メタバース
Roomiq(ルーミック)の使い方|入室・操作・運用・トラブル対処を解説

Roomiq(ルーミック)は、株式会社リプロネクストが提供する体験型デジタルスペースです。企業・自治体・学校のビジネス活用を想定して設計されたメタバース・プラットフォームであり、施設やサービスなどのリアルアセットを3D空間で可視化し、オンラインでも疑似体験を通じて理解と納得を深める環境を提供しています。WEBブラウザ上で動作するため専用アプリのインストールは不要で、PC・スマートフォン・タブレット・HMDなどインターネット接続可能な端末から利用できます。累計26万件以上の空間データ構築実績を持ち、自治体・企業・教育機関を中心に幅広く活用されています。
現地体験や空間理解が重要である一方、物理的制約により参加機会が限定される場合、バーチャル技術は実環境に影響を与えずに構造や工程を視覚的に再現できるため有効とされています。ただし、実体験を完全に代替するものではなく、活用目的の明確化が前提となります。本記事では、Roomiqの特徴・活用事例・料金・導入の流れについて、ご導入をご検討中の方向けに整理しています。
Roomiq(ルーミック)は、WEBブラウザ上で動作する体験型デジタルスペースです。専用アプリのインストールは不要で、URLを共有するだけで参加者が入室できる手軽さが特徴ですが、はじめて利用する際には操作方法や環境設定の把握が必要です。本記事では、Roomiqの入室方法・基本操作・ルーム作成・イベント運営・トラブル対処まで、利用開始から運用まで一通りの流れを解説しています。
現地体験や空間理解が重要である一方、物理的制約により参加機会が限定される場合、バーチャル技術は実環境に影響を与えずに構造や工程を視覚的に再現できるため有効とされています。ただし、実体験を完全に代替するものではなく、活用目的の明確化が前提となります。
Roomiqの導入・活用全般については下記記事もあわせてご参照ください。
1. 利用前の準備
1-1. 対応デバイスとブラウザ
RoomiqはWEBブラウザから利用でき、PC・スマートフォン・タブレット・HMD(MetaQuestなど)に対応しています。専用アプリのインストールは不要で、インターネット接続可能な端末であれば基本的に利用できます。推奨スペックの特別な指定はなく、一般的なPCスペックで十分動作しますが、重い処理を実行する際はネットワーク環境や端末スペックによって表示が遅くなる場合があり、その際はページのリロードで解消することがあります。
スマートフォンのX(旧Twitter)・LINEなどSNSアプリ内ブラウザでは正常に表示されない場合があるため、SafariまたはChromeからアクセスすることが推奨されています。Microsoft Edgeをご利用の場合は、最新バージョンへのアップデートをご確認ください。
1-2. 社内・学内ネットワーク利用時の注意
社内や学内のネットワーク環境ではファイアウォール設定がRoomiqへの接続をブロックする場合があります。その際は、ネットワーク管理者に対して以下のFQDNとポート番号の許可設定を依頼する必要があります。
対象FQDN:roomiq.jp、stream.roomiq.jp、assets.roomiq.jp、cors.roomiq.jp
対象ポート番号:5349、8443
2. 入室・基本操作
2-1. ルームへの入室方法
Roomiqへの入室は、共有されたURLをブラウザで開くだけで完了します。ニックネームとアバターを設定すると空間内に入室できます。ニックネームに使用できる文字は、ひらがな・カタカナ・常用漢字・半角英数記号です。半角カタカナ・全角英数・スペースは使用できません。
ルームが満員の場合は「ルームが満員です」と案内が表示され入室できません。入室制限が「招待者のみ」に設定されているルームの場合は、制作者から共有された専用URLからのみ入室できます。リンクコードからの入室はできない仕様です。
空間内のリンクが反応しない場合は、ブラウザの「ポップアップブロック」を解除する必要があります。iPhone・iPadの場合は「設定」→「Safari」→「ポップアップブロック」をOFFにしてください。
2-2. 基本的な操作と機能
ルーム内では音声通話・テキストチャット・画面共有・リアクション(拍手・笑顔など)が利用できます。画面共有はスライドを使用した勉強会やプレゼンにも対応しており、画面下部の共有ボタンから「画面共有」を選択すると3D空間内に共有画面が表示されます。
遠くにいるアバターが図形のように表示される場合がありますが、これは動作の負荷軽減のための簡易表示設定によるものです。ルーム内メニューの「設定」→「その他」→「アバター表示範囲」で個別に調整できます。
VRデバイス(MetaQuestなど)では、頭・手の動きをアバターに連動させることができます。ただし、チャット機能・共有機能・視点切り替え・カメラ撮影のダウンロードはVRデバイスでは非対応です。
2-3. 管理者権限の操作
管理者はルーム設定の変更、マイクの一括ミュート(個別対応も可)、不適切な参加者のキック(強制退出)が行えます。他のアカウントに管理者権限を付与するには、対象アカウントと同時入室後、「メニュー」→「ルームにいるメンバー」→対象アカウントを選択→「Promote」を押下します。昇格後はアバター上に星マークが表示されます。
