設計となっています。会話ログは蓄積・分析が可能であり、受験生がどの段階・どの情報で迷いを抱えやすいかを定量的に把握する手段としても機能します。

また、導入は約3週間を目安に完了できる体制が整えられており、大学の既存ウェブサイトやLINE公式アカウントへの設置にも対応しています。

4. 大学・専門学校でのNOIM(ノイム)導入事例

4-1. 日本デザイナー学院・日本写真芸術専門学校の事例

専門学校日本デザイナー学院・日本写真芸術専門学校|公式サイト・公式LINEに対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。

日本デザイナー学院(NDS)と日本写真芸術専門学校(NPI)では、ウェブサイトやLINEを通じた接点は確保されているにもかかわらず、オープンキャンパス参加や入学相談という具体的行動に至る率が限定的であることが課題でした。

学科名称の類似性や、就職・通学・学費に関する現実的な懸念が進学検討を前に進めることを妨げており、NOIMはデザイン・イラスト・マンガ・映像・写真など志望分野別の対話構造を通じて受験生個々の不安に応える設計とし、進路の迷いをともに言語化し一歩を踏み出す後押しをする存在として機能しています。公式ウェブサイトおよびLINE公式アカウントへ設置後は、オープンキャンパス参加者の満足度と入学相談時の判断明確度を評価指標として活用しています。

4-2. 東北芸術高等専修学校の事例

東北芸術高等専修学校|入学検討者向けに対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。

学校法人恭敬学園が運営する東北芸術高等専修学校(宮城県仙台市)では、ウェブサイトへのアクセスはあるものの資料請求や学校見学予約に至る率が限定的であり、「この学校で適応できるか」という個別性の高い懸念をパンフレットでは解消できず、電話相談の心理的ハードルや保護者への相談のしにくさから検討が停滞している状況でした。

NOIMの設計には、相談スタッフが実際に心がけてきた「否定しない・急かさない・不安を分解する」という対応姿勢が反映されており、学校の強みと現実的な側面を同等に提示することで検討者が自ら判断できる対話構造としています。導入後、同校は、NOIMが「生徒や保護者が自分のペースで悩みを整理し、もう少し話を聞いてみようと思える状態をつくる」ツールだと評価しています。

まとめ

大学の入試広報・進学相談において、情報の複雑化と受験生の多様な疑問への対応は、担当部署だけで担いきれる規模を超えつつあります。

対話型AIコンシェルジュ「NOIM(ノイム)」は、受験生の疑問を対話形式で整理し、担当者不在の時間帯にも継続的な接点を保ちながら進学検討を前進させる体制設計の選択肢として機能します。導入事例が示すように、ノイムが受験生の迷いを整理する役割を担うことで、受験生と大学の双方にとって実態に即した対話機会が生まれます。

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