メタバース制作の依頼ガイド【費用や期間も紹介】

1.メタバースが注目されている理由

社会に大きくインパクトを与えたのは、2021年10月にFacebook社が社名を「メタ（Meta）」に変更したことです。メタバースへの今後の成長可能性を視野に大きく舵を切ったことは、投資家だけでなく一般ユーザーの間でも話題となりました。

また、新型コロナウイルス感染症もこの動きを加速させたと言われています。
世界規模で感染症が拡大したことで、国境を越えた往来はもちろん、大勢の人が集まるようなイベントや催しが実施できなくなりました。新型コロナウイルス感染症に限らず、今後このような事態がいつ何時起こるのかは誰も予測ができません。

そんな中、メタバースはそれぞれが好きな場所から3DCG空間にアクセス可能で、交流やビジネス、購買活動を行うことができ、まさに第三の世界として存在しています。

こうした世の中の変化が、非接触ながらも実在感のあるメタバースへのニーズを高めたと言えるでしょう。

さらに、通信環境の変化もメタバースが注目されている理由の一つです。

今後5Gや6Gなど通信容量が大きく・高速になることで3DCG空間での違和感が軽減され仮想空間で快適に過ごせるようになります。

4Gやスマートフォンの普及でYouTuberという職業が生まれたように、メタバースの普及で新たな職業が生まれることも期待されています。

2.メタバースの種類について

メタバースには大きく分けて「現実を再現した空間」「現実には存在しない、オリジナルの空間」の二つがあります。まずは、活用したいと検討中のメタバースはどちらになるのか見てみましょう。

2-1.現実空間を再現したメタバース空間

こちらは現実に存在する空間を再現したパターンです。上記で紹介しているのは弊社リプロネクスト 新潟オフィス。メタバースオフィスは、現実のオフィスをベースに3DCGで空間を制作しています。メタバースでオフィスを再現することで、

• 採用活動で、遠方の求職者にもオフィスの雰囲気を疑似体験してもらえる
• リモートワーク中のコミュニケーションを活性化
• 研修やインターンシップを実施できる

といったメリットがあります。そのほかにも以下のようなシーンで現実空間を再現したメタバースは活用されています。

こんなシーンで使われています

• オープンキャンパス・学校紹介
• 観光地案内
• 工場見学
• シミュレーション・安全研修
• 物件紹介
• スポーツ観戦・音楽ライブ
• バーチャルショップ
• 美術館・博物館

2-2.オリジナルのメタバース空間

続いては、現実に存在しない空間をオリジナルで制作するパターンです。画像で紹介している「メタバース初詣」は、2023年元日にリプロネクストが公開した架空のメタバース神社。おみくじを選ぶと空中に浮かぶ島に移動するなど、現実では起こり得ないような演出ができるのが魅力です。

教育のシーンであれば、恐竜が生息していた時代を再現したり、人体をメタバースで表現したりすることで、座学とは異なる新たな学習体験が実現できます。

こんなシーンで使われています

• イベント
• 教育
• 合同説明会・展示会
• バーチャルショップ
• オンラインサロン

3.現実空間を再現したメタバースの制作フロー

ここからは、現実空間を再現したメタバースの制作フローをお伝えします。

1.お打ち合わせ

まずはお打ち合わせをし、メタバースを使う目的や想定ターゲットなどをお伺いします。お打ち合わせは対面やオンラインで実施。ヒアリングした内容をもとに、どんなコンテンツがあると良いか・どうすると魅力が伝わるかを企画・提案させていただきます。

2.プラットフォームの決定

お打ち合わせの内容をもとに、メタバースを公開する際のプラットフォームを決めます。国内外問わず、プラットフォームにはそれぞれ強みや弱みがあります。お客様の目的に合わせてご提案させていただきます。すでにご希望のプラットフォームが決まっている場合はお申し付けください。

▶︎▶︎関連記事：メタバースを体験できるプラットフォーム9選【目的別におすすめを紹介】

3.現実空間の素材収集

メタバースで再現する空間の情報を集めます。お客様から空間のお写真を支給いただく場合や、弊社で現地に撮影に伺う場合があります。フォトグラメトリの技術を活用することもあります。

4.制作

弊社所属の専門スタッフがメタバース空間を制作します。空間自体や、空間に配置する3DCGオブジェクト、ご希望によってはアバターも制作します。ナレーションやBGM、画像や動画、資料の埋め込みなども可能。

