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ストリートビューで堪能する美術館・博物館5選【休館・海外でも自宅から】
実は、世界中の美術館や博物館を“自宅にいながら散策・鑑賞”できるデジタルサービスがあるのをご存知でしょうか。
それが、Googleが提供するアート体験プラットフォーム「Google Arts & Culture」です。
このプラットフォームでは、ストリートビュー技術やバーチャルツアー機能を活用し、世界各地の美術館・博物館をオンラインで見学することができます。
展示室を360度見渡したり、名画の細部まで拡大して鑑賞したりと、まるで現地にいるような没入感を味わえるのが魅力です。
今回は、「Google Arts & Culture」に登録されている美術館・博物館の中から、ストリートビューやバーチャルツアーで楽しめるおすすめスポットを厳選してご紹介します。
休館中や海外旅行が難しいときでも、デジタルの力で“アートの世界旅行”をお楽しみください。
1.ストリートビューで、世界中の美術館を巡ろう!
それでは、早速ストリートビューやバーチャルツアーで楽しめる美術館を巡っていきましょう。
Google Arts & Cultureの中には、日本国内から海外の名館まで、幅広い施設が登録されています。
オンライン上で館内を自由に歩き回ることで、展示の配置や空間の雰囲気までリアルに体験できます。
1-1.東京国立博物館
日本の歴史の中で重要な意味を持っている文化財を数多く展示している「東京国立博物館」。明治5年(1872)に文部省博物局が最初の博覧会を開催し、開館となりました。
館内の厳かな雰囲気も相まって、静かに、じっくりと展示物と向き合うことができるのもこのサービスの良いところかなと思います。写真ではわからない質感であったり、その展示物が醸し出す雰囲気まで感じることができますね。
■東京国立博物館公式HPはこちら
1-2.東京国立近代美術館
続いては、皇居の程近くに立つ、日本で最初の国立美術館「東京国立近代美術館」。13,000点を超える国内最大級の所蔵を誇り、明治から現代までの幅広いジャンルにわたる日本美術の名作や、海外の作品も交えて展示しています。
美術館内を散策してみると、シンプルなつくりになっており、白・ブルー・グリーンなど作品が映える部屋のつくりとなっていることがわかりますね。
ストリートビューだからこそ、順番に展示品を見ているような感覚も味わうことができますね。
■東京国立近代美術館公式HPはこちら
1-3.国立科学博物館
こちらも開館から百数十年が経過している歴史ある博物館「国立科学博物館」。学校の社会科見学で訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。
ストリートビューを見てみると、大迫力の恐竜の化石が多数展示されていますね。こういった立体的な展示品に関しては、やはり単なる写真ではなく、様々な角度から鑑賞できることに大きな価値が生まれてきますね。
■国立科学博物館公式HPはこちら
1-4.オルセー美術館
せっかくストリートビュで鑑賞できるので、世界に飛び出しちゃいましょう!こちらは、フランスにある「オルセー美術館」。フランス絵画が多数展示されています。マネ、ゴッホ、モネ、ゴーギャンと言った有名な画家たちの軌跡を感じることができます。
高い天井で、開放感たっぷりの館内。各所に像が展示されており、なんとも言えない神秘的な雰囲気を感じますね。
■オルセー美術館公式HPはこちら
1-5.ナショナル・ギャラリー
イギリス・ロンドン随一の美術館「ナショナル・ギャラリー」。ゴッホの「ひまわり」を展示していることで有名な美術館です。
ストリートビューを見てみると、なんと大多数の作品に説明がつけられています。これだけ質の高いコンテンツを無料で見れるなんて…。画質もとてもきれい。本当に間近で鑑賞しているようですね。
■ナショナル・ギャラリー公式HPはこちら
2.メタバース時代の新しいアート展示

・出典:あしながサンタ公式サイト
リアルな美術館の魅力はもちろん健在ですが、近年は“メタバース空間での作品展示”も徐々と広がっています。
たとえば、あしながサンタ公式サイトで紹介された「ちいさな画家たち 日本子ども未来展 in メタバース」は、子どもたちの描いた作品をデジタルギャラリーに展示する試みとして注目を集めました。
来場者はアバターで会場を歩きながら作品を鑑賞し、オンライン上で感想を共有できるなど、新しい文化交流の形が生まれています。
ここで使用されているのは、アプリダウンロード不要、スマホやPCで気軽に参加でいるブラウザベースのメタバースプラットフォーム「Roomiq」。
従来のWeb展示よりも没入感が高く、教育・地域イベント・アートプロジェクトなど幅広い分野での活用が進んでいます。
3.まとめ:手軽に芸術に触れてみよう!
いかがでしたか?
ストリートビューやバーチャルツアーを通じて、世界中の芸術作品を身近に感じられたのではないでしょうか。
撮影ポイントも多く、それぞれの展示物をじっくりと鑑賞できる点が、このデジタル鑑賞の大きな魅力です。
現地の空気を感じながら、作品の背景や歴史を学べるオンライン体験。
そして、メタバースを通じた新しいアートのかたち。
忙しい日々の中でも、こうしたバーチャルツアーを活用して“日常にアートを取り入れる時間”を楽しんでみてはいかがでしょうか。