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VR・360度
2019.11.19

建築業界のVR活用事例5選【業界の転換期】

建築業界のVR活用事例5選【業界の転換期】

近年急速に普及が進むVR技術。ゲームや動画などのエンタメ関連だけでなく様々な分野で利用されています。最近では、建築業界でも導入が進められており業界の転換期を迎えています。
今回は建築業界のVR活用事例5選をご紹介します!

 

「VR」×「建築」の相性は最高

建築業界のVR活用事例5選
VR技術は仮想空間であらゆる擬似体験をすることが可能。
そんなVR技術を建築業界に導入することで、作業員の研修や安全性向上に活用されています。実際の現場に出る前に仮想空間で実体験できるため、従業員に教える手間やケガのリスクもありません。
企業側としてもどこでも研修ができるので、研修場所を作る必要がなくなりコスト削減に繋がります。
また、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)で設計現場を3D化して再現することでミスの発見が簡単になりました。設計時点で完成品を事前に体験して改善できるので業務の効率化に繋がります。
建築業界のVR技術の導入により、安全面や効率面等が改善されるようになったことはまさに「建築革命」と言えるでしょう。

建築業界のVR活用事例5選

1.ライトマイルワークス株式会社


ラストマイルワークスのソーシャルVRサービス「comony homes」では、パノラマ写真やCGを基にして3D空間の制作とシミュレーションサービスを行っています。メーカーから購入できる家具をバーチャル空間で置いてみたり、部屋の構成を立体的に可視化することが可能。
また、作成したデータは誰とでも共有可能なため、顧客と不動産業者との情報交換が簡単になります。
モデルハウスを顧客に体験してもらいたい場合や、新たな広告事業を行いたい企業にはオススメです。写真よりも実際に住んだ時のイメージがわきやすいので、お客さん側としても嬉しいですよね。
●ラストマイルワークスの公式ホームページはこちら

2.株式会社明電舎


建築現場での作業員の事故どのように考えていますか?建設業界では毎年300人以上もの尊い命が失われています。明電舎では実際に現場で働く作業員に対して「出張安全体感教育」と称し、労働災害の恐ろしさを教育しています。
この企業では「安全体感車」が全国に出張し、建築会社に出向いて研修を行います。
作業員がVRゴーグルと専用リモコンを使用し、作業現場で起こりうる危険災害を擬似体験します。実際に体感することが難しい建物からの墜落や、火花散布によるヤケドなどの災害もVRによって体感可能。作業員の安全意識を向上させたい企業には有効な研修と言えるでしょう。
●明電舎の公式ホームページはこちら

3.株式会社積木製作


積木製作はVR研修や空間デザイン、プロモーション開発などの分野におけるVR技術が強みの企業。
中でもこの企業が開発した「VROX」は建築や不動産に特化したVRシステムです。
タブレット端末を使用して間取り図を覗き込むと、実際の部屋が立体化された間取り図が表示されます。
さらに、顧客を現場に案内してタブレット端末をかざせば、工事途中の建物の完成イメージを見る事ができる画期的なシステムです。
これまでは紙の図面が中心でしたが、今後は顧客からも視覚的に分かりやすいタブレットを用いた図面の普及が進みそうです。
●積木製作の公式ホームページはこちら

4.大成建設株式会社

建築業界のVR活用事例5選
出展:moguraVR
大成建設ではVR技術を使って重機を遠隔地から操縦するシステムを開発。
作業員がHMDと呼ばれるVRゴーグルを装着し、手元のリモコンで操作を行います。
このシステムの凄いところは、遠くから操作しても実際に重機に乗っているかのような感覚で操縦できること。重機の左右に設置した特殊な魚眼カメラにより、対象との距離感や奥行きを把握する事ができます。
システムの普及が進めば、実際に作業員が現場にいなくても工事を進められますね。
●大成建設公式ホームページはこちら

5.株式会社NECソリューションイノベータ


出展:NECソリューションイノベータ
NECソリューションイノベータでは「人材育成」「事故発生防止」「現場体験」など、あらゆるVR技術を提供。建設現場をVRで再現し仮想空間で研修を行う事により未然に事故を防いだり、作業前点検の重要性を再確認する事ができます。また、バーチャル空間で3次元モデルを作る事で、各工程で問題点を指摘し合い、早急に解決を行えます。この企業ではVRコンテンツの導入から製作まで幅広く支援していることが魅力です。
●NECソリューションイノベータの公式ホームページはこちら

まとめ:VR技術は「安全」・「効率化」に重要な役割

いかがだったでしょうか。建築業界においてVR技術は作業員の安全意識向上や重機の遠隔操作など、幅広く活用されていることが分かりました。また、顧客側の視点で家に居ながらモデルハウスを見られるなど、顧客と企業側との情報交換が変化しつつあります。
今後ますます普及してくるであろうVR技術。建築業界でのVR導入は一つの転換期といえるでしょう。
ぜひ、業務の改善を行いたい企業の方々はVR技術の導入を考えてみてはいかがでしょうか。