リプロネクスト CEOブログ

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シンプルに考えれば前向きに行動ができる

6年前に起業した時にヒト・モノ・カネがない中でスタートして、起業前後は「起業なんてすごいね」と周りに言われて自分も少し気分が良かった時がありました。

ただ、3ヶ月を過ぎた時に通帳の残高がどんどん減っていき仕事もなくサービスも決まっていない、それでいて自分1人なので1日やることを決めないといけない。

会社員の時に上司の愚痴を言いながら仕事していることがどれだけ良い環境だったのかと思っても遅く、毎日不安で寝るのが遅くなり朝もスッキリと起きれない悪循環にも陥りました。

「このままだと終わる」

と本気で思いました。

終わるって思うとさらに不安になり、自分の人生が真っ暗な感覚でそのことを考えると手が止まることもありました。

何となく不安に思っても意味がない。と思って終わるを定義した時にスッと楽になったことを覚えています。

終わるを考えてみるとまず、会社が続けられなくなって、自分は借金を抱える。あとは周りの知り合いに「終わったんだって」「やっぱりダメだったか」など一瞬の話題になる。

終わりって考えると怖いけど、こんなものかと思った記憶があります。

当時の借金は、300万円くらいなので10年で返済するなら年30万円、月2.5万円と思えば返せるなと思いましたし、20代なら就職もできそう。

そして、なぜか「会社員として働くなら住宅会社の営業として家を売ろう」とまで決めてました。

そこまで、分解して考えると「ダメになっても死ぬわけじゃないからやるかぁ!」と前向きな気持ちになった記憶があります。

(今はまた状況が変わって簡単に返せるお金じゃなくなっていますが)

シンプルに考えてみる。

これを大切にしたから、毎日が前向きに生きていられるようになった気がします。一生懸命行動した結果、失敗したら「ごめんなさい」だし、周りに助けてもらったら「ありがとう」と言う。

朝は「おはようございます」と元気に言って、1日の終わりは次の日の仕事の準備をして帰る。

割と当たり前で誰でもできることだけど、このシンプルなことを考えて行動し続けられる人は意外と少ないのかもしれません。

考えてもどうしようもないことで悩んだり、その日の気分であいさつのクオリティを下げたりなど。

とはいえ、僕も「ムカつく」「考えてしまい悩む」とかまだまだ自分は小っちぇえ男だなと思うことがあるので、日々反省と改善を繰り返しています。

いつだってシンプルに。やろうと思います。

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