リプロネクスト CEOブログ

経営・戦略

地方でも良いではなく地方が良いの時代へ


ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
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新型コロナウイルスが流行ってから地方移住という言葉をよく聞きますよね。

実際に友人の湯沢で会社をやっている人から聞くと頻繁に移住相談が来ると言っていたので、興味ある人はかなりいるんだと思います。

僕は約4年6ヶ月前に新潟にUターンをしてきて、新潟に拠点を置きながら全国の仕事をしようと思っていたので心の中では「みんなが気付く前に既にやっていたんだよな」とちょっとだけ自慢してます。笑

ただ、一方で昨年くらいから「リモートワークだから地方でも良くね?」と言うのには少し疑問を持っていました。

みんなが理想としているのは、東京の会社に所属しながら拠点は地方という考えが多いですが、ちょっと危うい部分もあるかなと思います。

短期(1〜3年)で見ると生活コストも下がって自然が多くて生活しやすく最高だと思いますが、中長期(5年以上)で考えると会社でどんどん出世していくことは想像しにくいかなと思っています。

例えば、東京の会社に出社している上司が悩んでいたとして、すぐ近くにいる人か地方にリモートワークをしている人のどちらに話すか?と言うと会社の近くにいる人だと思います。

すごく小さなことですが、ここでも情報の差は出てしまいます。

この情報の差が積み重なると責任あるプロジェクトを誰に担当してもらうか?と考えたら近くにいて普段から仕事の考え方を知っている人に担当をしてもらう確率は高いと思います。

大切なプロジェクトであればあるほど、膝を突き合わせることが重要になってきます。

と考えると地方移住するのであれば「地方でも良い」ではなく「地方だから良い」ということを発見して磨いていか必要があります。

私たちで言うと「IT×製造業」が地方ならではの強みの一つです。

基本的に私たちの競合は首都圏の会社になるので、VRコンテンツをつくれる会社だとかなり競合がいます。そして、やはり対象となるクライアントの本社も多くが東京のため、単純に考えると東京に会社がある方がアドバンテージがあります。

ただ、私たちのように製造業とコラボしてVRゴーグルを制作している(新商品も検討中)会社はほとんどないため、ハード(VRゴーグル)とソフト(VRコンテンツ)をセットで依頼できる会社を考えると圧倒的に有利になります。

これは1サービスに限ったことではありますが、採用活動でも地方にあるメリットを活かせていかないといずれは壁にぶつかるなと日々思っています。

競合が大手企業が多いので大変な部分はありますが、それ以上に地方に拠点がありながら全国の会社や人とつながることは非常におもしろいです。

まだまだスタートラインに立った段階だと思っているので、これからどんどん攻めていこうと気持ちだけは強く持っています。

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