VR
#採用・研修
バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)とは?事例7選と導入効果を紹介
企業の採用活動やブランド発信の手法として注目を集めている「バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)」。
オフィスの雰囲気や働く環境をオンライン上でリアルに体験できるこの仕組みは、来社が難しい求職者や遠方の顧客に企業の魅力を伝える新しい手段として急速に広がっています。
本記事では、バーチャルオフィスツアーの仕組みや導入メリット、そして最新の企業事例を紹介します。
1. バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)とは
バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)は、360°パノラマ写真や3Dスキャン、VR技術を活用して、オンライン上でオフィス空間をリアルに体験できるコンテンツです。
来社や案内を伴わず、いつでもどこでも社内の雰囲気を伝えられる点が特徴で、採用活動や営業ツールとして導入する企業が増えています。
2. 採用活動で注目される理由
リモート面接が一般化する中で、求職者が「実際の職場環境」をオンラインで確認できる手段として注目が高まっています。
特に就職活動において、オフィス環境を重視する学生は9割を超えるという調査結果もあり、リアルな職場の雰囲気を伝えるバーチャルオフィスツアーは企業ブランディングに大きく寄与します。
3. バーチャルオフィスツアー導入のメリット
3-1. 場所・時間を問わず見学が可能
360°映像により、全国・海外からも自由にアクセス可能。求職者は自分のタイミングでオフィスを見学でき、企業は広範囲な採用アプローチを実現します。
3-2. 働くイメージを可視化し、ミスマッチ防止
実際に社員が働く様子や空間デザインを見せることで、求職者が入社後の自分を具体的に想像できます。結果として「入社後のギャップ」を減らす効果が期待されます。
3-3. 営業・広報など多用途で活用可能
採用だけでなく、顧客向けプレゼンや展示会、学校・自治体の紹介コンテンツなどにも応用可能。近年は「体験を通じた企業理解」を重視する傾向が強まっています。
4. 最新バーチャルオフィスツアー事例7選
4-1. 株式会社リプロネクスト【採用×XR体験ツアー】

リプロネクストでは、自社採用サイトにて「バーチャルオフィスツアー」を公開しています。3Dキャプチャーを活用し、新潟オフィスの空間を高精度で再現しています。
求職者の方にオフィス空間を知っていただきたく、採用サイトのトップページに埋め込んでいます。
4-2.GMOペパボ株式会社【バーチャルオフィスツアー動画】
GMOペパボ株式会社のバーチャルオフィスツアーは、入社日当日の気分を味わうことができます。
視聴者は新入社員目線で先輩に声をかけてもらいながら、オフィスの内部を巡っていきます。
社内だけでなくスタッフの雰囲気も伝わり、入社後の様子が具体的にイメージできる動画です。
4-3.パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社【バーチャルオフィスツアー動画】
システム開発等を行う企業「パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社」。動画では、本社のオープンスペースでのミーティングの様子を、360°映像で見ることができます。
社内はもちろん、ミーティングの様子などの普段はなかなか見ることができない場所も見られるので、視聴者は会社のイメージが掴みやすくなりますね。
▶︎▶︎パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社 公式サイトはこちら
4-4.EY新日本有限責任監査法人【バーチャルオフィスツアー動画】
コンサルティングサービスを行う企業「EY新日本有限責任監査法人」。東京オフィスのバーチャルツアー動画で、オフィスを実際に案内してもらっている感覚で体験ができます。
それぞれのスペースごとに社員の声や、場所についての説明が聞けるので映像と共にイメージを深めることができます。
動画でも360°見渡せるので、会社の情報も細かく伝わります。
▶︎▶︎EY新日本有限責任監査法人 バーチャルオフィスツアーについてはこちら
4-5.楽天株式会社【バーチャルオフィスツアー動画】
「楽天株式会社」のオフィスツアー動画です。エントランスから内部まで、施設を全体的に紹介しています。
動画には実際に社員が働いている様子も映っているので、会社の雰囲気が伝わってきますね。
▶︎▶︎楽天株式会社 公式サイトはこちら
4-6.株式会社キャッチネットワーク
愛知県で有線テレビジョン放送事業やイベント事業を行う「株式会社キャッチネットワーク」。先輩社員2名が360°映像でオフィス環境を紹介しています。
実際に社員が働いている様子を映しながら特徴を言葉で伝えているので、その場で会社案内をしてもらっているかのような体験ができます。
▶︎▶︎株式会社キャッチネットワークVRオフィスツアーはこちら
4-7.株式会社 難波製作所【バーチャル工場見学ツアー】

リプロネクストが担当した「バーチャル工場見学ツアー」は採用/営業ツールの二つの役割を持っています。
コーポレートサイトのリニューアルに合わせて、オンライン工場見学ツアーを導入。採用向けの工場案内コンテンツでもあり、オンライン商談でサービスや設備の特徴を伝えるツールとしても活用されています。
こちらは申請者のみが閲覧可能となっているので、空間を公開する上でセキュリティ面が心配な場合でも安心して利用できます。
▶︎▶︎株式会社 難波製作所様バーチャル工場見学ツアーページはこちら
5. まとめ
採用や営業活動のオンライン化が進む中、バーチャルオフィスツアーは「リアルを超える体験価値」を提供するツールとして定着しています。
求職者・顧客に自社の魅力をわかりやすく伝えるためにも、今後ますます導入が広がっていくでしょう。
リプロネクストでは、バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)をはじめ、AR・メタバースを活用した体験型プロモーションを企画から開発まで支援しています。
「自社の空間を魅力的に伝えたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
▶お問い合わせはこちら