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リプロネクストの社長ブログ

感情的に指摘する人が増えると組織は簡単に崩壊する

リプロネクストのMissionStatement(思考の指針)では「チームために動ける人になろう」という言葉があります。
当たり前だけどせっかく働くなら良い人と仕事したいと全員が思うはずです。

 

ただ、この当たり前のことができないのが人です。

 

自分の体調が悪いとか仕事がつまっている、プレッシャーがあるときに周りに対して余裕が出なくつい挨拶が小さくなるとか声かけられているのにパソコンを見ながら顔を見ない、何かしてもらったのに「ありがとう」と言わない、ゴミが落ちているのに「誰か拾うだろう」とそのままにするなど、全員やった方が良いと思っていることでもできない人が出てきます。

 

このほんの小さなことができていないだけで信用を失っていき、それが継続されると「あの人の言うことは聞きたくない」「みんなのために行動すると損をする」という人が出てきて組織崩壊が起きます。(組織崩壊までいかないけど、私たちも過去に色々ありました…)

感情的に喜び、論理的に指摘する

こういう「いい人になろう」みたいなメッセージを出すと「言いたいことも言わない方が良いのか?」と思うかもですが、そんなことないです。もっと、こうしてほしいと思っているのに「相手に悪いから…」と言っていたら仕事にならないです。組織の前に会社が終わりますね…

 

 

そういう時にもう1つ大切にしてほしいのはコミュニケーションで、相手に指摘する時には論理的に伝え、相手が嬉しい時に感情的に伝えることです。

 

 

例えば、メンバーが納期に対して遅れている時には「必要な日に間に合わないと必ず納期を守ってください」と伝え、メンバーが納期よりも早い段階で出してくれたら「ありがとうございます!!大変助かります!」と感情的に伝えます。

 

これは意識しないと逆に行動しちゃう人がいるんですよね…

 

納期が遅れた時に「前も遅れたじゃないですか。何度言えばわかるんですか??やる気ないんですか?」と感情的に伝え、納期より早く高いクオリティでもらった時に「(これを当たり前にしてもらわないと困るんだよな)確認します。」という業務的な会話のみ。

 

感情的に指摘すると正しいことを言っていても「この人うざいなぁ」「今後怒られないようにしないとな」と本来は、お客様・会社・自分のためにせっかく指摘されているのに本人は全く違う感情になってしまいます。

 

 

 

リプロネクストを7年やってきて感じるのは、組織は積み重ねるのは時間がかなりかかるけど崩れる時は一瞬で儚いですね。

お互いが「チームために動ける人になろう」と意識するだけで、同じ仕事でもコミュニケーションがスムーズにいきますし、高いクオリティのアウトプットが出せていくと思うので今後も大切にしていきます。