経営・戦略
過去の失敗は自分が責任から逃げて判断したこと
こんにちは、リプロネクストの藤田です。
リプロネクストは9期目の会社です。
過去を振り返ると直近も含めて色々なハードシングスがありました。
この経験の中で、予期せず自分の経験不足から発生したものもあれば、自分の判断ミスで起きたこともあります。
そして、この判断ミスを振り返ると「自分が責任から逃げて判断したこと」だなと思います。
直近であった話をします。
リプロネクストのMissionとして「疑似体験と気軽なコミュニケーションで社会に可能性を広げる」と掲げていますが、これは仮想空間=デジタルスペースと、いつでも接客・相談ができるAIアバターがいることで、人生の選択肢が広がることを指しています。
と思った時に「より社会にインパクトを出せる会社にするためにIPOしよう」と昨年から動いています。
そんな中で、大きな事業と考えると資金が必要でエクイティ調達を実施することにしました。とは言え、これまでそんな経験も知識もないので、何も知らないままでの活動だと困ると思って、スタートアップで経営企画をやってくれている方に業務委託という形でジョインしてもらいました。
もの凄く知識も豊富で人柄も良くてメチャクチャ頼って行動して、結果として凄く良かったんですが、一方で個人としての反省としては頼りすぎて判断や責任から逃げていた部分もあると思いました。
本来なら自分が決断するべきなのに「全然問題ないですよ」と言われた時に「そんなもんか」と思考が動いていない。
今から考えると、とはいえ自分の意見を言うとか違和感を逃さないとかやれば良かったのに、信頼していたからこそ考えが鈍っていました。
改めて言うと、この経営企画でジョインしてくれた方が悪いわけでもなく、というかむしろ正社員として一緒に働きたいくらいの気持ちがあります。
ただ、このままの自分だとこれから会社が大きくなって、組織ができた時に「それは任せているから」と思考停止して、何か問題が起きた時に慌てて動く可能性もあったので、早く知れて良かったと思っています。
目の前で起きたことは全て自分の責任なので、逃げずに行動していきます。