
(最終更新日:2020年11月12日)
みなさんは見学会や説明会、またはイベント等でVR体験をしているブースを見たことがありますか?実は最近、エンタメ関係だけではなくビジネスでもVRの活用が進んでいます。
VRは空間や体験をその場にいながら疑似体験することができるコンテンツなので、ビジネスとも非常に相性が良いのです。
ただ、VR体験にはVRゴーグルが必要だったり、少人数ずつでしか体験できないことがネックになってしまいます。今回はそんな悩みを解消する「VR×タブレット」の活用についてご紹介! ビジネスで活用する場合にきっと役立つと思います。ぜひご覧ください。
目次
出典:LOCAL PRESS NIIGATA
「VR×タブレット」ということで真っ先に思い浮かぶのは、タブレットで視聴できるVRゴーグルがあるの?ということだと思います。
ただ、残念ながらそういったものは現在ありません。一般に販売されているタブレットの多くは、7インチ以上となっていることがほとんど。VRゴーグルも対応サイズは4~6インチ程度のものが多いので、既存のVRゴーグルにタブレットは装着することができません。
では、どうやってVRにおいてタブレットを活用するのか。
次の項目では具体的な活用方法についてお伝えいたします。
タブレット活用が適している場面はズバリ、大人数が集まっている時や複数人の体験者がいる時です。
冒頭でもお伝えしたように、VRはそれぞれにVRゴーグルが必要ですし、それゆえ少人数ずつでしか体験できないので非常に体験の回転率が悪いのです。
そういった悩みに対して、タブレットを活用することにより効率よく体験してもらうことができるんです。
それでは、具体的な場面を紹介していきます。
沢山の人にVRを体験してもらいたいという想いから、たくさんのVRゴーグルを用意することもあるでしょう。ただ、一人ひとりのお客さんにヘッドセットをつけてあげて、操作の説明をして、補助をして…などをしていたらまわりませんし、多くの人手が必要になります。
しかし、タブレットとVRゴーグルを連動させ、タブレットから複数台同時にVRゴーグルを操作することができれば、必要人員の削減やブースの回転率向上に役立ちます。
複数のVRゴーグルを用いて複数人同時にVR体験をするときはタブレットは必須かなと思います。
■VR端末操作システム詳細はこちら
続いては、VRゴーグルを大量に用意しなくても手軽に複数人でVRを楽しめる方法です。VRの視聴画面をミラーリングすることで、VRを実際に体験していない人でもVR上の画面を見ることができるんです。
ブース等に訪れた人は、化粧等の関係でVRゴーグルをつけたくない方もいるでしょう。そういった方でも手軽にVRに触れることができるようにしておくのも非常に効果的な活用方法かなと思います。
ここでは参考として、Oculus Questでのタブレットへのミラーリング方法をご紹介します。簡単にできるので、ぜひ以下の方法を試してみてください。
①タブレットでOculusアプリをインストール・開く
②設定画面から、Oculus Questとタブレットをペアリングする
⇒「接続済み」という表示が出れば接続完了
③設定画面右上のミラーリングアイコンをタップ
④ミラーリング元を選択
⑤Oculus Questへ申請が飛ぶので承認を行う
今回はVR×タブレットのビジネスにおける活用についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最新技術であるVR。イベント等で活用すれば、VR体験を目当てに立ち寄る人もいるほど注目されています。
そんなVRは自社の商品やサービスの良さをリアルに伝えていくにはおすすめのツールです。だからこそ、多くの人に体験してもらうためにもタブレット等を上手に活用していきたいですね。
今回の記事を参考に、ビジネスシーンでVRを活用してみてはいかがでしょうか。