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【注目のVR SNSサービス5選|仮想空間で広がる新しいコミュニケーションのかたち

【注目のVR SNSサービス5選|仮想空間で広がる新しいコミュニケーションのかたち

VR SNSは、仮想空間で人と人がリアルのように交流できる新しいSNSです。
本記事では、VRChatやRoomiqなど注目のソーシャルVRサービス5選を取り上げ、2025年に注目されるVR SNSの最新動向を解説します。

1. VR SNSとは?リアルと仮想が交わる新しいコミュニケーション

1-1. VR SNS(バーチャルリアリティ・ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の基本

VR SNSとは、仮想空間内でユーザー同士がアバターを通じて交流できるSNSの一種です。
テキストや画像中心の従来型SNSとは異なり、アバターを介して「その場にいるような」コミュニケーションを体験できます。

VRデバイスやヘッドマウントディスプレイを使い、空間の中で会話したり、イベントに参加したりできる点が特徴です。
近年では、VR機器を持たないユーザーもブラウザやスマートフォンからアクセスできるようになり、より多様な形で利用が広がっています。

こうしたサービスは、現在では「メタバースSNS」と呼ばれることもありますが、本質は同じく“仮想空間で人がつながるSNS”です。

1-2. SNSが“空間化”することで生まれる体験の変化

SNSが文字や画像だけでなく「空間そのもの」を共有できるようになったことで、コミュニケーションは新しい段階へと進化しました。
ユーザーは仮想空間に集まり、会話やパフォーマンス、ワークショップなどを通じてリアルさに近い体験を共有できます。
これは、単なる情報交換を超えた“共体験型のSNS”として、教育・観光・文化など幅広い分野に応用され始めています。

2. 注目のVR SNSサービス5選【2025年最新版】

2-1. Roomiq(株式会社リプロネクスト)|国内発のブラウザ型メタバース

株式会社リプロネクストが提供する「Roomiq」は、アプリのダウンロードが不要なブラウザ型メタバースプラットフォームです。
PC・タブレット・スマートフォンから手軽にアクセスでき、直感的な操作性と高精細なグラフィックを実現しています。

NTTコノキューが運営した「DOOR」を継承しており、自治体によるひきこもり支援や観光案内、教育現場でのオンライン授業など、幅広い導入実績があります。
オリジナル空間の構築やアクセス分析にも対応し、初めて仮想空間を導入する組織にも最適です。

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2-2. VRChat|世界最大級のソーシャルVRプラットフォーム

VRChatはいま最も注目度の高いソーシャルVRサービスの一つです。
ネットワーク上で大人数がリアルタイムに交流でき、アバターの身振り手振りまで表現可能なため、まるで実際に会っているかのような感覚でコミュニケーションを取ることができます。

また、ユーザー自身がコンテンツを制作・編集できる点も大きな特徴です。
自分のキャラクターやワールドを自由に作成し、展示会やライブイベントなども活発に行われています。

2-3. Horizon(Meta社)|SNS×VRの融合を目指すグローバル空間

Meta社が運営するソーシャルVRサービス「Facebook Horizon」。これは、VR上で全世界中のユーザーとつながるサービスで、現在は非公開ベータとしてサービスが開始されています。

特に注目すべき点としては、まずMeta社のFacebookが全世界に23億以上ものユーザーを抱えているということ。Facebookとの連動は今後どのようになっていくのかはわかりませんが、ユーザーを獲得しやすい立場にあるということは確かだと思います。

また、もう一点は「安全性」について。Facebookは市民権のページを設けて説明していて、Horizonの世界で治安部隊のような組織を設けるとのこと。質問に答えてくれたり、ユーザーを支援してくれるような体制はきちんと整備していくようです。

2-4. cluster(クラスター)|イベント体験に強い国産プラットフォーム

日本発の「cluster」は、バーチャルイベントや展示会を中心に活用されるVR SNSです。
主にバーチャルイベントの開催に特化しており、VRライブやバーチャルスナックの開店、タピオカ祭り、VR空間での映画上映会などなど、あらゆるイベントがclusterのプラットフォームの中で日々開催されています。まさに「徒歩0分のバーチャルイベント会場」。世界のどこからでも参加でき、混雑にも遭遇せず移動コストもかかりません。

さらに、clusterでは公演が終わったイベントも空間丸ごと保存されます。いつでもどこでも、そのイベントを追体験することができるんです。
イベントの開催の仕方・参加の仕方が今後ますます変わってきそうです。

2-5. STYLY|クリエイターが集う表現型SNS

「STYLY」は、アーティストやデザイナーが自分の世界観を3D空間で発信できるXRプラットフォームです。
ブラウザ上で空間を構築し、フォローやコメント機能を通じて交流も可能です。

世界中の都市の3Dデータを活用し、現実と仮想を融合させた“リアルメタバース”を展開しています。
今後はクリエイターや自治体との連携を深め、日常にXRを取り入れる新たなライフスタイルを提案していくと期待されています。

3. VR SNSがもたらす新しいつながり

3-1. 距離や国境を越える“共体験”の拡張

VR SNSの最大の魅力は、物理的な距離を超えて人と人がリアルタイムでつながれる点です。
同じ空間に集まり、会話やライブを共有することで、オンラインとは思えない没入感と一体感が生まれます。

3-2. 教育・地域・文化への応用

教育現場や地域活性の分野でもVR SNSの活用が進んでいます。
たとえば宮崎県では、伝統芸能「神楽」をデジタル空間で再現し、世界中から体験できるようにする取り組みが注目されました。
こうした事例は、地域文化の継承や観光プロモーションにも新たな可能性をもたらしています。

3-3. 企業・自治体の新しい発信チャネル

展示会や説明会、採用イベントを仮想空間で行う企業や自治体も増えています。
VR SNSを活用することで、時間や場所の制約をなくし、より多くの人に情報を届けることができます。

4. まとめ|VR SNSが描く次世代のコミュニケーション

VR SNSは、リアルとデジタルの境界を越えた新しいコミュニケーションの形です。
現在では「メタバースSNS」としても認知が広がり、ビジネス・教育・文化など多方面で活用が進んでいます。
リプロネクストでは、VR SNSやメタバース空間の企画・制作を通じて、企業や自治体の新しい発信を支援しています。
仮想空間の導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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