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VRでできること5選【エンタメからビジネスまで幅広く活用】

人工知能、5G通信システム、ドローンなど、めまぐるしいスピードで日々進歩するテクノロジーですが、その中でも近年多くの人々に注目されているのがVRです。

 

調査会社IDC Japanによると、2023年のVR・AR世界市場はおよそ17兆3000億円に達すると予測されています。建設や不動産業界に並ぶ勢いで成長しているのが分かりますね。

 

そんなVRを「賢く活用していきたい」と考える方も多いはず。そこで今回は、エンタメからビジネスまで幅広いシーンで役立つVRでできること5選を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 

 

 

VRは様々な場面で活用できる

VRは様々なシーンで活躍

VRといえば、仮想現実の世界でジェットコースターを体験したり専用のゲームで遊んだりと、娯楽のイメージを持っている方も少なくないでしょう。空を自由に飛び、異国の街を疑似旅行するといった遊びは最高にエキサイティングです。しかし、VRの可能性は単なる趣味の範囲で留まらず、様々なシーンで活躍します。

 

例えば、外科手術で熟練の手技をレクチャーする際、360°視点のVR撮影を用いることで、一度に多くの研修医へ精密な作業を分かりやすく伝えることが可能になります。

 

また医療現場以外にも、介護福祉や防災訓練など多種多様なジャンルでVR技術が研修に活かされます。アイディア次第では、まだまだ知られざるVRの使い方も発見できるでしょう。

 

次のセクションでは、今後伸びていくことが期待される5つのカテゴリーについて解説したいと思います。

VRでできること5選

ここではVRでできることについて5つ紹介していきます。様々な場面で活躍できるので、一つずつ見ていきましょう。

1.エンターテイメント

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VRでできることの中で、定番かつ人気のカテゴリーといえばエンタメ。ゲームはもちろん、VRで見ることを前提に制作された映画や、スポーツ選手や野生動物の稀少な視点を体験できるVR動画など、多くのコンテンツが流通しています

 

ゲーム

VRゲームは、スマホでできるシンプルなものから、ゲームセンター・アミューズメント施設に設置された大がかりなものまで広範囲にわたって作られています。

 

家庭用ゲーム機では、ソニーの「PlayStation VR」とFacebookの「Oculusシリーズ」が売り上げトップを争う人気機種となっており、2019年12月にはコントローラー不要のハンドトラッキング機能が登場するなど、まだまだ新しい開発が進んでいます。

 

 

動画視聴

VR専用の映画、アーティストのライブ観賞、スポーツの試合観戦、疑似旅行、バーチャル世界の回遊など、ここでは挙げきれないほど沢山のVR対応動画があります。

 

今後さらに360°カメラの普及が進めば、個人で撮影したVR動画や静止画をシェアするカルチャーが、当たり前となる時代に突入するでしょう。

2.研修・トレーニング

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お仕事で習得しなければならない工程や専門技術を、より安全で分かりやすく進めるために、VRを駆使したトレーニング教材を用いて指導することで、新人研修をスムーズに進めることができます。

 

研修内容を口頭やテキストだけで伝えた場合、参加者すべての人に業務内容を熟知してもらうことは難しいのが現実。しかし、実際に現場にいるかのような感覚になれるVRを使えば、理解力の個人差を縮めることが可能です。

 

このように、研修やトレーニングにVRを使用することは、さまざまなメリットを受けることできます。例として研修の事例をいくつか挙げてみましょう。

 

 

労働安全研修

 積木製作が提供する安全体感VRトレーニングは、高所作業や鉄道工事などシビアな安全対策が求められる現場を、リアルに体感することが可能なサービスです。

 

本物に近いシミュレーションを経験することで、危険性の理解を深めて強い危機感を持って作業に取り組むことができそうですね。

 

 

航空機の牽引訓練

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 日本航空株式会社は、グランドハンドリングと呼ばれる飛行機の牽引や荷物の積み込み作業を、VRでトレーニングできるように開発を進めてきました。このシステムのおかげで、操縦士たちは牽引トレー二ングの量をこなせるようになりました。

 

このほかにもVRを使ったトレーニングは、介護士の研修や接客マナーのレクチャーなど多くのジャンルで展開しています。共通するポイントは、一度制作した研修教材は何度も繰り返し使用することが可能なので、研修コストの大幅な削減に繋がる点でしょう。

 