この段階で、メタバース空間内のギミック（仕掛け）等も実装に向けて調整します。

5.メタバース空間のプレビュー

制作したメタバース空間をご確認いただきます。実際に空間に入っていただき、広さやデザイン、操作感などを体験いただきます。

6.修正

プレビュー後に、必要に応じて修正を行います。

7.納品

メタバース空間が完成後、プラットフォームへのアップロードを行います。「メタバースで行うイベントを企画・運営してほしい」など、納品後のメタバースの活用方法のご相談やご質問なども承っております。

4.オリジナルのメタバース空間の制作フロー

続いては、オリジナルでメタバースを制作する場合のフローをお伝えします。

1.お打ち合わせ

まずはお打ち合わせをし、今回メタバースを使う目的や想定ターゲットなどをお伺いします。お打ち合わせは対面やオンラインで実施。ヒアリングした内容をもとに、どんなコンテンツがあると良いか・どうすると魅力が伝わるかを企画・提案させていただきます。

2.プラットフォームの決定

お打ち合わせの内容をもとに、メタバースを公開する際のプラットフォームを決めます。国内外問わず、プラットフォームにはそれぞれ強みや弱みがあります。

お客様の目的に合わせてご提案させていただきます。すでにご希望のプラットフォームが決まっている場合はお申し付けください。

▶︎▶︎関連記事：メタバースを体験できるプラットフォーム9選【目的別におすすめを紹介】

3.イメージの共有

お打ち合わせの内容を元に、メタバースのイメージ（ラフ）を共有いたします。イラストや簡易的な3D空間等で広さや間取り、空間イメージをご確認いただきます。

4.制作

弊社所属の専門スタッフがメタバース空間を制作します。空間自体や、空間に配置する3DCGオブジェクト、ご希望によってはアバターも制作します。ナレーションやBGM、画像や動画、資料の埋め込みなども可能。

この段階で、メタバース空間内のギミック（仕掛け）等も実装に向けて調整します。

5.メタバース空間のプレビュー

制作したメタバース空間をご確認いただきます。実際に空間内に入っていただき、広さやデザイン、操作感などを体験いただきます。

6.修正

プレビュー後に、必要に応じて修正を行います。

7.納品

メタバース空間の完成後、プラットフォームへのアップロードを行います。「メタバースで行うイベントを企画・運営してほしい」など、納品後のメタバースの活用方法のご相談やご質問なども承っております。

5.テンプレートを活用した場合の制作フロー

「まずは試験的にメタバースを使ってみたい」という方には、低価格・短納期でご提供できるテンプレートベースのメタバース制作がおすすめです。

1.打ち合わせ

まずはお打ち合わせをし、今回メタバースを使う目的や想定ターゲットなどをお伺いします。お打ち合わせはオンラインで実施。ヒアリングした内容をもとに、どんなコンテンツを・どうすると魅力が伝わるかをご提案させていただきます。

2.イメージの共有

お打ち合わせの内容を元に、メタバースのイメージ（ラフ）を共有いたします。テンプレートを活用した3D空間で広さや間取り、空間イメージをご確認いただきます。

3.制作

弊社所属の専門スタッフがメタバース空間を制作します。ナレーションやBGM、画像や動画、資料の埋め込みなども可能です。

4.メタバース空間のプレビュー

制作したメタバース空間をご確認いただきます。実際に空間内に入っていただき、広さやデザイン、操作感などを体験いただきます。

5.修正

プレビュー後に、必要に応じて修正を行います。

6.納品

メタバース空間が完成したら、アップロードを行います。「メタバースで行うイベントを企画・運営してほしい」など、納品後のメタバースの活用方法のご相談やご質問なども承っております。

6.メタバース制作に必要な期間

メタバースは制作にどれくらい時間がかかるのか気になっている方も多いことでしょう。企業によって制作期間は異なりますが、弊社の場合は以下のスケジュールで制作が進みます。

7.メタバース制作を依頼する際に掛かる費用

メタバースの価格は、制作にかかる時間や空間の広さで変動します。ここでは、弊社の場合のメタバース制作費用をご紹介します。

ご相談いただければ、無料で個別のお見積りを提出いたしますので、お気軽にご連絡ください。

8.まとめ

この記事では、リプロネクストのメタバース制作ガイドを紹介しました。
リプロネクストではメタバース空間の体験も無料でご案内しているので、気になることがあればいつでもご相談ください。