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リプロネクストの
各サービスの実績をご紹介します。

岩手県 様【メタバースを活用した食の交流会】

DATA

クライアント名:岩手県 様
制作内容:「黄金の國、いわて。」のフードショー in メタバース【交流会】
URLhttps://lipronext.com/works/iwate-metaverse/

 

岩手県様よりご依頼いただき、メタバース上で開催する「食」のイベントを『「黄金の國いわて。」のフードショーinメタバース』と題し、2部構成で実施いたしました。
第1部は岩手県産食材の販路開拓・拡大を目的とした「商談会」。
第2部は岩手県産食材に対する理解を深め、関係人口の創出に繋げることを目的とした「交流会」を開催。
リプロネクストが企画から制作、運営までを行いました。
※都道府県が開催するメタバースによる食の商談会・交流会は、全国初となる取り組みです。

 

■第1部「商談会」の実績紹介記事はこちら:https://lipronext.com/works/iwate-metaverse/

  

実施背景と目的

近年のライフスタイル・消費行動の変化など、食を取り巻く環境が大きく変化している中で、新たな岩手県産食材の販路拡大モデルの構築が必要と考えました。
通常の展示会や商談会ではなく、移動コスト不要で、現実に近いコミュニケーションが可能といった、メタバースのメリットを活かした商談会・交流会の開催に至りました。

 

交流会の内容

「交流会」では、岩手県内の生産者や全国の実需者(バイヤー、シェフ)、新規就農志向者やその他一般消費者が参加。

岩手 食の交流会 メタバース ステージ

事前に届く岩手県産食材をふんだんに使用した「豪華いわてフードBOX」を味わいながら、県内の生産者と諸星シェフとのトークセッションを実施し、メタバース空間を介して岩手県産食材への理解を深めると共に、参加者間の交流を深めました。

料理監修は、㈱ムーンエレファントジャパン 銀座クルーズ事業部の諸星純一シェフ

岩手県産食材そのものの味を最大限活かしたフードBOXに仕上げました。

料理監修を手がけた諸星純一シェフ
豪華いわてフードボックス
豪華いわてフードボックス

お客様から評価いただいたポイント 

・参加者同士の交流ではなく、いつでも入れる空間にしてセッションだったり、それを使ったメニューを諸星シェフに商品開発してもらい、物産館に訪れて購入してもらうなど、Zoomやリアルでは味わえない、たくさんの生産者の話を一堂に話を聞く&交流できるのはメタバースならでは


・産地動画を撮影いただき、生産している地域の環境や生産者の生の声を動画で差し込んでいくなど工夫されていたのでトークショーが盛り上がった


・生産者とシェフが食材について盛り上がっている様子は普段見られないのでよかった

 

担当ディレクターから一言

「黄金の國、いわて。」のフードショーinメタバース、第一部【商談会】・第二部【交流会】を実施。

新たな販路拡大モデルを構築するというミッションのもと、岩手県様と試行錯誤しながら取り組んでまいりました。ありがたいことに日本初の取り組みであるということから多くのメディアにも取り上げていただきました。

各イベントに関しては、岩手県様・リプロネクストでの地道な広報活動が身を結び、商談会・交流会どちらも定員を超える多くのお申し込みをいただき、無事開催することができました。

メタバースという大容量なデータを扱う上での回線の問題や、運営面など様々な改善点はあったものの、以下のようなメタバースだからこそのメリットや実現できたことなども再認識することができました。

 

【メタバースによるメリット】

・これまで行われていた商談会等に参加されていない方、層の参加があったこと(「メタバース」に関心のある方が参加くださった)
リアルの商談会よりもマッチングの確率が高かったこと。リアルな商談会だとすぐに食べることができるが、メタバースの商談会ではまずは生産者の思いや背景などを聞き、興味を持った状態でサンプル送付などの次の動きにつながるため、しっかりと段階を踏んでPRや商談を行うことができる。
・物理的な移動がなく、時間や費用をかけず気軽に参加いただけること。
・アバターでの参加となるため、さまざまな立場の方が一堂に会するイベントを実施しやすいこと。
・アバターを操作して自分で動き回るという体験から参加者のイベントに対する主体性が引き出され、参加者がより積極的にイベントを楽しんでくださったこと。

 

今回、当企画を担当・運営していく中で岩手の食材や生産者の方々に触れ、岩手の食の魅力に存分に体感いたしました。
たくさんの魅力を感じた分、メタバース空間でその魅力をもっともっと届けることができたのではと悔しい思いがある部分も正直ございます。

今年度2回のイベントを実施してあげることのできた成果と、知見をしっかりと活かし、次年度以降、より多くの方に多くの魅力を届けることができるよう精進してまいります!! 

これからの取り組みや動きについてもぜひ注目いただけますと幸いです。