3.学校教育

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VRは学校教育の場面でも大活躍しています。視覚と聴覚に強いインパクトを与えるVR技術を学校教育に用いることで、学習へ対する向上心を高める効果が期待されています。

 

歴史、地理、英会話、化学などあらゆる分野でVRが活用されており、今後デバイスやコンテンツの普及が進んでいき導入ハードルが下がれば、VR教育が一般的な教育方法として認知される日はそう遠くない未来でしょう。

 

ここでは、実際に学校教育でVRが導入された事例と、防災訓練に役立つVR教材について解説します。

image2出典:http://www.nttms.co.jp/2017/11/21/besshi_jyugyoyousu.pdf

 

2019年9月27日、愛知県豊田市立浄水中学校では、マレーシア・フィリピン・中国の3カ国を対象にした社会科学習を行いました。内容は各国の歴史的建造物や衣装をVRで見物し、どの国の映像を覗いているのか回答していくといった授業。終了後生徒からは、

 

楽しく、前向きに授業に取り組めた

引用: http://www.nttms.co.jp/news/news_kyoiku-VR.html

 

という嬉しいリアクションがありました。

 

防災訓練

 

防災訓練とVRの相性は非常によくマッチしています。従来の防災訓練ではイメージしづらかった、火災・震災の危難を脳に印象づけることが容易になります。上記の防災訓練VRでは、火災発生時にとるべき正しい行動をゲーム感覚で学ぶことができるので、子どもは関心をもって映像に集中することができます。

4.コミュニケーション

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VRはコミュニケーションツールとしても活用できます。VRはビデオチャットと異なり、相手と通話しながら目の前の空間に文字や写真を表示させたり、ハイタッチや握手をしたりと言葉以外でコミュニケーションを取り合うことが可能です。

 

この新体験はソーシャルVRにて実現可能。ソーシャルVRとは、VRでできるSNSのことで、TwitterやInstagramに次ぐ新たなプラットフォームになると話題になっています。

 

2020年2月現在の人気ソーシャルVRは、海外では「Rec Room」、国内では「cluster」が有名です。ここでは近年ユーザー数が急上昇中の「Rec Room」について解説したいと思います。

 

Rec Room

 

Rec Roomとは、ユーザーが作ったオリジナルルームを舞台に、各々が作成したアバターを操作して自由に遊ぶソーシャルVRです。会話はもちろん、ミニゲームで遊んだり車を操作してレースをしたりと、バーチャル空間で何をするかはアイディア次第で無限大。 

5.広報・PR

 VRでできることの中で、忘れてはいけないのが商品やサービスを提供する側としての使い方です。360°映像の特徴をうまく活用すれば、ユーザーの好奇心を搔き立て、企業のPR活動に良い影響を与えてくれるはずです。ここでは、実際に高い評価を得ている、VRを使った広報活動の事例を紹介します。

 

カゴメトマトジュースの工場見学

 トマトケチャップやジュースで有名な、カゴメ株式会社の工場見学VR映像です。農場で真っ赤なトマトが収穫されるシーンから、ジュースに加工されてトラックで出荷されるシーンまで、分かりやすく解説されています。

 

2分41秒という短い時間の中に、ありとあらゆる情報がギュギュっと詰まっている点が、VRを使ったPRのメリットですね。

 

不動産のVR内観

VRは物件見学の際にも大きく役立ちます。360°内観の見学動画を制作すれば、お客様はより物件情報をイメージしやすくなります。VR内観を導入することで、建設中の新築マンションの見学が可能になったり、複数ある希望物件を少数に絞りやすくなったりと豊富なメリットが期待できます。

 

まとめ「5G時代の突入でますますVRの活用が加速する」

 

VRでできることは、遊び、教育、コミュニケーション、広報活動など盛りだくさんです。また、今後予想されるイノベーションによっては、さらにできることの範囲が広がり、利用者も増えていくこと間違いないでしょう。

 

間近の技術革新で話題になっているのが「5G」です。5Gの通信システムが一般化すると、「通信遅延の解消」「大容量データの送受信」「デバイスの同時接続可能」の3つの恩恵を受けることができます

 

これにより、高画質・長時間VR動画のダウンロードやソーシャルVRなどのサービスが、現状よりもさらにストレスフリーで楽しめるようになります。

 

今後5G時代に入ることで、VRはますます人々にとって馴染のあるツールになるはずです。日々の生活から学びまで、私たちの暮らしを豊かにしてくれるVRの未来に、今後も期待していきたいですね。