
【最終更新日:2022年11月28日】
いまや、世界最大の動画プラットフォームであるYouTube。
実は、360°VR動画に対応し始めたのは2015年3月。そこからYouTube上にあらゆる360°VR動画がアップロードされています。
VR動画を気軽に楽しめるYouTubeというプラットフォーム。しかし「スマホでYouTube VRを閲覧できない」という声が度々上がります。そこで、今回はスマホでYouTube VRが見られない原因と解決方法をお伝えします。
最後に、YouTube VRをより一層楽しむためのヒントもおまけで紹介しているので、ぜひ最後まで見てください。
スマホでYouTubeの360°動画・VR動画がうまく閲覧できない原因の大半は、「アプリから閲覧をしていない」ということです。
実は、スマホの場合はWebブラウザからYouTube動画をしようとしても、うまく360°VR動画が再生できないんです。
例えば、Webサイトに掲載されている下記のような360°VR動画。
※この動画でぜひ試してみてください!
こちらをスマホでこのまま再生すると…
このように360°の映像が平面に引き延ばされた、少し気持ち悪くなってしまうような動画になってしまいます。
では、どうすれば良いのか。
それはYouTubeアプリから閲覧すればよいのです。
YouTubeアプリは、以下のURLより無料インストールが可能です。
■YouTube App Storeはこちら
■YouTube Google Playはこちら
Webに埋め込まれているVR動画の場合、以下の部分をクリックするとYouTubeアプリに飛ぶことができ、無事360°VR映像を閲覧することができます。
さて、アプリから閲覧すると映像はどのような違いがあるでしょうか。
はじめにこのような表示が出てきます。スマホの向きを感知して、それに合わせて映像も動くようになっています。
また、指でスワイプしてみても見渡す方向を変えることが可能です。
YouTubeで360°動画を閲覧する方法はこれで以上です。
YouTube VRをスマホで楽しむには、アプリをインストールし、アプリから閲覧することを覚えておいてください。
それでは、スマホで360°VR動画をより楽しむためのポイントをお伝えします!
それは、VRゴーグルを使用すること。
実は、スマホ用VRゴーグルは100円均一で買えるものから、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と呼ばれる高性能なものまで様々あります。VRゴーグルについては以下の記事を参考にしてみてください。
■VRゴーグルの没入感を比べてみた【100均ゴーグルからHMDまで】
■ダイソーに売っている500円のVRゴーグルを試してみた【感想】
■VRゴーグルノベルティとは?【活用&制作事例をまとめて紹介】
VRゴーグルが用意できたら、あとは閲覧の方法です。
閲覧している360°動画の画面を一度タップすると上記のような画面が出てきます。赤い枠で囲ったVRゴーグルのマークをタップすると…。
上記の画像のように、2画面になりました。
人は、「視差」と呼ばれる左右の目が見ている角度の違いで物体を立体的に捉えています。VRはこの「視差」を使って映像を立体的に見せているんです。
上記の画像、左右が少し違いますよね。この違いによって映像の世界に没入することができるんです。
■関連記事:VRの2画面はどういう映像か?【YouTube VRを録画してみた】
ぜひ、VRゴーグルを用意して、映像に入り込んだ体験をしてみてください!
2022年10月より、iPhoneのYouTubeアプリから下記のVRモード(二画面)アイコンが表示されなくなってしまいました。現在、iPhoneユーザーの方はYouTubeアプリからVR映像を体験できなくなっています。
▶︎▶︎参考:YouTubeヘルプ
現在の対処方法は下記になります。
YouTubeアプリ以外のプラットフォームであれば、二画面モードでVR体験ができます。
どうしてもYouTubeで体験したいという方は、二画面モードではなく360°映像として体験できます。
VR映像に比べて没入感は劣りますが、画面の動きやフリックに合わせて360°映像を楽しめます。
PCの場合は対応ブラウザであれば、ブラウザから360°映像を閲覧することができるのですが、「VR映像」として没入感を楽しむにはスマートフォンとVRゴーグルが必要となります。
スマホでYouTube VRを楽しむにはアプリをインストールしなければならないんです。
今やスマホでYouTubeが手軽に見れる時代です。ぜひ、一度はVR体験をしてみてください!