実績

兵庫県|美術館・博物館など8施設の魅力をデジタル化するVR静止画・PR動画による広報基盤整備

#デジタルアーカイブ #VR

#観光 #自治体 #広報・PR

美術館・博物館など8施設の魅力をデジタル化するVR静止画・PR動画による広報基盤整備

DATA

クライアント名

兵庫県

URL

公開日

2026年1月

株式会社リプロネクストは、兵庫県が実施する「HYOGOミュージアム魅力発信プロジェクト広報業務」において、8施設のVR静止画コンテンツ制作およびPR動画の制作を行いました。本プロジェクトでは、県内のミュージアムの魅力をオンライン上で体験できる環境を整備し、来館前の理解促進と関心醸成を目的としたデジタル発信基盤を構築しました。

背景・課題

博物館・美術館における情報発信は、単なる広報ではなく、収蔵資料や空間そのものをどのように記録し、継承し、再活用していくかという観点も重要です。展示空間や活動内容をデジタル化し、来館前後を問わずアクセス可能な状態にすることは、広報施策であると同時に、デジタルアーカイブの基盤整備の一環とも位置付けられます。

こうした状況を踏まえ、兵庫県では、2025年大阪・関西万博の開催により関西圏への来訪増が見込まれることを背景に、県立ミュージアムの魅力を一体的に発信し、施設単体の集客にとどまらず、施設間周遊へとつなげる広報事業を展開することとなりました。

そのため本事業では、万博会場等での活用も想定し、県立ミュージアム8施設の魅力を体感できるVR静止画および紹介動画を制作し、来館前の段階から接点を創出する取り組みが導入されました。

プロジェクトについて

本プロジェクトでは、以下8施設を対象にVR静止画およびPR動画を制作しました。

・県立美術館 https://www.artm.pref.hyogo.jp/
・横尾忠則現代美術館 https://ytmoca.jp/
・兵庫陶芸美術館 https://www.mcart.jp/
・兵庫津ミュージアム https://hyogo-no-tsu.jp/
・県立人と自然の博物館 https://www.hitohaku.jp/
・県立考古博物館 https://www.hyogo-koukohaku.jp/
・県立歴史博物館 https://rekihaku.pref.hyogo.lg.jp/
・県立コウノトリの郷公園 https://satokouen.jp/

兵庫県が展開するミュージアム広報サイト「FUN!FUN?MUSEUM!!」のコンセプトと整合を図りながら設計されています。VR静止画およびPR動画の制作に加え、万博会場等で配布するノベルティも制作しました。8施設の魅力を一体的に伝えるデザインとし、ノベルティ(クリアファイル)には「FUN!FUN?MUSEUM!!」のロゴおよび公式ホームページへ誘導する二次元コードを掲載しました。配布後も継続的に情報へアクセスできる導線を設計しています。

制作したノベルティは9,000枚を万博関連イベントで配布し、ほぼ配布が完了しました。万博来訪者への直接的な接点として機能するとともに、会場での一時的な認知にとどまらず、オンライン上の情報発信基盤へ接続する設計となっています。

8施設のVR静止画コンテンツについて

来館前の予習として活用できる構成とし、空間全体の雰囲気や展示構造が直感的に把握できる設計としています。PCおよびモバイル端末から閲覧可能な仕様とし、万博会場や各施設での活用を前提とした広報ツールとして整備しています。

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PR動画について

各施設の魅力を整理したPR動画を制作し、全施設をまとめた動画データもあわせて構築しました。万博来場者への放映や県の配信媒体での活用を想定した設計となっています。

また、閲覧者の多様性に配慮し、障害のある方や子ども、訪日外国人観光客などにも情報が届くよう設計されています。音声がなくても内容が伝わる構成とし、字幕は日本語と英語を併記するなど、アクセシビリティへの配慮を行っています。

VR静止画コンテンツと動画コンテンツを組み合わせることで、空間体験と活動理解の双方を補完する構造を設計しました。来館前の接点創出だけでなく、遠方層や将来的な来訪検討層に対する継続的な情報発信基盤として機能することを想定しています。

あわせて、「My Museum Log」を用意しました。ミュージアムを巡った体験を自分だけの記録として残せるシートであり、VRツアーや実際の訪問で出会った作品や場所、そこで感じたことや気づきを自由に書き込める内容としています。体験を振り返る機会を設けることで、鑑賞を一過性のものにせず、継続的な関心や再訪へとつなげる設計としました。

まとめ

兵庫県「HYOGOミュージアム魅力発信プロジェクト」では、2025年大阪・関西万博を契機とした広域来訪を見据え、県立ミュージアム8施設の魅力を一体的に発信するため、VR静止画およびPR動画を制作しました。

博物館・美術館における保存と活用の分断、来館前接点の不足という構造的課題に対し、万博会場での活用も想定したデジタル体験コンテンツを整備することで、認知拡大と施設間周遊の促進を図る取り組みとなっています。

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