専門学校日本デザイナー学院・日本写真芸術専門学校|公式サイト・公式LINEに対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。進路の迷いを整理し、来校への一歩を後押しする
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株式会社リプロネクストは、専門学校日本デザイナー学院(以下、NDS)および日本写真芸術専門学校(以下、NPI)と連携し、公式サイト・公式LINEに対話型AIコンシェルジュ「NOIM(ノイム)」を導入しました。デザイン・イラスト・マンガ・アニメ・写真と学び方(3年制/2年制/夜間部)が交差する複雑な選択肢の中で、入学検討者が抱える「迷い」を対話で言語化・整理し、オープンキャンパス参加や入学相談への行動を後押しします。
背景・課題
NDSとNPIは、同じ学園が運営する姉妹校です。NDSはデザイン・イラスト・マンガ・アニメ分野を学べる学校で、NPIは写真の専門教育に力を入れています。
公式サイトへのアクセスやLINEへの登録など、入学検討者との接点は十分に確保されていました。一方で、その関心をオープンキャンパス参加や入学相談といった具体的な行動へとつなげるまでのステップには、教育機関の業界全体で一定の難しさがありました。
背景にあるのは、情報量の多さゆえの「選択肢の複雑さ」です。類似した名称の学科が複数並ぶ中で、「自分に合う学び方はどれか」という問いに対して、検討者自身が答えを見つけにくい状況がありました。また、進路への期待や不安、家族との相談、通学・費用といった生活面での疑問なども重なり、資料請求・オープンキャンパスへの参加などの前段階で「もう少し考えてから」と足踏みしてしまうケースが生じていると考えられます。
「情報が足りない」のではなく、「情報を得ても自分ごととして整理しきれない」という、多くの入学検討者が共通して経験する壁。それが本取り組みの出発点です。
実施内容
■専門学校日本デザイナー学院公式サイト
https://ndg.ac.jp/
■日本写真芸術専門学校公式サイト
https://npi.ac.jp/
NOIMの設計
本NOIMの設計思想は、「FAQ代替でも学科案内の読み上げでもなく、進路の迷いをともに言語化し、一歩を踏み出す後押しをする存在」です。
デザイン・イラスト・マンガ・アニメ・写真と、学び方(3年制/2年制/夜間部)が交差する複雑な選択肢の中で、検討者が自分の興味・将来像・生活スタイルを整理できるよう、対話の流れそのものを設計しています。候補をしぼり込んだうえでオープンキャンパスや入学相談へとつなぐ流れは、「背中を押す」ためではなく、「自分で納得して動ける」状態をつくるためのものです。
回答のトーンは、フラットで誠実、親しみやすいけれど馴れ馴れしくない、を基本姿勢としています。進路や才能への不安に対しては、精神論での励ましではなく、「体験すること自体が判断材料になる」という具体的な文脈でオープンキャンパスへの参加を提案します。
対話構造
NOIMは2校の相談を1つの窓口で統合対応します。最初の問いかけで「一番気になっていること」を聞き、デザイン・イラスト・マンガ・アニメ方面であればNDS側、写真方面であればNPI側のシナリオを優先して展開。両方気になる場合は「両方体験して決める」を積極的に提案し、各校の特性を比較軸で整理します。
「絵が上手くないけど大丈夫?」「将来就職できるか不安」「保護者が心配している」「夜間部って昼間部と何が違う?」など、よくある迷いの類型ごとに対応シナリオを整備しており、資料請求やオープンキャンパス参加の意思決定に至る手前の段階で検討者の判断材料を補完します。学費・奨学金・募集要件など変動しやすい情報は断定せず、公式サイトや入学相談窓口への接続を明示するガードレールを設けています。
設置場所と最終到達行動
NOIMは、公式サイト(NDS・NPI)および公式LINEに設置し、サイトを訪れた方とLINEから相談を始めた方、どちらにも対話の入り口を提供しています。
最終的に目指すのは、検討者が「次に何をすべきか」を自分の意志で選べる状態です。オープンキャンパスへの参加・資料の閲覧・入学相談の予約など、それぞれのペースに合った行動への接続を大切にしています。
計測指標
本導入では、オープンキャンパス参加者のアンケート満足度や、入学相談時の「学科選択への納得感」といった、検討者の体験品質を軸により良いサポートができるように改善を繰り返していきます。
あわせて、NOIMとの対話を通じてどのような問いや迷いが多く寄せられているかを継続的に確認し、公式サイトのコンテンツ設計やオープンキャンパスのプログラムにも活かしていく予定です。
今後の展望
今回の取り組みを通じて、複数の学科・学び方が交差する専門教育ならではの「進路相談の難しさ」に向き合い、NOIMによるサポートの質を継続的に高めてまいります。
蓄積された対話の傾向をもとに、「どのような迷いを抱えた方が、どのような体験を経て一歩を踏み出せたか」という視点で定期的に振り返りを行い、オープンキャンパスのプログラム設計や公式サイトのコンテンツ改善にも反映していく予定です。
入学検討者が「自分に合う学び場を、自分の言葉で選べた」と感じられる体験を積み重ねることが、NDSとNPIの入学広報における長期的な目標です。NOIMはその実現を支える一つの手段として、両校とともに育てていきたいと考えています。