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みなかみ町・観光協会・FLAPと連携し、対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。「みなかみ・つながる関係人口モデル」の構築・運用開始へ。

みなかみ町・観光協会・FLAPと連携し、対話型AIコンシェルジュ「NOIM」を導入。「みなかみ・つながる関係人口モデル」の構築・運用開始へ。

株式会社リプロネクスト(代表取締役:藤田 献児、以下 リプロネクスト)は、対話型AIコンシェルジュ「NOIM(ノイム)」が地域観光・移住支援分野における「意思決定の詰まり」を解消し、観光プラン検討から関係人口の創出、移住検討までを一体的に支援する「みなかみ・つながる関係人口モデル」の運用を、群馬県みなかみ町・DMOである一般社団法人みなかみ町観光協会・移住支援業務をみなかみ町から受託する一般社団法人FLAPとともに開始しました。

観光検討・関係人口・移住検討という三段階の接点をAIが一体的に支援し、地域との継続的な関わりを地域との継続的な関わりを創出します。

背景・課題

地方の観光・移住促進の共通課題として、「情報にはアクセスしているが、行動に至らない」という離脱の構造があります。観光サイトのPVは一定数確保できても予約・来訪につながらない、移住支援サイトへの閲覧はあるものの相談申し込みが少ない、という状況は多くの地方自治体・観光協会に共通しています。 原因は情報量の不足ではなく、「自分たちに合うか」「本当に踏み出せるか」という個人化された問いが、一般的なウェブコンテンツや一方向の案内では解消されない点にあります。

特に移住検討では、仕事・住まい・雪・医療・家族の合意形成といった複数の論点が絡み合い、「漠然とした憧れ」と「現実的な不安」の間で検討が止まるケースが多く見られます。こうした「意思決定の詰まり」を対話型AIが解きほぐしていくことを狙っています。

実施内容

本取り組みでは、観光と移住それぞれの窓口にNOIMを導入し、「観光での出会い」から「ファンとしての関わり」「移住検討」までを一連の流れとして支えることを目指します。いずれも人による相談や現地での体験へと自然につなぐ役割を担わせます。

観光NOIM(みなかみ町観光協会公式サイト

・出典:みなかみ町観光協会公式サイト

観光NOIMは、みなかみ町観光協会公式サイト上に設置。来訪時期・同行者・交通手段・やりたいことといった条件を対話で把握し、月夜野・水上・新治などのエリア特性を踏まえたモデルコースや食・温泉・宿泊先を組み合わせた回遊プランを提示します。紅葉の見頃や積雪状況といった季節情報については、町内のライブカメラや公式SNS、紅葁マップへのリンクを添えて案内し、NOIMが断定的な判断をせずに利用者が最新情報を確認できるよう配慮します。

最終的には、地域OTA「みなかみBooking」や公式LINE「みなかみがすき」など、地域内でお金と情報が循環する仕組みへの接続を図ります。

移住NOIM(みなかみ町公式移住支援サイト

・出典:みなかみ町公式移住支援サイト

移住NOIMは、みなかみ町公式移住支援サイト上に設置しました。まだ相談に踏み出せない検討初期層を主な対象とし、仕事・住まい・雪・家族の合意形成といった論点ごとに検討軸を整理します。

FLAPの相談現場で大切にされてきた「現実をフラットに伝える」「移住はゴールではなくスタート」という姿勢を設計に反映し、魅力と現実を同じ比重で伝えることで、ミスマッチを防ぎ移住後の定着につなげることを目指します。

みなかみモデルの特徴と実施体制

本取り組みの中核となるのが、会話ログとGA4を組み合わせたデータ活用です。どのような迷いを持った人がNOIMに相談に来てどの情報が背中を押したのかを可視化し、観光サイトのコンテンツ設計や移住支援サイトの情報充実、LINEやSNSでの発信テーマの改善などを、みなかみ町・観光協会・FLAP・リプロネクストの四者で継続的に行っていく予定です。観光NOIMの出口を関係人口層を育てる接点とする一方、移住NOIMでは観光での接点を移住検討の入り口として扱う設計とすることで、観光・関係人口・移住を「一人の人がみなかみと関わり続けるストーリー」として捉え直しています。

