出入国在留管理庁|収容所バーチャルツアー&WEBページ
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DATA
クライアント名
出入国在留管理庁
出入国在留管理庁(以下、入管庁)様からのご依頼で、普段なかなか目にすることのできない収容所のバーチャルツアーと、入管庁の役割を解説するWEBページを制作いたしました。
ご依頼の背景・課題
出入国在留管理庁(以下、入管庁)は、空港や収容施設などを運営する法務省の組織の一つです。
出入国在留管理行政を通じて日本と世界を結び、人々の円滑な国際交流を図るとともに、不法滞在者等の日本にとって好ましからざる外国人を国外退去させるなど、日本社会の健全な発展に寄与する役割を担う、グローバル化する日本社会において重要な組織です。
しかしこれまで入管庁についての情報をあまり公開していないので、どんなことがされているのか、どんな施設なのかが国民にあまり理解されていないのが課題となっていました。
これらの課題を解決するため、入管庁の施設内を見学できるバーチャルツアーと、入管庁の役割を解説するWEBページを制作いたしました。
プロジェクトについて
入管庁が管理する施設の一つ、不法在留外国人を収容する「収容施設」のバーチャルツアーを制作しました。普段はなかなか見学することのできない、収容施設内の17の部屋を紹介しています。

バーチャルツアーの冒頭では、まず「収容施設」の概要を説明し、施設の基本的な情報を理解したうえで見学を進められる構成となっています。ツアーはあえて一方通行の形式で制作し、訴求ポイントを確実に見学し、理解を深められるよう工夫しました。また、収容所での取り組みをストーリー仕立てで体験できるよう設計し、より深く理解を促す内容となっています。


施設内では、被収容者が快適に過ごせるよう配慮されているほか、被収容者の生活様式にも配慮。特に食事の面では食習慣やアレルギーはもちろん、それぞれの宗教にも配慮した食事を提供しています。


画面左上には常に施設マップを表示させ、任意のポイントにも移動できるように配慮しています。
WEBページ
入管庁はどのような役割を担っているのか、分かりやすく解説するためのWEBページを制作いたしました。入管庁が担う業務の5つの柱の紹介のほか、入管庁が管理する施設を解説。国民の理解を得ることを目的に制作しています。

入管庁は身近にあるということを表現するため、街に溶け込んでいるようなデザインとし、老若男女が馴染やすいシンプルなテイストとしました。
操作説明を見なくても、直感的に見たい施設を選んで情報を得ることが出来る仕様としたほか、パソコン・スマートフォンそれぞれに最適なデザインを意識して制作しています。