
VR元年と言われた2016年から3年が経ち、様々な場所でVRコンテンツが使われています。その中でも近年勢いがあるのが人気アーティストたちのライブが味わえるVRコンサート。まるで自分がライブ会場にいるかのような体験ができます。
今回はそんなVR映像を使ったコンサート事例5選をご紹介します!
目次
皆さんは「コンサートに行きたかったけど、チケットが取れなかった」なんて経験ありませんか?
VRコンサートでは家にいながらゴーグルをかけて映像を視聴することで、まるで自分がライブ会場にいるかのような体験ができます。
またカメラワークも最高で、最前列やアーティストの中心といった今までにない角度からライブに参加が可能。なので、ステージから遠く離れた席のように「せっかく来たのにアーティストが小さくて見えない!!」なんてこともなくなります。
チケット転売の続出や、ライブに行きたくてもチケットが手に入らないという状況がある中で、VRコンサートへの注目は今後もさらに集まっていくでしょう。
では、実際にVRコンサートの事例を紹介していきます。
こちらは大原櫻子さんの人気曲『Happy Days』のVRコンサート動画です。ステージ中央から左右の端まで様々な位置から鑑賞可能。
後ろを振り返ってみるとライブを見に来た多くのお客さんが。動画では櫻子さんが至近距離で歌ってくれるので、一番ライブがよく見えるVIP席で鑑賞している気分が味わえます。一緒にジャンプして一体感を楽しんじゃいましょう!
世界で活躍する日本人アーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅさんもVR配信コンサートを行なっています。「Kyary Pamyu Pamyu 5iVE YEARS MONSTER WORLD TOUR2016」サンフランシスコ公演では、会場にVR撮影用のカメラを含む4Kカメラ計10台が設置され、ライブ全編の撮影が実施されました。当作品は国内外の様々な技術展覧会で発表されるなど、VRコンサートの先駆けとなりました。
さらに、2016年に行われた武道館ファイナル公演の映像を収めた「KPP 5iVE YEARS MONSTER WORLD TOUR 2016 in Nippon Budokan」にも初回特典としてVR映像が付いています。
■VR × きゃりーぱみゅぱみゅの公式サイトはこちら
こちらの作品は、PS4のゲームソフト「KINGDOM HERTS」のテーマソングで、宇多田ヒカルさんのライブツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」から『光』と『誓い』の2曲を収録したPS VR専用タイトル。
VR内では、会場全体を眺めてみたり、本人が歌う目の前で鑑賞したりと3パターンのアングルから視聴可能です。宇多田ヒカルさんが自分のために歌ってくれるような臨場感ある体験をすることができます。
■PS4『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 – “光” & “誓い” – VR』のダウンロードサイトははこちら
そんなエルトン・ジョンは2018年9月からスタートした自身の引退前最後となるワールドツアー「Farewell Yellow Brick Road」を展開中。このツアーは3年にも渡る大規模なもので、その際に公開されたのがこちらのVR映像です。
誰もが一度は聞いたことがある『ロケットマン』や『僕の歌は君の歌』などが収録されています。
心に染みるバラードや熱量のあるライブは見ていて圧巻ですね…
こちらの映像は2018年8月31日に行われたVRコンサート「輝夜 月VR LIVE@Zepp VR」のダイジェスト映像です。ライブ前にあらかじめチケットを購入し、VRデバイス向けアプリ「cluster」にて視聴可能。仮想空間で行うVRコンサートなら、人間だけでなくキャラクターも公演を行うことができます。
現実世界のコンサートと同様に、チケットを購入してリアルタイムで憧れのキャラクターのライブを楽しめるのがVRコンサートの魅力です。
■KAGUYA LUNAオフィシャルサイトはこちら
いかがでしたでしょうか。
国内海外問わず様々なコンサートでVRが使用されているのがお分りいただけたかと思います。VRコンサートで参加するライブは、実際のライブと変わらないくらい会場の一体感と迫力を感じることができます。また、Vtuberのように憧れのキャラクターにリアルタイムで会えるなど、ライブの楽しみ方も多様化しつつあります。
今まで諦めていたコンサートもVRで参加できる日が近いかもしれませんね。