体制は、みなかみ町が主体を担い、観光分野を一般社団法人みなかみ町観光協会、移住支援分野を一般社団法人FLAPが担当し、リプロネクストがNOIMの企画・設計・実装・ログ分析支援として技術パートナーを務めます。

みなかみ町長 阿部 賢一 コメント 

今回の取り組みを通じて、みなかみ町に興味をお持ちいただいた方々が、観光や関係人口、移住といった個別の枠組みではなく、一人ひとりの人生の場面に応じ、AIコンシェルジュによる対話を通してそれぞれのニーズや状況に合わせた情報提供やご提案を受けられることで、よりきめ細やかな形でみなかみ町との関わりを深めていただける仕組みが実現すると期待しております。

一般社団法人みなかみ町観光協会 代表理事 岡村 建 コメント

みなかみ町は、初めての方には「どこを拠点に、どう回れば良いのか」が分かりにくいという声もいただいてきました。今回のNOIM導入は、旅を計画している方が自分たちのペースで条件や不安を整理し、このルートなら行けそうだと思えるよう背中を押すための新しい手段です。ライブカメラや公式情報へのリンクも組み合わせながら、安全面も含めて納得してプランを組んでいただき、何度も通っていただける関係になっていくことを期待しています。

一般社団法人FLAP 代表理事 鈴木 雄一 コメント 

移住相談の現場では、自然の中で暮らしたいという憧れと、仕事や冬の生活への現実的な不安が、いつもセットで存在します。私たちが大事にしているのは、その両方をフラットにお伝えしたうえで、本当にここで暮らしたいかを一緒に考えることです。NOIMには、そのスタンスをそのまま引き継ぎ、相談に踏み切れないライト層の方の迷いを整理し、オンライン相談や現地訪問につなぐ入り口の役割を期待しています。

株式会社リプロネクスト 代表取締役 藤田 献児 コメント

観光や移住の検討は、情報が多いほど楽になるわけではなく、自分にとって何が大事か・どこに不安があるかを言葉にできるかどうかで、納得感が大きく変わります。みなかみ町との取り組みでは、観光と移住を別々のテーマとして扱うのではなく、一人の人が時間をかけて町と関わっていくプロセス全体をデザインすることに大きな意義を感じています。会話ログと行動データから見えてくるつまずきやすいポイントを行政や地域の皆さんと共有しながら、みなかみ町に興味のある人が、無理なく地域と関わっていく最初の入り口を、そしてその先に観光から関係人口、移住までを繋いでいく方法を一緒につくっていきたいと思います。

株式会社リプロネクスト 事業開発部 河合祥希

私は旧新治村で生まれ育ち、旧水上町に暮らす祖父母のもとへよく遊びに行き、旧月夜野には部活で切磋琢磨した仲間や高校へ通った駅があります。みなかみ町は私にとって、子どもの頃から複数のエリアをまたいで人生の大切な時期を積み重ねてきた場所です。通っていた学校は統廃合で形を変え、新治村もみなかみ町への合併を経て名前が変わりましたが、雄大な自然や温泉、あたたかい人々への思い入れ・ふるさとへの誇りは今も変わりません。

NOIMを通じて、観光や関係人口・移住という形でみなかみ町に関心を持つ方一人ひとりの迷いを丁寧に拾い上げ、その人に合った関わり方を提案できることに大きな意義を感じています。まちの魅力を発信するだけでなく、『自分にとってのみなかみ町との関わり方』を見つけていただける入り口を、地域の皆さんと一緒につくっていきたいと思います。

今後の展望

本取り組みを通じて、「観光→ファン→関係人口→移住」という地域との関わりを段階的に深める意思決定支援モデルを検証します。会話ログとGA4の組み合わせによってどの問いかけが来訪・相談行動につながるかを可視化し、みなかみ町で得られた知見を、同様の課題を抱える地方観光地・移住促進自治体への横展開の基盤として活用していきます。地域内でお金と人が循環するOTA・LINE連携との接続も合わせて検証し、NOIMを「地域のデジタル接点インフラ」として展開するモデルの確立を目指します。

NOIMの導入にご興味のある企業・自治体様、 または資料請求をご希望の方は、下記よりお問い合わせください。

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