3. ルームの作成と設定
3-1. ルームの作成方法
ルームはマイページのマイルームからテンプレートを使用して作成するか、オリジナル空間として新規作成する方法があります。作成できるルーム数に上限はありません。
ルーム名に使用できる文字は、全角ひらがな・カタカナ・漢字・半角英数記号です。半角カタカナ・全角英数・一部の全角記号は使用できません。
3-2. アップロードできるファイル形式と容量
Roomiqにアップロードできるファイル形式は、画像(.png・.jpeg・.gif)、動画(.mp4推奨またはYouTube・VimeoのURL)、PDF(.pdf)、Webリンク(URL)、3Dモデル(.glb)です。また、gltf・glbモデルはBlenderなどで作成したものをインポートできます。
ルーム全体の容量上限は128MBです。安定動作のためのパフォーマンス基準として、ポリゴン数5万個以下・マテリアル数25個以下・テクスチャ256MB以下(RAM)・ライト3つ以下・ファイルサイズ16MB以下が推奨されています。
動画をルームに設置すると「broken media link」が表示される場合は、動画サイズが大きい可能性があります。圧縮することで設置できる場合があります。
3-3. ルームの設定・管理
制作者は「メニュー」→「ルーム情報・設定」→「設定を変更」から、音声チャット・テキストチャットのON/OFF、アイテムのピン留め許可、カメラ使用制御、ルームアクセスの制限(招待者のみ)を設定できます。
アイテムをピン留めしておくと、マイルームを離れた際もアイテムが残ります。ピン留めしていない場合はルーム離脱でアイテムが消えるため、継続展示したいコンテンツは必ずピン留めが必要です。アイテムのピン留めはアイテム上でスペースバーを押して「pin」を選択します。
ルームとルームをリンクでつなぐことも可能で、リンク埋め込みオブジェクトを配置するか、チャットボックスにURLを貼り付けることで実現できます。
4. イベント運営のポイント
4-1. 同時接続人数と大規模イベントへの対応
1ルームの同時接続推奨人数は24名以下です。インターネット環境や端末スペックによって変動する場合があり、有料オプションによる上限拡大も可能です。ルームが満員になった場合は入室が案内画面でブロックされます。
数百〜数千人規模のイベントでは、複数ルームを連携する運用設計で対応が可能です。複数ルーム間をリンクでつなぐことで、大型展示会・説明会形式のイベント設計が実現できます。
4-2. イベント実施時の注意点
イベントを実施する際は、参加者向けの事前の使い方情報提供、機種別のコンテンツ動作確認、不適切な参加者への対応体制の構築、対応機種・環境の事前周知、動画配信テストの実施が推奨されています。なお、当日のサーバートラブルに対する保証は非対応とされています。
5. よくあるトラブルと対処法
5-1. ルームに入室できない
入室できない場合の主な原因として、SNSアプリ内ブラウザからのアクセス(SafariまたはChromeへの変更を推奨)、社内・学内ネットワークのファイアウォール設定、ブラウザバージョンの古さが挙げられます。ファイアウォールが原因の場合はネットワーク管理者への確認が必要です。
5-2. 音声が聞こえない・音声トラブル
音声が聞こえない場合は、まずミュート状態・ブラウザのマイクブロック・スピーカー選択を確認してください。社内・学内ネットワーク利用時はファイアウォール設定がブロック原因となる場合があります。
iPhoneで音量を最小にしているのに大きな音が出る場合は、端末やOSのバージョンが古いことが原因の場合があり、アップデートで改善されることがあります。
Google Chromeにおける音声トラブルの詳細な対処法は、下記動画でも解説されています。
5-3. iPhone・iPadで動画が再生されない
iOS13以降のSafariで「デスクトップ用Webサイトを表示」に設定している場合、動画が再生されないことがあります。画面左上の「大小」アイコンをタップして「モバイル用Webサイトを表示」に切り替えてください。
5-4. 後ろのオブジェクトが透けて見える・表示の乱れ
3Dモデルの出力設定によって発生する場合があります。ルームレイアウト機能でシーン読み込みに失敗する場合は、オブジェクト名に全角文字が使われていることが原因の可能性があり、解消しない場合は再制作が推奨されています。
まとめ
Roomiq(ルーミック)はブラウザだけで入室・制作・運用が完結するメタバース・プラットフォームです。入室方法・操作・ルーム設定・イベント運営など本記事で解説した内容を参考に、活用シーンに合わせた設計をご検討ください。
操作方法についてはRoomiq公式YouTubeチャンネルでもショート動画で解説しています。よくある質問についてはFAQページを、最新情報やサービス詳細についてはRoomiq公式サイトもあわせてご参照ください。
ご不明点やご導入のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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