実績

指宿市|移住・定住ポータル「いぶすき暮らし」に対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。”どのエリアでどう暮らすか”の迷いを整理し、移住相談窓口への接続を後押しする

#AI

#移住 #自治体

移住・定住ポータル「いぶすき暮らし」に対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。”どのエリアでどう暮らすか”の迷いを整理し、移住相談窓口への接続を後押しする

DATA

クライアント名

鹿児島県 指宿市

URL

公開日

2026年10月

株式会社リプロネクスト(代表取締役:藤田 献児)は、鹿児島県指宿市と連携し、移住・定住ポータル「いぶすき暮らし」に対話型AIコンシェルジュ「NOIM(ノイム)」を設計・導入いたしました。仕事と住まいを軸に、エリアごとに異なる暮らし方の迷いを整理し、窓口の時間外や土日も含めて移住相談窓口につながる環境を目指しています。

背景・課題

自治体の移住・定住相談において、窓口は限られた人員と開庁時間の中で運営されることが多く、担当者による個別対応の負荷が高まりやすいことが課題となっています。また、ポータルサイトを閲覧している段階の検討者がどのような迷いを抱えているかは把握しにくく、相談につながる前の接点を設計しにくい状況があります。

指宿市では、総務部企画政策課地域創造係が移住・定住相談の窓口を担い、令和7年度には年間401件の相談に対応しました。同年度の移住者は63世帯・162人で、Uターンが64.2%、Iターンが35.8%を占めています。担当者が一人ひとりに個別対応を行う一方、窓口の受付は平日の日中に限られていました。「いぶすき暮らし」の閲覧数は把握できていた一方、問い合わせに至らない閲覧者の目的は可視化できておらず、開庁時間外の相談需要もあわせて検証することを目的に、NOIMの導入に至りました。

実施内容

■指宿市 移住・定住ポータル「いぶすき暮らし」
https://www.city.ibusuki.lg.jp/ijyu/

NOIMの設計

自身も指宿で暮らす「少し先に知っている案内役」として設計しました。指宿に関心を持ったきっかけやゆかりを確認したうえで、相談が集中しやすい「仕事」と「住まい」を軸に迷いを整理します。住まいについては、市街地・山川・池田湖・開聞の各エリアの利便性や車の要否を比較しながら案内します。

回答トーンは、特定のエリアや物件へ誘導せず、良い面も現実も包み隠さず伝えるフラットな設計です。温泉や自然といった魅力と同じ熱量で、車が生活の前提となることや戸建て賃貸の不足も伝えます。移住支援金や補助金は対象可否や金額を断定せず、窓口での確認につなぎ、お問い合わせフォームやオンライン相談、お試し滞在サポート事業への接続を促します。

計測指標

主指標はお問い合わせフォームへの遷移率とし、フォームの送信とオンライン相談の予約完了を到達目標に設定しています。補助指標として、会話のターン数や先輩移住者の体験談の提示率を計測します。

令和7年度の年間相談件数401件をベースラインとし、窓口の時間外に寄せられる相談の量や、相談前の検討者が迷う場面を会話ログから把握します。

指宿市様 コメント

これまで、移住定住支援サイト「いぶすき暮らし」の閲覧数は把握できていたものの、閲覧者のうち、実際に電話等による問い合わせに至らない方の閲覧目的については可視化できていませんでした。また、市役所の開庁時間外の相談対応の需要がどのくらいあるのかについても併せて検証するため、この度、NOIMの実証に参加させていただくこととなりました。

今後の展望

会話ログから頻出する質問や回答できなかった内容を月次で洗い出し、回答内容に反映していく方針です。あわせて、よくある質問や移住支援金・補助金の制度情報を拡充するほか、先輩移住者の体験談をUターン、観光をきっかけとした移住、フリーランス、シニアといった背景別に整理し、相談者の状況に合わせた情報提供の精度を高めていくことを目指しています。

DOWNLOAD

社内で検討されたい方のために会社案内やサービスの詳細を
まとめた資料をPDFでご用意いたしました。
ご自由にダウンロードください。

CONTACT

お見積りの相談やメタバースのデモ体験など、
私たちが丁寧にサポートいたします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。